徳山大五郎を誰が殺したか?第9話壊シタイ ネタバレ あらすじと感想 監視カメラを仕掛けたのは用務員だった

なかなか犯人にたどりつけない平手。疲労が悪夢を呼ぶ。参宮橋校長が辞め、新校長が赴任してきた。いきなり平手が標的になり、ロッカーにナイフを仕組まれ、徳山殺しの犯人にされそうになってしまう。長濱ねるの機転で危機を脱した平手は、隠しカメラをし掛けたのが用務員の橋部であることに気付き、ついに橋部との対決を決意するのだった。

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新校長に犯人にされそうになる平手、黒幕は用務員の橋部だった

学校の闇は深い

夜の教室で、用務員の橋部に土下座して許しを請う参宮橋校長がいた。

”許してください!”

”遅くなったし、もういいか!”

教室の窓を開けて獣のように叫び続ける橋部。

橋部はなぜ校長を支配できるのか?

平手が授業中に”うたた寝”して見た悪夢

ある朝登校した3年C組の教室、まだ誰も来ていない。

”日曜……だっけ?”

壁の時計が高速で逆回転し始める。

無人の台車がこちらに向かって疾走してきた。

ロッカーの扉が開いて、中にいる”ねる”が叫ぶ。

”逃げて!早く逃げて”

”何から?”

”さあ、何からでしょう?”と言うと扉が閉まった。

黒板には徳山殺し+平手友梨奈と書いてある。

 

 祭囃子が響く中、お面をかぶり、御用提灯や取り縄を持って、下手人の平手を捕まえようとするクラスメートたち。

”しょっぴきまーっす”(尾関)

”つくよきっと、執行猶予”(織田)

”多数決だから”と理佐が耳元でささやく。

後ろ手にされ、縄で縛られてしまった平手。

 

 平手を残して全員がロッカーの中に隠れてしまった。

立ち上がって、ロッカーを開ける平手。

そこには…………。

”平手さん!平手さん!  話して、本当のことを!”と言う神崎の声が聞こえる。

突然、床に徳山の死体が現れ、ゾンビのように立ち上がり、歩き出す。

”みんな知りたがってるわ”と神崎が言う。

徳山が近づいてくる。

”知りたがってる、あなたがしたことを。”

どんどん徳山が迫ってくる。

”平手さん!平手さん!話して本当のことを!”

平手は、叫び声を上げて気を失ってしまった。

”平手さん!”

神崎の声に”悪夢”から目覚める平手。

”まだホームルームだから、せめて午後でお願い、居眠りは……”

”はい”と消え入りそうな声で平手が答えた。

”はい、とっとと回すっ!”不機嫌そうに言い放つ神崎。

”めっちゃ機嫌悪い”と笑顔で言う小池

”今日は3時間目終了後、明日の文化祭の準備に入ります。今日は学校が22時まで開放されますが、だからといってダラダラやらないように。全作業終了まで誰一人帰れないからそのつもりで!あとは注意事項……”

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休み時間の廊下

廊下の窓辺で片頬をついて考え込む平手に、ねるが近づいてきた。

”睡眠不足ですかあ?”(ねる)

”謎は深まる一方……”(平手)

”無理なんじゃない?犯人探すの”(ねる)

2人にの背後を、台車を押す橋部が通りかかる。

”楽しみだなあ、イッツ ショータイム”と語りかけて不気味に笑って去って行った。

教室に戻るとお祭りのお面をつけた生徒達がいる。

昼間見た悪夢と同じ光景に、立ちくらみそうになる平手。

後から教室に入ってきたねるが扉を閉めた音で我に返った。

文化祭の出し物の打ち合わせをする守屋茜たち。

”あれは活用すべきです”(守屋)

”イヤ、無理”(尾関)

”わたしも茜に賛成、へたに隠そうとするよりいいと思う”(織田)

出しものがお化け屋敷だったっていうのは、なんていうか、不幸中の幸い?”(守屋)

”怪我の功名”(志田)

”九死に一生”(尾関)

”生きてないし”(菅井)

”はあっ?言ってくれるじゃんか、ウ ラ グ チ さん”(尾関)

”だからあ、友香は合格してたって言ったでしょ”(原田葵)

”うまくいったら、徳山健在で押し通せるんだよ”(鈴本)

”もはやそれになんの意味があるの?”(今泉)

”いつももうハラハラするのイヤやわ”(小池)

”でも文化祭なんだよ、わたしたち高校生活最後の”(守屋)

