坂上忍、天才子役の壮絶過去、毒舌キャラでも子供や犬には愛情一杯

俳優としてより、バラエティタレントとして大ブレークしてしまった坂上忍。天才子役と呼ばれた過去には、借金を重ねて行方不明になった父との確執など、人に言えない苦労がありました。毒舌キャラですが、礼儀正しく、弱い者に愛情を注ぐ優しさを持っています。極度の潔癖症になったいきさつや、子役養成への情熱などについても調べてみました。

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父の借金を背負って一家を支えた壮絶な過去

俳優・タレント・歌手・映画監督・演出家とマルチな活動を展開している坂上忍。

東京都杉並区出身、1967年6月1日生まれの49歳です。(2017年1月現在)

両親と兄の4人家族でした。

坂上勝也は、新聞記者でしたが、太宰治に憧れて作家(ペンネーム坂上精一郎)を目指して脱サラ、自ら出版社を立ち上げています。

忍はおばあちゃん子でしたが、2歳8か月の時に大好きだった祖母が他界してから、ふさぎこんで誰とも口をきかなくなってしまいました。

心配した母が連れて行った病院の医師から、「習い事でもさせて友達を作ったほうが良い」と勧められ、近所の子役劇団”若草”に入ることになりました。

レッスンはいやでいやで仕方がなく、劇団では劣等生で、いつも廊下に立たされていました。

ところがオーディションでは連戦連勝、すぐに子役としての才能を見いだされ、デビューします。

天才子役と呼ばれて大活躍しますが、小学校に上がってからは、イジメの標的になってしまい、自殺を考えるほどの、辛い学校生活を強いられました。

そのため、子役の仕事はずっと辞めたいと思っていました。

その頃の父は、兄弟にとっては自慢の父であり、時々連れていってくれる鮨屋が、何よりの楽しみでした。

ところが父が、会社経営に失敗した揚句、ギャンブル(賭け麻雀)にもはまり、忍が稼いだギャラまで注ぎ込むようになります。

母に暴力をふるうようにもなり、家庭は崩壊してしまいました。

一家の稼ぎ頭として子役業をやめることができなくなってしまったので、中学卒業までは子役を続けようと覚悟しました。

多額の負債を抱えてからも父の暮らしぶりは改まらず、忍の小学校高学年から中学時代には暴力団が自宅に取り立てに押し掛けるまでになっています。

やがて父が行方をくらましてしまったため、中学の卒業式の翌日に母親と兄を連れて家庭裁判所に赴き離婚を申し立てます。

そらからしばらくして離婚は認められたものの、父の借金の連帯保証人であった母の借金は1億円以上も残っていました。

裁判所からは離婚を認められた時に、兄が母のそばにいて母を見守ること、忍がお金の面倒を見るように言われています。

母は内職や夜の仕事で返済を続けますが、そんな程度では返せるはずもなく、忍の稼ぎで返済を続けました。

中学卒業後は東海大学付属高輪台高等学校への進学が決まっていましたが、このような事情で、入学式当日に退学を決めています。

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仕事を選ばず、テレビ・映画・舞台に出演を続け、25歳で借金を完済しました。

