高畑充希”とと姉ちゃん”は実力派ミュージカル女優でも恋は苦手です

NHK朝ドラ”とと姉ちゃん”のヒロイン役の女優高畑充希。幼少時からミュージカルやお芝居に連れていかれ、自然と舞台女優を目指します。天性の歌唱力と確かな演技は早くから注目され、中学生の時にオーディションで射止めたミュージカルで初主演を果たしています。舞台での歌いっぷりに驚愕した朝ドラの脚本家が急遽”当て書き”で歌唱シーンを書き足すなど、その才能にまつわるエピソードには事欠きません。

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子役デビューするもののオーディションに落ち続ける日々

女優高畑充希(本名同じ)、1991年12月14日生まれの25歳、大阪府東大阪市出身、一人っ子で両親との3人家族です。

父は会社を経営していて、母には時間とお金の余裕があったので、芝居やミュージカルに幼稚園の頃から充希を連れ回しました。

家でもJ-popではなく、ミュージカルのサントラばかり聞いていたので、”レ・ミゼラブル”は意味もわからないまま全曲英語で歌えるようになってしまいました。

小学生になって、将来はミュージカルの舞台に立ちたいと思い、クラシックの声楽の先生について学び、コーラス教室にも通い始めます。

歌や芝居の才能に恵まれた充希はすぐに大人たちの目に留まり、8歳で妹尾河童原作の舞台”少年H”に主人公の妹の(幼少時代の)役でデビューしました。

長ずるにつれて『ミュージカルの舞台に立ちたい』という充希の思いはさらに膨らんでいきます。

しかし小学校から中学校にかけて、数々の舞台や芸能事務所のオーディションを受け続けたものの、10数回連続で落ちてしまいました。

これには母も充希もさすがに堪えますが、このままどのオーディションにも受からないなら、将来は早稲田大学の演劇研究会に入ろうと決め、第2の目標を定めます。

塾に通い猛勉強して、芸術コースがある中高一貫校、私立四天王寺中学に入学しました。

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この学校の卒業生には、宝塚のトップスター柚希礼音や、男役の涼紫央、古くは女優の秋野暢子らがいます。

スポーツコースはさらに優秀で、シンクロナイズドスイミングの銀メダリスト奥野史子、武田美保、バドミントンのオグシオの小椋久美子、卓球銀メダリストの石川佳純らを輩出しています。

中学2年の時、ホリプロ創業45年記念『山口百恵トリビュートミュージカル プレイバック part2 〜屋上の天使』オーディションを受けたところ、幸運にも9621人の応募者の中から選ばれて主演の”すもも”役を勝ち取りました。

オーディションで歌ったのは中島美嘉の”FIND THE WAY”。

充希の声域に合っているという理由もあって選んだものですが、オーディション合格へ導いてくれた曲であり、さらにこのミュージカルの発表会で披露したのを、レコード会社の社長が聞いたことがCDデビューのきっかけになるなど、充希には思い出深い曲であり、のちにアルバムにも収録されるなど、充希にとって原点と言える曲になりました。

一方で中学校生活も楽しんでいて、軽音部に所属して同級生とバンドを組みボーカルを担当、中高の軽音楽クラブのコンテストスニーカーエイジのグランプリ大会(全国大会)に出場しています。

バンドはあくまで趣味で、本当はベースをやりたかったのに、じゃんけんで負けてしまい、仕方なくボーカルになりました。

ホリプロに入って開け始めたミュージカル女優への道

ホリプロに所属して仕事のチャンスが広がったため、本格的に芸能活動に取り組もうと決め、2007年高校進学を機に上京します。

この年人気テレビ番組3年B組金八先生の生徒役で連続ドラマ初出演を果たします。

歌手としては、充希のデモテープの声に惚れ込んだ、人気男性デュオ”コブクロ”の小渕健太郎プロデュースにより、アーティスト名”ミツキ”名義で、デビューシングルCD”大切なもの”リリースします。

2008年にはシングル2曲、さらにファーストアルバム”COLOR”までリリースしますが、話題にはならずに終わっています。

充希にとっては、”ただ歌がうまいだけではダメなんだ”ということを痛感させられる出来事となりました。

本業のミュージカルでは、ホリプロ制作のロングランミュージカル”ピーターパン”の8代目ピーターパン役に抜擢され、充希の演技は好評を得て2007年から2012年まで6年間もの長い期間続けることになりました。

これは初代ピーターパンの榊原郁恵の7年に次ぐ記録となっています。

その後もミュージカルでは”奇跡の人”(2009年と2014年)、”美男ですね”(2011年)、”コーヒープリンス1号店”(2012年)と主演作品が続いています。

2010年には法政大学キャリアデザイン学部に進学し、写真サークルに入り、学生生活も充実していたようです。

ピーターパン出演以来ずっとショートヘアスタイルを続けていましたが、2011年末頃から髪を伸ばし始め、大人の女性へのイメージチェンジを図っていきます。

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歌唱力でつかみ取った大チャンス 朝ドラで大ブレーク

大学4年の時にNNKの朝ドラ”ごちそうさん”(杏主演)の東出昌大(のちに杏と結婚)の妹役のオーディションに合格します。

心に屈折したものを持つ静かな少女という難しい役柄でしたが、婚家でいじめられる主人公杏の唯一の味方という”もうけ役”でもありました。

さらにこの番組の脚本家森下佳子が、充希が出演するミュージカル『スウィーニー・トッド〜フリート街の悪魔の理髪師〜』を観た際、充希の歌声に驚嘆し、”ごちそうさん”の充希の役を”当て書き”して、充希がアカペラで歌うシーンを書き足しました。

