渡辺美優紀 吉本と全面対決姿勢が鮮明に!神戸で芸能活動を再開
2016年8月にNMB48を卒業し、芸能活動を休止していた渡辺美優紀が「神戸みなと温泉 蓮」のイメージキャラクターとして同温泉のイメージビデオに出演していることがわかりました。さらに6月1日からスイーツ&ベーカリー ル・パン神戸北野でもイメージキャラクターを務めているようです。NMB48卒業後の活動は未定として、芸能界引退の可能性までにじませていた渡辺でしたが、卒業後もTwitterやインスタグラムなどを通じてその近況を発信し続けています。
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神戸の実業家がパトロンとなって神戸でのタレント活動を再開しているらしい
みるきーが2017年4月にオフィシャルブログを立ち上げたことで、いよいよ本格的に芸能活動を再開するのではないかとささやかれていました。
4月24日のエントリーでは新興のインターネット配信テレビFRESHに渡辺美優紀チャンネルができたことがアナウンスされ、翌日の25日の夜8時から生配信を行うことを発表しました。
ところが当日配信開始時間になっても配信が始まらず、結局ドタキャンとなるトラブルとなってしまいます。
この騒動の裏には、渡辺がNMB時代に所属していた芸能事務所KYORAKU吉本.ホールディングスからの圧力があったのではないかと言われています。
NMB48のメンバーは当時全員がKYORAKU吉本.ホールディングスに所属していましたが、卒業後は系列のプロダクションSHOWTITLEに移籍して芸能活動を続ける者がほとんどでした。
しかし渡辺はそれを拒否したのです。
SHOWTITLE設立以前に卒業したメンバーや卒業後SHOWTITLEに移籍しなかったメンバーは卒業してもすぐには芸能活動を再開できない状態にありました。
吉本興業は自社タレントの移籍や独立に対して厳しいことで知られており、吉本興業の子会社であるKYORAKU吉本.ホールディングスやSHOWTITLEも同じ体質であるのです。
退社後の芸能活動について2年間はこれを認めないという条項が契約書に入っているのではないかと言われています。
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渡辺のFRESH生配信のドタキャン騒動もこの条項に引っかかったのだという説が有力です。
この騒動の結果、渡辺の芸能活動の再開はすぐには難しいのではないかと言われ始めていました。
ところが6月5日、YOUTUBEに渡辺美優紀が出演する温泉のイメージビデオがアップされたのです。
▼そのイメージビデオはこちら
さらに6月7日のオフィシャルブログには、
「神戸みなと温泉 蓮」のイメージキャラクターとして、蓮のPR動画の撮影をしました〜!
という記事がアップされます。
その記事:”神戸みなと温泉 蓮”はこちらです。
これは明らかにタレント活動の再開です。
さらにそれより数日前の6月1日、やはり神戸のスイーツ&ベーカリー ル・パン神戸北野が、6月1日が「World Milk Day」(世界牛乳の日)であることにちなんで”みるきー”の愛称を持つ渡辺美優紀を同店のイメージキャラクターに起用したことを発表していました。
FRESHドタキャン騒動を経験した渡辺がこれだけおおっぴらに活動再開を宣言するからには、KYORAKU吉本.ホールディングスとは話し合いが行われて何らかの決着がついたのだと思われるのです。
吉本興業に後ろ足で砂をかけるようにNMB48を卒業した渡辺が吉本を納得させるのはそう簡単ではなかったでしょう。
渡辺の芸能活動復帰に関して吉本側に何らかのメリットを渡すことが条件になったはずです。
それにはいくつかのパターンが考えられます。
1.渡辺美優紀が新しく所属する事務所と吉本が業務提携して吉本に何パーセントかの手数料を渡す。
もし新しい事務所が吉本に近いところであれば期限なしの業務提携で、新しい事務所が全く吉本と無関係なところであれば期限を限った(おそらく2年間)業務提携ということになるでしょう。
2.渡辺が新たに吉本系列のプロダクション(たとえばSHOWTITLE)に所属してマネジメント契約を結ぶ
などが考えられます。
いずれにしてもSNSを発信し続けて芸能界復帰に執念を燃やしていた渡辺にとって今回の活動再開はうれしいはずです。
NMB48時代から渡辺を応援してきたファンにとっても朗報であることは間違いありません。
これから渡辺がどんな芸能活動を展開していくつもりであるのかはわかりません。
まずはタレント渡辺美優紀にどんな需要があるのか確認しながらの活動になります。
AKBグループで現役時代に人気を誇ったメンバーがグループ卒業後は軒並み低迷している中で、渡辺の前途も決して明るいとは言えません。
そんな困難もみるきーの持ち前の負けん気できっと切り抜けてみせてくれることでしょう。
関連記事:渡辺美優紀FRESH生配信ドタキャン騒動の真相と吉本のブラック体質?