”だからって、徳山をお化けに使うのは……”(小林)

”まあ血糊は足してもいいかもね”(織田)

ロッカーの徳山の死体を見つめる織田

”えっ?ちょっと来て!(死体を)出すから持ってて!”(織田)

織田が徳山の異変に気付いた。

”ちゃんと持って!”(織田)

ロッカーから徳山の死体を引っ張り出し、白衣背中をたくし上げると、そこにあるはずのナイフがない。

”ナイフがない。刺さったままだったよね!”(織田)

”なんか落としたんじゃねえの?埋めたり掘り起こしたり散々動かしたから”(斉藤)

”落としたって、それ大丈夫?”(菅井)

ガラッと教室の扉が開いてピンクの派手な服を着た女(濱田マリ)が入ってきた。

”お早うさん”関西弁のイントネーションで女が言う。

あわてて徳山をロッカーにしまう生徒たち。

”全員、おるな?”と言って生徒たちを見渡す。

”初めまして!本日付で私立欅学園の校長に着任致しました、御堂園(みどうぞの)かずさです。”

ざわつく生徒たち。

”ハイ!”と言って手を上げる平手。

平手をさす新校長。

”あら何?可愛らし顏して。 お名前は?”

”平手です。”

”ああ、アンタが”

”えっ?”

”うん、うん、うん。何?”

”三宮橋校長はどうしたんですか?”

”参宮橋校長は昨日付で、退職なさいました。”

おどろいて互いに顔を見合わす生徒たち。

”ショックやろ。わかるわ、ウチもぐばっさんのことメッチャ尊敬してたもん。あない熱心な教育者ほかにいてへん。そやけどなあ、大分前から第2の人生について考えてたみたいでなぐばっさん

”(ぐばっさんって)参宮橋の?”(土生)

ぐばっさん?”(尾関)

”退職後は淡路島でオーガニックカフェを経営なさるそうです。”

”淡路島?”(織田)

”みんなあ、挨拶もせんでごめんなあってゆうたとか、ゆうてないとか”

”どっちだよ”(志田)

ぐばっさんはもう、どこにもいてません”

”どこにもって”(斉藤)

”なんで淡路島なんですか?”(ねる)

”好きやからちゃう? ほな本題入ります。”と改まる新校長。

”徳山先生のことです。もう6日もお休みしてはるそうで。みんなも心配なことやと思います。まあええ加減警察も視野にいれてかないかんなあと思うてるんですが、その前に一つ気になることがありまして。”

と言ってバッグから黒くて分厚い手帳を取り出した。

”徳山先生の手帳、職員室に置きっぱなしの鞄の中から拝借しました。いや、しゃあない、プライバシーよりも先生の行方優先です。で中を拝見したところ、今週月曜日、徳山先生が姿を消した日、その日の早朝に先生と会う約束してた人がいてます。長濱ねるさん、”

”はい”

”当日7時30分、先生と会いましたね?”

”ハイ、出席日数のことで、遅刻しましたけど、5分間。”

”あなたがしばらくお休みしてたことは、神崎ちゃんに確認して把握してます。”

突然くだけた口調で”あの人気難しいなあ、神崎ちゃん”

”はい、ありがとう”

”でそのあと、今度は8時ちょうどです。平手友梨奈。”

“えっ?”(平手)

”8時に徳山先生と会う約束してましたねえ。”

ざわつく生徒たち。

”そんな約束してません。”

”そやけど、ここに書いてあんねん。”

”8時、平手ゆりな”

平手の机に手帳を乱暴に置き、そのページを見せた。

 

 手帳をよく見ようと手を伸ばすと、サッと手帳をひっこめてしまった。

”なんの話したの?教えてえな!先生の消息につながるかも知れへん。”

平手はなにも答えない。

突然校長がロッカーに近づき、平手!平手!平手!と叫びながら平手のロッカーを探し始めた。

平手もロッカーに駆け寄った。

”何ですか?”

”いやあ、ロッカーなんか隠してんちゃうかなあ思うて。”

”隠してないし。そもそもおかしくないですか?最初っからロッカーなんて。”

突然椅子を蹴って立ち上がるねる。

股間を押さえて”トイレ、トイレ、突然の尿意がもう……。”

”どうぞ。”という校長。

”いいじゃん、見せてやれば、何もないんだから。”と言ってねるが教室を出て行った。

慌てた様子で教室を出るが、扉を閉めたとたん、尿意などなかったように歩き去るねる。

その様子を向かいの窓から橋部が見ている。

平手のロッカーを開けて何かを探し始める校長。

 

 校長が自分の洋服のポケットから白いハンカチを取り出す。

そして平手のロッカーからハンカチに包んだナイフを取り出した。

 

 橋部は相変わらずその一部始終を見ている。

”血の付いたナイフ、なにこれ?なあ、なにこれ?なあ、なにこれ?”

