ふなっしー、経済効果数十億、年収も数億、地元貢献や被災地支援も

2013年以降”ゆるキャラ”の頂点に君臨する”ふなっしー”。決して可愛いとは言えないビジュアルと、驚異の身体能力、お笑い芸人にも負けない”しゃべり”の面白さで、独特のポジションから人気を爆発させました。売れっ子タレント並みにメディアに出演し、キャラクターグッズの売り上げも絶好調です。ご当地への貢献や、被災地支援の活動を続けていることは、あまり知られていません。

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船橋市が公認を拒否した理由とブレークまでの道のり

ご当地ゆるキャラの頂点に立つ”ふなっしー”、2011年平面イラストのキャラクターとして誕生しました。

2012年着ぐるみが完成して活動を始め、Youtubeへの動画アップロードも開始されました。

着ぐるみがあり、「ご当地キャラ」とみなせる活動実績があれば個人でも加入できる『日本ご当地キャラクター協会』(滋賀県彦根市)に参加します。

この協会には、全国のゆるキャラの多くが登録していることから、各地のイベントへの出演依頼が来るようになり、プロダクション的な機能を持っていました。

同年6月協会からの紹介で、、赤ちゃん本舗80周年イベント「全国子育て応援! ご当地キャラ1日店長リレー!!」の、アカチャンホンポ幕張イトーヨーカドー店の一日店長を務めたのが、ふなっしーの最初のイベント出演とされています。

活動を始めた当初は、着ぐるみがチ―プ(製作費4万円)で、あまり可愛いビジュアルとは言い難く、尋常でない高さのジャンプなど、変にキレのある動きがかえって気持ち悪いという反応が多く、ゆるキャラとしては異端で、キワモノとして扱われていました。

▼ふなっしーの尋常でなく高いジャンプ

そのためか、2012年7月『ゆるキャラさみっと』に出演するため、参加条件である船橋市の公認を得ようとしますが拒否されてしまいました。

”ふなばし市民まつり”への出演も船橋商工会議所から断られています。

それでもめげることなく、自主活動を続け、8月の東京都での”船橋市の梨のPRイベント”や、ゆるキャラ仲間の誘い等によって様々な地域イベントに出演するようになりました。

11月下旬「第3回ゆるキャラさみっとin羽生」に参加、同イベントでの『第3回ゆるキャラグランプリ2012』では、参加865体のうち506位に終わっています。

このイベントに参加したふなっしーは、観客との交流の際にアテンドがいなかったため、やむなく自ら話すことを始めました。

これが以外に好評を博し、これ以降『しゃべるゆるキャラ』として活動することになります。

裏声のような甲高い声でよくしゃべり、、語尾や文末に「なっしー」を多用、「ヒャッハー」「梨汁ブシャー」などの奇声を発することで、ますます異端ぶりが色濃くなっていきました。

この時期には、「チープなビジュアルと、ゆるキャラらしくない俊敏な動きが不気味だ」と、地元の千葉日報に評されています。

一方で、尋常でない高さのジャンプや、回転跳び、ヘビメタのヘッドバンギング (head-banging)などを楽々とこなすことから。身体能力の高さが認められるようになっていきます。

しゃべりも達者で、新人のお笑いタレントなどよりは、はるかに気の利いたコメントを出せることから、次第に活躍の場が広がって行きました。

2013年2月から、女優の新垣結衣と他のゆるキャラたちと出演した、アサヒ”十六茶”のCMが放送され、全国的に注目され始めます。

同年2月11日に日本テレビ『スッキリ!!』に出演、テリー伊藤とのやり取りや、加藤浩次と相撲対決をして投げ飛ばされたことがネットで話題となり、ブレークします。

その後の活躍は目覚ましいものがあり、アニメの声優デビューも果たしました。

11月には、アルフィーの高見沢俊彦のプロデュースの「ふな ふな ふなっしー♪」で、CDデビューもしています。

ツイッターのフォロワーは、50万人を超える人気を誇っています。

2013年8月の「ご当地キャラ総選挙2013」(日本百貨店協会主催)で、1万1220ポイントを獲得、2位のオカザえもん(愛知県)に大差をつけて優勝しました。

11月に行われる『ゆるキャラグランプリ 2013』に出場すれば、2冠は確実と思われましたが、

「地域の活性化が大前提にあるなっしー。まだ埋もれているキャラクターがグランプリで1位をとって、そこが活性化するのがこういったグランプリの趣旨なっしー。

連覇を掛けて優勝した人が乗り込むのは、少し違うなっしー」

と語り、出場辞退を表明しています。

ふなっしー人気が全国区になったことで、船橋市は手のひらを返すように公認を打診してきますが、非公認キャラが”ふなっしー”の重要なキャラの要素になってしまったため、公認を受けることはありませんでした。