追記(2017年6月17日)
この記事では渡辺美優紀のタレント活動の再開に際して旧所属事務所の親会社吉本と何らかの合意ができたのではないかという推論の元に記事をを記しましたが、今週発売の週刊新潮の記事によれば、渡辺サイドと吉本の間には何の合意もされていず、一方的に渡辺がタレント活動を再開したというのが事実のようです。
先日のERESHの渡辺美優紀チャンネルでの生配信のドタキャン騒動は、配信直前に吉本の2年縛りが存在することを知って、ERESH側が吉本側に渡辺を配信に起用してもいいかと問合せ、それに吉本側がNOと返事をしたとことで起こってしまったようです。
この騒動には強気の渡辺も相当堪えたようです。
渡辺美優紀の窮状を見かねた友人が神戸で事業を展開している父親に事情を話し、その人物(中国人だという情報もあります)が渡辺に救いの手を差し伸べたと言われています。
渡辺を自社の企業の社員として採用し、その人物の地元である神戸での人脈を使って渡辺を売り込み、その結果神戸の企業2社が渡辺をイメージキャラクターに起用したのだと新潮は伝えています。
渡辺サイドは、吉本の2年縛りに納得しておらず、代理人を通じて吉本にこの件に関して見解を求める内容証明を送ったとされています。
和解や合意どころか、事態は全面対決の様相を呈しています。
渡辺と事務所の間にはKYORAKU吉本.ホールディングス在籍中にすでに不穏な空気がありました。
事務所の渡辺に対する待遇やギャラの配分に不満を募らせた渡辺が、母親とともに吉本を訪れ抗議したという事件があったようです。
渡辺にはホテル事件以来、運営と事務所に不信感を持っていて、さらに同期の山本彩との待遇の違いに悔しい思いをしていました。
関連記事:山本彩の卒業はいつ?ホテル事件とシンガーソングライターへの道
渡辺がNMB48卒業後にSHOWTITLEへの移籍を拒絶した裏側にはこんな経緯があったのです。
吉本の2年縛りの根拠は法律用語でいえば、競業避止義務(きょうぎょうひしぎむ)というものです。
企業と雇用契約を結ぶ者は、在職中に競合他社を利する行為をしてはいけないという極めて当たり前の義務です。
問題はその企業との契約を解除した後も競業避止義務を守らなければならないのかということです。
KYORAKU吉本.ホールディングスと雇用契約を結ぶ際に契約解除後について何の取り決めもしていなければ契約解除後の競業避止義務は生じません。
憲法では基本的人権の一つとして職業選択の自由が認められています。
今回のトラブルは、競業避止義務と職業選択の自由のどちらが優先されるのかという問題なのです。
NMB48のメンバーはKYORAKU吉本.ホールディングスと雇用契約(マネジメント契約)を結ぶ際に退職後も2年間は競業避止義務を守るという誓約書を書いて(もしくは書かされて)います。
この誓約書を書いていなければ、渡辺はKYORAKU吉本.ホールディングスとの契約を解除した次の日から別のプロダクションと契約して芸能活動を続けることができます。
しかしこの誓約書を渡辺が自由意志で書いたとすれば、誓約書に記されている内容は効力を持つことになります。
渡辺が誓約書の内容を十分に理解したうえで署名をしているならばこの誓約書は法律的に有効で、2年間は芸防活動を自粛しなければなりません。
一方、渡辺がKYORAKU吉本.ホールディングスと交わした誓約書が、渡辺の意志に反して強制的に書かされたものであればこの誓約書は無効だというわけです。
この判断はとても微妙で難しい問題です。
このトラブルが法廷に持ち込まれた場合、吉本が負ける可能性の方が高いとする法律家も多いのです。
今回渡辺サイドの代理人は吉本に対してこの点をついています。
吉本がこの問題を法廷に持ち込むかどうかはまだわかっていません。
もし法廷闘争になって吉本が敗訴するようなことがあれば、多くのNMB48メンバーや元メンバーが、ドミノ倒しのように渡辺のあとに続くことになるでしょう。
さらに吉本興業本社でも同じ動き(事務所からの独立など)が起きてしまうかもしれません。
吉本はあえて法廷闘争には持ち込まないという判断をするかもしれません。
表向きはどうぞご自由にとしておいて、陰でメディアなどに圧力をかけて、実質的にタレント活動をブロックするという方針をとることも考えられます。
そうすれば吉本の影響力を恐れるメディアなどがそのタレントを起用することを自粛してしまう可能性が大きいからです。
吉本との対決姿勢を鮮明にしてしまった渡辺美優紀をおおっぴらに起用するメディアはほとんどないでしょう。
渡辺が現状のまま神戸ローカルでの活動や海外での活動だけに限定している間は、吉本はこの問題がこれ以上大きくしたいとは思っていません。
これらの仕事ではアルバイト程度のギャラしか稼げないでしょうが今の渡辺にそれ以外の道はありません。
2年縛りが明けるまで我慢の時が続きます。
渡辺のバックについた神戸の実業家についての詳しい情報はわかっていませんが、神戸でパチンコ店を経営していて、過去に不正チップの使用で摘発されたことがある中国籍の人物との噂もあります。
みるきーにとってその人物が足長おじさんであることを祈るばかりです。
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