”知りません。”(平手)

”アンタだれか殺したん?こんな血いのついたナイフ、誰かのこと切るか、刺すか、わあっ!”とうろたえる校長。

”ハッ”と何かに気付く校長。

”ほな、一体だれを?まさか?徳山?いやいやいや、そんなことあるわけないがな。そんなことないないない。”

”正直に言おう。これは何?平手さん!話しい!ホンマのこと。みんな知りたがってる。知りたがってんでえ。アンタのしたこと。”

校長に詰め寄られ、崩れ落ちて悲鳴を上げる平手。

その時、非常ベルが教室に鳴り響く。

”火事どこ?えっ、火事?”と言いながら校長が出て行った。

”ねるがやったってこと?”(理佐)

立ち上がれない平手に詰め寄る茜たち。

 

 ”嘘をついてたってこと?”(守屋)

”約束のこと隠して”(鈴本)

”証拠のナイフ隠して”(尾関)

”自分に疑いが向かないよう私たちを誘導したの?”(今泉)

”だとしたら、そうとうヒドイね”(斉藤)

ねるがトイレから戻ってきた。

”見つかったよ、真犯人”(理佐)

”へえーー。”(ねる)

”今思えば、最初に発見したとき、4~5人で教室に入ってきた気がしてたけど、てちがいつからそこにいたかは、覚えてない。”(菅井)

”犯人だから、死体にも平気で触れた。”(小林)

”本当はわたしたちのこと混乱させようとしてたんんじゃない?”(尾関)

”他の人が犯人だと思いこませようとした。”(土生)

”ねるのロッカーに隠そうって言ったのも、そうやって私たちを巻き込んだんだ。”(理佐)

”嘘って言ってよ、ねえ!本当なら本当って言ってよ、ねえ!”(佐藤)

うるせえなあ!”(ねる)

”あっ、非常ベルのこと。”(ねる)

突然非常ベルがやんだ。

”さっき、徳山の手帳を見たとき、わたしの名前がひらがなで書かれていた。徳山が私の名前をひらがなで書いたことはない。長濱だってちゃんと漢字で書いてあった。筆跡も違ったし、誰かが書き足したんだと思う。”(平手)

”徳山の性格からいうと、ひらがなはないよ。”(ねる)

”ねる”(理佐)

理佐にはねるが平手をかばう理由が分からない。

”菅井さんの不正の件、それから徳山のLINEの件、徳山と一緒に映っていた女子、ニトログリセリン、神崎先生、ほかにもまだまだ怪しいことはたくさんあるんだから。”(ねる)

”アンタ誰の味方なんだよ。”(石森)

”味方って何?じゃあ誰だよ、敵は?”(ねる)

”わたしはただ、甘い推測でその気になんなって言ってるだけ。怪しいのはみんな一緒だよ。”(ねる)

校長が戻ってきた。

”なんもなかったわ、あほらし。”

まだナイフを手に持ったままだ。

”どうせ誤作動や。”

”はいっ、さっきの続きやけどもー…”

”こいつが犯人だっけ”と言いながら平手を引っ張り出す長沢。

そのあとの山形弁は理解不能。

”この人が犯人です。このナイフ、お化け屋敷で使う小道具の予定だったんです。”山形弁を通訳する米谷

”そうそう、ナイフが刺さっている死体役をつくりたかったのにね、みつからなくて。”(土生)

”ああっ!そうそう、肝心のナイフが‥‥”(菅井)

”そっかあ、平手さんが犯人だったの?”(ねる)

”ごめんなさい、わたしが犯人でした。”(平手)

”そういうことです。お騒がせしました。”(ねる)

校長からナイフを取り戻すねる。

”あんたらなあ、これが嘘やったら、全員共犯…、あっ!”

ガラガラっと扉が開いて用務員の橋部が台車を押して入ってきた。

橋部は黒板に大きく非常ベルと書いた。

”非常ベル、あれ誤作動じゃない。愉快犯による悪質なイタズラだ!許せない!あんな風に押されて、痛かっただろうに、許せないっ!

