浅田真央引退 お疲れさまそしてありがとう 悲運のアイドルアスリート

1月の全日本フィギュアスケート選手権で12位に終わり、世界選手権代表の座を逃した浅田真央が自身のブログで現役からの引退を発表しました。5歳から始めたフィギュアスケートの選手生活は20年以上にも及びます。明るい性格と輝くような笑顔でファンを魅了し、日本のフィギュアスケート人気を不動にしたアイドルアスリートでした。いっぽう数々の国際大会で優勝を果たしながら、オリンピックでは銀メダルを一つだけに終った悲運のアスリートでもあります。

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母の期待を一身に担い、家計を支え続けた浅田真央

長らく日本女子フィギュアスケート界を牽引してきた浅田真央さん(26歳)が自身のブログで現役を引退することを発表しました。

今年1月、世界選手権代表の座を逃して今季の残りの大会を休養するとしていましたが、世界選手権が終った段階で5歳から始めた選手生活を終える決断をしたのです。

14歳で世界の女子フィギュアスケート界で実力世界一になりながらオリンピックの出場年齢規定にわずか87日足りず2010年のトリノオリンピックには出場できませんでした。

トリノ五輪では浅田に次いで2番手だった荒川静香が出場して金メダルを獲得しています。

明るい性格と愛らしい笑顔でファンに愛され、卓球の福原愛と並ぶ国民的人気を誇るスポーツ選手となりました。

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日本選手権は6度、世界選手権では3度優勝していますが、オリンピックでは2010年のバンクーバーオリンピックでの銀メダルが最高の結果です。

2014年のソチオリンピックでは6位に終わり、現役引退かと言われていましたが、日本スケート連盟の看板アスリートである浅田には現役を続行して欲しいとの有形無形の圧力があり、浅田自身にもやり残したことがあるという想いから今日まで現役生活を続けてきました。

国民的人気の高さはずっと変わらず、その動向は常に注目され、CMなどにも多数起用されています。

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身体が成長して、20歳を過ぎるころからカラダのバランスが変わり、かつてのようなキレのあるジャンプが飛べなくなってきました。

その分を表現力を高めることでカバーしてトップ選手としての地位を守ってきたのです。

しかし20代半ばを迎え明らかに選手としてのピークは過ぎており、しだいにマスコミの関心は浅田がいつ現役を退くのかに興味が移っていきます。

この間2016年以降国際大会でも国内大会でも優勝することができず、不振にあえいでいました。

今年1月の日本選手権で12位に終わり、世界選手権代表の座を逃したことが現役引退を決意する直接のきっかけとなったのです。

トリノ五輪金メダリストとして華々しく現役生活を終えた荒川静香とは対照的な寂しい引退宣言となってしまいました。

しかし10代で世界のトップにたち、それから長きにわたり日本女子フィギュアスケート界を牽引し、ファンを呼べる選手として経営が苦しかった日本スケート連盟を黒字団体に立て直した功績は誰も及ばないものがあります。

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人生を賭けて浅田を応援し続けて亡くなった母の浅田匡子さん、売れっ子ホストを続けて浅田姉妹を育てた父の浅田敏治さん、母の関心を妹真央に奪われて道に迷ってしまった姉の浅田舞さん、笑顔の陰で家族の闇を抱えながら選手生活を続けてきた浅田にとって現役からの引退は辛いものである反面、ほっとする部分もあるだろうと推察されます。

浅田はブログで引退についてこう語りました。

真央ブログ

2017年4月10日(月)

ご報告致します。

突然ですが、私、浅田真央は、フィギュアスケート選手として終える決断を致しました。

今まで、長くスケートが出来たのも、たくさんの事を乗り越えてこれたのも、多くの方からの支えや応援があったからだと思います。

ソチオリンピックシーズンの世界選手権は最高の演技と結果で終える事ができました。その時に選手生活を終えていたら、今も選手として復帰することを望んでいたかもしれません。実際に選手としてやってみなければ分からない事もたくさんありました。

復帰してからは、自分が望む演技や結果を出す事が出来ず、悩む事が多くなりました。

そして、去年の全日本選手権を終えた後、それまでの自分を支えてきた目標が消え、選手として続ける自分の気力もなくなりました。このような決断になりましたが、私のフィギュアスケート人生に悔いはありません。

これは、自分にとって大きな決断でしたが、人生の中の1つの通過点だと思っています。この先も新たな夢や目標を見つけて、笑顔を忘れずに、前進していきたいと思っています。

皆様、今までたくさんの応援、本当にありがとうございました。

浅田真央

今後は十分休養して心と体をリフレッシュしてもう一度あの輝くような真央スマイルを私たちに見せてほしいものです。

真央ちゃん おつかれさまでした、そしてありがとう

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