同年6月選挙によって船橋市長が変わったことで、船橋市とは和解、ふなっしーが市に迷惑をかけたことを謝罪し、10月には、市からは感謝状が贈られています。

ふなッし―のキャラ設定

船橋市の名産品である『梨の妖精

本名は「フナディウス4世」、西暦138年7月4日生まれ。

兄弟は全部で274体あり、ふなっしーは4男。

他にもいくつかの細かい設定が追加されていますが、

「虚言癖があり、言っていることの27.4%が嘘」であると本人が述べているので、真偽は不明です。

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「ふなっしーの中の人」探し

一般的に、多くのゆるキャラは、しゃべることはなく、動きも活発でないため、中で操る人に特殊な能力は必要ありません。

そのため、人気のゆるキャラでは、イベント出演の依頼が重なったりした時のために、複数の着ぐるみや、人材を確保しているのが普通です。、

ところが、ふなっしーは、しゃべるキャラであること、独特の動きが他の人では難しいことから、代替がきかず、一人でやらざるを得ません。

このことで、早くから”ふなっしーの中の人は誰か?”という人探しが始まっていました。

人物については、かつてブログを運営していたことや、目撃情報から複数の候補が上げられました。

特定の決め手になったのは、特許庁が公表している商標登録出願申請者リストでした。

ふなっしーの申請者の名前が、船橋市在住の北見健二となっていたのです。

その後Facebookのプロフィールなどから、北見氏が船橋市の雑貨店VINTAGE-HOUSEのオーナーであることも判明しました。

Youtubeにアップされていたふなっしーの活動初期の動画の背景が、VINTAGE-HOUSEと酷似していたことも決めての一つとなっています。

さらに、NTVの行列のできる法律相談所に出演した際、MCの東野幸治が、ふなっしーに”北見さん”と呼びかけてしまい。ふなっしーがそれに、ビクッと反応してしまったことで、『ふなっしーの中の人』は、北見氏であることが定説になっています。

 

現在VINTAGE-HOUSEは、閉店はしていないものの、休業となっています。

近所の住民によると、『いずれふなっしー人気が終わることは明らかなので、その時のために、お店は残して置く』と言っているのだそうです。

「いずれブームは冷めるから、その時は船橋の公園で子供に喜んでもらえればいい」とも言っているようです。

AKB48の指原莉乃が、2014年2月のテレビ東京『指原の乱』内で、ふなっしー人気に便乗してゆるキャラ開発をするという企画の中で、

笑っていいともで共演しているので、”ふなっしーの中の人”の本名や、横須賀市出身であることを知っている

と暴露しています。

実は、すでに女性セブンが、2013年の12月に、横須賀の北見氏の実家を特定し、母親の電話インタビューに成功しているのです。

母親は、あっさりとふなっしーの母であることを認めてインタビューに応じています。

小さい頃は、優しくて、元気な子供だったことや、学校は図工と体育の成績が良かったことなどを語っています。

独立心が旺盛で、学校の先生からは『生活力がある』という子供らしからぬ評価を受けていたことも明らかにしています。

この人物特定騒動に関しては、個人情報保護や、ゆるキャラへの子供たちの夢を壊すことになるなどの観点から、マツコデラックスなどが強い批判を表明しています。

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ふなっしーの経済効果と推定年収

ご当地ゆるキャラで、熊本県の公認キャラである「くまモン」の経済効果は、累計1200億円と言われています。

「くまモン」人気が爆発して、一定の条件を満たせばキャラクターを無料で使えることから、あらゆる分野でコラボ商品が開発されたことが、この驚くべき数字の理由となっています。

ふなっしーの著作権は、開発者個人に帰属しているので、オリジナルグッズの売り上げは、すべて個人(事務所)に入ります。

ふなっしーが、オリジナルグッズの制作の一部を、東北の被災地に発注したり、売上の一部を公益法人・みちのく未来基金に募金をしていることは、あまり知られていません。

さらに、地元船橋の梨農家には、無料でキャラクター使用を認めています。

他社が開発・販売しているキャラクターグッズや、コラボ商品では、2~3%から20~30%程度のロイヤリティが入ることになります。

原宿のキディランド本店では、2013年のふなっしー関連商品の売り上げが、2013年の店全体の売り上げ12億円の10%を超えていると言っています。

ふなっしー関連グッズは、アマゾンや日本テレビの通販でも扱われており、公式サイトの売上を合計すれば、売上は、10億以上になるとだろうと推定されます。

出演するイベントでの集客効果や、メーカーとのコラボ商品の売上まで含めれば、ふなっしーによる経済効果は、数10億~100億円が見込まれるとの試算もあります。

ふなっしーのイベントやテレビ出演のギャラも高騰し、人気タレント並みに50万から100万とされているようです。

ふなっしー個人の、2013年の年収は、少なく見積もっても2億~3億以上はあるでしょう。

ゆるキャラ界では、これからしばらくの間は、ふなっし―の快進撃が続くと思われます。

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