急におどおどし始める校長。

”おっしゃる通りでございます。”と深々と頭を下げた。

”なんですか?やめてくださいよ校長。俺ただの用務員ですよ。”

”あっ、あっ、申し訳ございません、じゃなくて、あれ?”

”なんだろ、チョーやりずらいんですけどこの校長。”

”もっ、申し訳ございませんでした。”と謝り続ける校長。

”もういい!できないんなら、いい!

台車を押して出て行こうとする橋部。

そのあとを慌てて追いかける御堂園校長。

出る前に一度橋部が振り返った。

平手は自分が見られているのだと感じていた。

”もうちょっとがんばりますので、もう1回、もう1回チャンスをください!”と橋部に必死で取りすがる校長。

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6日目10:43

じっと壁の時計を見つめている平手。

次の授業のためにみんな出ていってしまった。

まだ教室に残っていたねるに”ありがとう”という平手。

”まだ残ってるでしょ可能性。”(ねる)

”えっ?”(平手)

”平手友梨奈犯人説の。”(ねる)

理佐と連れ立ってねるも出て行った。

徳山がいるロッカーの扉を開けて平手が言った。

”先生やるよ……わたし”

人気のない廊下に立っている平手。

その左腕には壁から外した時計を抱えている。

 

 廊下の角を曲がって、台車を押しながら用務員の橋部がこちらに向かって歩いてくる。

対峙する二人。

”授業中だろ。”と言って台車を押し出す橋部。

近づく台車を右足で受け止める平手。

教室の中、橋部と平手の二人だけ。

平手は時計を裏返して、仕掛けられていた監視カメラをはずし、橋部に示した。

”(監視カメラを仕掛けたのは)橋部さんだったんですね。”

夜中に一人でロッカーを探る橋部の姿。

”そしてあなたは見ていた。このクラスで起きたことすべて。”

いきなりステップを踏み、踊り出す橋部。

橋部にだけ聞こえている音楽に合わせて、大量の汗を飛び散らせながら踊り続ける。

イッツ ショータイム

無言でそれを見つめる平手。

ついに対決の時がやってきたのか?

第9話END

次週予告と感想

次週予告

”楽しませてくれよ、こっちはもっとすごいのを期待してるんだからさあ”(橋部)

謎の女性たち、卒業生、元先生か?

”1週間長かったわね”(神崎)

”わたしだよ。わたしが殺したの。”(ねる)

”それでも、わたしはねるが好き”(理佐)

”それが青春ってもんだろ?”(橋部)

第9話壊シタイの感想

参宮橋校長を辞めさせ、新校長御堂園かずさ(濱田マリ)をよこしたのは、どうも用務員の橋部のようだ。

隠しカメラをし掛けて3年C組で起きているすべてのことを知っていたのだ。

徳山の背中からナイフを抜き取り平手のロッカーに隠したのも橋部。

そして新校長にナイフを発見させ、平手を犯人に仕立て上げ、クラスを混乱に陥れるというストーリーを描いたのだ。

しかし、ねるの機転と仲間の信頼で新校長は平手を犯人にする企ては失敗してしまう。

その一部始終を見ていた橋部は、新校長に任務の失敗を宣告するために教室に入ってきたのだ。

非常ベルがねるの仕業であったこともわかっている。

非常ベルの話をしながらできないならもういい!といったのは、生徒に向かってではなく、任務に失敗した新校長に対して言ったものだったのだ。

それで新校長は橋部に”もう1回チャンスをくれ”とすがったのだ。

神崎も誰かの指示で動いているようだが、橋部の指示ではないかもしれない。

ひょっとして長濱ねるに操られているなんてことも考えられる。

次第に徳山殺しの真相に近づく平手に、犯人は苛立っている。

演技面では平手の進化が著しい。

御堂園校長役の濱田マリとの一騎打ちも、橋部役今野浩喜との対決での一歩も引かない演技も見ごたえがある。

せりふ回しも素晴らしい。

とくに、タメるセリフに込められる感情が見事だ。

長濱ねるも渡辺理佐も水準以上だが、セリフの語尾で、力が抜けてしまうのが惜しい。

石森は役にはめぐまれていないが、いい演技をして居る。

第9話で、長沢菜々香が平手を救う役まわりで、いい味を出したのが収穫だった。

このドラマは第11話で完結してしまう。

あと2話しかないのが残念に思われるほどよくできているドラマだ。

AKBグループ坂道グループの歴代ドラマの最高峰と言ってもいいだろう。

残り2話を楽しみに待っていよう。

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