徳山大五郎を誰が殺したか?第12話”シょっぴきタイ “ネタバレ あらすじと感想 徳山を刺したのは”べりか”だった

徳山と不倫をしていたのは副担任の神崎だった。徳山との関係に絶望した神崎は自殺を図るが、べりかに目撃され思いとどまる。事件の朝、3年C組に現れた徳山は心臓発作を起こして絶命してしまった。登校してきたべりかがそれを発見し、なんと死体の背中にナイフを突き刺し、殺人事件に偽装するという驚きの行動に出たのだ。

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徳山の背中にナイフを突き刺したのはべりかだった

欅学園祭の当日の朝

徹夜の準備に疲れ果ててそのまま床に寝てしまった生徒たち。

準備はまだ終わっていない。

窓から陽が射して、まぶしくなって起きてしまう。

美術監督佐藤詩織が描いた巨大な徳山の顏に気付いて悲鳴を上げる小池。

”でかっ!”(石森)

 

用務員で学園の副理事長でもある橋部が言った”どっち?”の意味が分からず、悩む平手。

廊下に出た平手は、あることに気が付く。

”もう間に合わないよねえ!お化け屋敷!”あくびをしながら守屋が言う。

”もうやめたら。”(理佐)

”ゾンビカフェに変更する?”(織田)

”お化けサロンとか‥。”(菅井)

”そんなこと許されると思う?”山形弁で長沢が言った。

扉を開けて平手が入ってきた。

”さああーて、犯人しょっ引きまーす。”徳山の携帯をかざしながら平手が笑って言った。

7日目欅学園祭 10:02

準備が終わらず、3年C組のお化け屋敷は中止になってしまった。

 

 薄暗い教室の中に副担任の神崎が入ってきた。

平手が呼び出したのだ。

”平手さん?‥‥‥平手さん?”神崎が呼びかける。

”平手さんいる?”

突然神崎にスポットライトが当たり、お化けの仮面と衣装を着た生徒たちが乱入してきた。

怯える神崎を取り囲む生徒たち。

椅子に座らされた徳山の死体が神崎の前に運ばれてきた。

徳山をじっと見つめる神崎。

天狗のお面をかぶった平手が現れた。

”お前か?”(ボイスチェンジャーの声)

”死体を見ても驚かないんですね。”(平手)

”先生は徳山と不倫をしていましたね?”(平手)

お化けのひとりが徳山の妻が持ってきた写真を見せた。

”これがなんでわたしなの?”しらを切る神崎。

”もう1枚あります。”

”男の前でこんな顔するんですね?”と平手がからかう。

”あれはふざけて撮ったのよ。”(神崎)

”メール読みまーす”(平手)

神崎をはやし立てる生徒たち。

”やめて!”(神崎)

”やめなさい!”

”まあ、しょせん禁断の愛なんてそんな長く続かないですよね?”(平手)

”最後はほとんど、別れる、別れないの醜いやりとり。”(平手)

”正直に話してください。”(平手)

”徳山を殺したのはわたしよ。”(神崎)

”こんなやつ、死んで当然なのよ。コスプレ好きの変態ゲス野郎!”吐き捨てるように神崎が言う。

”3年間わたしをもてあそぶだけもてあそんで……”

回想シーン

”違うよ、お前を好きな気持ちはホントなんだよ。”(徳山)

”だけど女房と別れるなんて‥‥”と言いながら神崎を抱き寄せようとするが、激しく拒否されてしまう。

”無理に決まってんだろ。”(徳山)

立ち去り際に、笑いながら

”この間貸した2千円、ナルハヤでな!”と言う徳山。

絶望する神崎。

”徳山の何が良かったんですか?”(お化けのひとりが言う)

”尾関さん!何?”(神崎)

”えっ、いやなんでもないです。”(尾関)

”ずいぶんアッサリと白状するんですね。”(平手)

”えっ?”(神崎)

”なぜ徳山は椅子に座って死んでいたんでしょうか。”(平手)

”座っている徳山先生を刺したから。”(神崎)

”徳山は白衣を着ていた。わざわざ脱がして刺したんでしょうか?それとも‥‥”(平手)

”何が言いたいの?”(神崎)