これがまんまとはまり、視聴者に反響を呼び女優高畑充希はたちまち全国に名前を知られる女優になったのです。

これまでも業界内では高畑充希の歌唱力、演技力を高く評価する人たちがたくさんいました。

女優の黒木瞳は「歌声の力強さ、清らかさが素晴らしくて度肝を抜かれました。その潜在能力の高さはまさにミュージカル界を背負っていかれる逸材」と絶賛

映画監督の福田雄一は『これから絶対に来る女優』として自身が監督を手掛けた『女子ーズ』に高畑を抜擢しています。

映画監督の三木孝浩は高畑が主演を務めた舞台『奇跡の人』を観劇した際、自身のツイッターで
「充希ちゃんが生み出す、観客の目を惹きつける”間”の絶妙さに唸りました!ナチュラルボーン女優です、ほんと。」とツイートしました。

充希の才能と努力がしだいに実を結ぶ季節がやってきたのです。

2014年7月大河ドラマ”軍師官兵衛”の黒田長政(松坂桃李)の妻”糸”役で、時代劇初出演を果たします。

この年には舞台”奇跡の人”の再演、映画”バンクーバーの朝日”と注目作品への出演が重なり、2014年”ブレイク女優ランキング”(Oricon Style)では7位にランクされる大活躍となりました。

さらにチョーヤ梅酒”酔わないウメッシュ”の㎝にも起用され、その歌声が注目されています。

2015年にはNTTドコモのCMにも起用され、”テレビで充希を見ない日はない”といわれるほどの売れっ子ぶりとなりました。

さらに同年には、”問題のあるレストラン”で、ザテレビジョンドラマアカデミー賞助演女優賞

舞台”青い種子は太陽のなかにある”と”いやおうなしに”で、読売演劇大賞の優秀女優賞、杉村春子賞

を受賞しています。

2016年NHKの朝ドラのオーディション応募者2,564人を勝ち抜き、今世紀史上最高視聴率を上げた”あさが来た”の後を受けて、”とと姉ちゃん”のヒロイン役に挑んでいます。

平均視聴率は20%を超え、国民的女優への道をまっしぐらに進んでいます。

常にアグレッシブに挑戦し続ける女優高畑充希、今後ますます目が離せない存在になりそうです。

おまけ 高畑充希の私生活と恋愛事情

子役時代の経験から年が離れた大人たちと話すことには抵抗がなく、朝ドラで共演したキムラ緑子や、舞台”奇跡の人”の大先輩大竹しのぶとはとても仲が良く、3人で食事に行ったりしています。

同世代で仲が良いのは、映画”女子-ズ”共演した有村架純。

2010年のNTV土曜ドラマ”Q10″で共演した前田敦子(元AKB48)池松壮亮、柄本時生と4人で”ブス会”を結成しています。

この4人で集まって飲む様子のオフショットがしばしばSNSにアップされています。

もともと柄本が高畑に好意を持ちながら、何もできずにいたのを、池松に背中を押されて電話で告白、充希はきっぱりと断ったものの、仲の良い友人としての付き合いを充希から懇願して交友を継続するという不思議な関係です。

4人で集まった時の話題は、恋愛依存症の傾向が強い前田敦子の恋バナや仕事の愚痴が多いと言います。

2016年フジテレビ”僕らの時代”に4人そろって出演(通常は3人でトークする番組)、その面白すぎる”ブス会”結成秘話を語っています。


柄本が「俺がみっちゃん(高畑)のことを好きになっちゃって、池松を使って、ご飯に誘ったの」と振り返ると前田が「それで、いつ告白してフラれたの?」と質問。高畑が「電話がかかってきたの」と切り出すと、柄本が「言うまでに30分くらいかかったの。あのう、えーっとって言って」と答えた。


すると高畑は「普通に断った。でも、このまま会わないとかじゃなくて友達でいてくださいって懇願モードになった」と述懐。その後、それぞれ連絡を取り合い、仲良くなったという。前田は「それで、みっちゃんは私に連絡くれて、『どうしよう』って。結局、みっちゃんが大人だったってこと?」と問いかけると、池松は「そうでしょ。2人が付き合ってたらそうはなってないでしょ」と回答。


高畑は「じゃあ、私のおかげか」と胸を張っていた。

4人の前では「仕事をやめたい」と愚痴ったり、絶叫しながら泣いたこともあるという前田。続けて前田は、恋愛の話に展開すると「ありのままでいれる人がいい。わがままでいたい。時生を好きになれたらよかったのにね…」とつぶやく。池松が「じゃあ、何が時生に加わったら好きになれたの?」と聞くと、前田は「見た目」と答えていた。

クランクインから引用

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