行方不明だった父とはずっと絶縁状態が続いていました。

借金が完済されたころから、母親を通して会いたいと言われるようになりましたが、長い間拒否していました。

父親が生活を改めたと聞いて、20代後半になって、会うことを決断します。

父は、焼鳥屋のアルバイトをしながら執筆活動を続け、1995年処女小説”歳月のかたみ”を出版、忍も出版記念の会に駆けつけています。

そして、父が忍に鮨をおごるという条件で母と3人で食事をすることを了解しました。

ところが、食事が済んだあと会計の際に、母が勘定を払ったのを見て、忍が激怒、この男のことは一生許さないと決めました。

その後一切会うことがないまま、父は2012年に他界してしまいます。

後にそのことを悔やんで、父の墓の前で号泣する姿がバラエティ番組で紹介されています。

現在も母は、新宿歌舞伎町で『THEテレビジョン』というスナックを営んでいて、兄は映画プロデューサーとして活動しています。

兄には2人の娘がいて、忍にとっては姪に当たります。

坂上麗(19)と光(14)という名で、忍がNTV「おしゃれイズム」に出演した際に、10年ぶりに一緒に買い物をする様子が放送されました。

忍はヘビースモーカーとしても知られており、1日に7箱も吸うと言う情報もあります。

20代後半には、役者として生きるしか自分の道はないと思い定めていましたが、借金がなくなったことで、働くことの目標を失ってしまいました。

10代のころから、稼いだ金に意味を見いだせず、皮肉なことに父がはまって人生を狂わせたギャンブルに、忍もはまっていきます。

毎年年末に残った貯金を、全額競艇に注ぎ込むという習慣は、このころから始まっています。

2001年CAだった一般女性と結婚しますが、2003年に離婚しています。

忍は離婚の理由について、家に帰ると誰かがいることに耐えられなかったと語っていますが、ギャンブル癖も離婚理由の一つのようです。

極度の潔癖症はこのころから始まりました。

過去の生い立ちのトラウマや、前妻に対する贖罪の気持ちが、心理的な強迫観念になって、潔癖症になっているのかも知れません。

坂上忍の潔癖伝説

1日に50枚以上のタオルを使い、1日に何度もお風呂に入る

一回着た服はすぐに洗う(洗濯は1日に7回ほど)

来客は、床に新聞紙を引いてそこに座らせる(だから基本客は呼ばない)

電車やバスのつり革には、手を触れない

ポテトチップスは、箸で食べる

車の助手席でクッキーを食べた女性を、すぐに車から降ろした

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新たな人生の目標と生きがい

大人たちには、厳しい態度で接していますが、子供や犬などの弱いものには惜しみなく愛情を注ぐ一面があります。

大の犬好きとしても知られていて、現在は8頭の犬と同居しています。

若い頃に毎晩飲み歩いていて、まともに世話をすることができないまま手放し、死に目にも会えなかった愛犬(ウェルシュ・コーギー)のことが現在でも忘れられないと語っています。

そのためか、年とって介護が必要になった老犬を引きとって最期を看取ったりもしているようです。

一方で、人気がある内はちやほやされて、あっという間に使い捨てられていく子役たちの現状に胸を痛めていました。

そこで、自立できる強いメンタルを持った子役を、自分の手で育てようと決心して、少人数制の子役養成所”アヴァンセ”を設立します。

子供たちを大人と同じように扱い、追いこんで追い込んで、開放された時の感情の爆発を経験させて、演技の面白さを体験させるという独特の手法をとっています。

”アヴァンセ”での坂上の様子が、たびたびメディアに紹介され、入所希望者が殺到しています。

この事業は、坂上の人生にとって初めての生きがいになっているのかも知れません。

俳優のほかに、映画監督、舞台演出、歌手と、多彩な活動をしていましたが、2008年『踊る!さんま御殿!!』に出演し、その毒舌キャラや、潔癖症などの素顔が紹介されて、話題を呼びます。

その後バラエティ番組への出演オファーが相次ぎ、”ブスは嫌い”などの毒舌で注目を浴びます。

毒舌キャラでありながら、女性からも嫌われてはいないようです。

先輩・後輩のケジメや、礼儀もしっかりしていて、若手も”さん付け”で呼ぶ律義も、一つの理由かもしれません。

ただ礼を失する振る舞いをすると、容赦なく叱責する厳しさを持っています

ノンスタイルの井上裕介や、野々村真、大物では、サニー千葉(真一)、女優のかたせ梨乃、有森也美などが槍玉に挙げられていますが、これはあくまで”ノリ”や”ネタ”のようです。

現在大ブレーク中で、テレビで見ない日がないほどです。

この4月からは、『笑っていいとも』の後番組『バイキング』のメインMCを務めています。

司会と言う立場で、坂上忍がどんな新しい一面を見せてくれるのか、注目が集まっています。

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