”本当は倒れている徳山を刺したんじゃないですか?”(平手)

”この1週間でよーくわかりました。倒れている徳山を短時間で椅子に座らせるなんて、一人では不可能です。”(平手)

”他にもう一人いましたよね。”(平手)

”ケケケケケケ。名探偵さん!いい推理じゃないか。”(ボイスチェンジャーの声)

”でもそんな証拠あるのかなあ?”(ボイスチェンジャーの声)

”教室の監視カメラにも映っていなかったんだよねえ?”(ボイスチェンジャーの声)

”もう一つあったんです、廊下に。”(平手)

”ウソ!ヤバっ!”(ボイスチェンジャーの声)

”じゃあ、殺された日の映像見ますよ。先生!”(平手)

廊下の映像

7時36分、徳山が教室に入っていった。(平手)

7時37分、長濱ねる入室。

”何話してたんだっけ?”(平手)

”これ以上休むと卒業できないぞって。”(ねる)

”やはりここで殺した可能性がないとは‥‥。”(織田)

教室を出るねる、それを追いかける徳山。

”逃げきれたか…。”(織田)

そして7時50分、球技大会のミーティングのために今泉がやってくる。

すぐに教室を出る今泉。

7時52分、徳山が教室に戻ってきた。

”俺、殺されちゃうよう!”(ボイスチェンジャーの声)

声のする方を振り返る生徒たち。

誰が言っているのかわからない。

”これが生きてた最後の姿か……。”(志田)

次にやってきたのは、なんとべりか(渡辺梨加)だった。

驚愕する生徒たち。

そして神崎もやってきた。

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現在の教室

”(あの時)教室で何が起きてたか、話してもらえる?”と平手が紙袋を被っているべりかに言った。

紙袋を脱ぐべりか。

”わたしがやったんだよ。全部。”あっさり殺人を認めるべりか。

ボイスチェンジャーもべりかの仕業だった。

回想シーン

教室に入ってきた神崎が見たのは、徳山の背中にナイフを突き立てているべりかの姿だった。

”あなた、何やってるの!”神崎が叫ぶ。

”何やってんの!”

”落ち着いて、わたしが何とかするから。”(神崎)

”この教室は監視されてるの。”

監視カメラを探す神崎。

エアコンの中にある監視カメラを探し当てた。

徳山をかかえ上げて、椅子に座らせようともがくべりか。

”何してるの!早く教室を出なさい!”(神崎)

”いいから、手伝って!”

ふだんのべりかからは想像もできない大きな声で叫んだ。

必死で徳山を椅子に座らせ、白衣を着せることができた。

あわてて教室を逃げ出す神崎とべりか。

現在の教室

”神崎先生は関係ないよ。わたしを庇ってくれただけ。”(べりか)

”どうしてべりかを庇ったんですか?”(平手)

回想シーン

ナイフで左手首を切ろうとする神崎。

人の気配に気付いて振り向く神崎。

きづかないうちに、ベりかが立っていた。

”何?”ナイフを隠して聞く神崎。

”先生には、わたしが見えるんだ。”(べりか)

”当り前じゃない。”(神崎)

”先生も一人なんだね。”(べりか)

神崎の手からナイフを取り上げるべりか。

そう言って神崎に微笑むと、カラアゲ(ぬいぐるみ)を2度鳴かせた。

現在の教室

”あの子はわたしのためにやったの。そうなんでしょ?”(神崎)

それには答えず

”みんなと少し話したいから、大人は出て行ってもらえますか?”(べりか)

”渡辺さん……”何か言いたげにべりかを見る神崎。

べりかがボイスチェンジャーを使ってまたカラアゲを2度鳴かせた。

教室を出る神崎。

廊下にでると床にへたり込んでしまった。

ベりかの告白

”ホントに、神崎先生のために?”(平手)

首を横に振るべりか。

”楽しくなると思ったから。”(べりか)

予想外の答えに固まる生徒たち。

”ええっ!快楽殺人じゃん!”(小林)

”だって実際、みんな楽しかったでしょ?”(べりか)

”楽しかったって何?本気で言ってんの!”(守屋)

”マジで信じらんない!”(尾関)

”ふざけんなよ!”(鈴本)

”わたしわかんない、怖い!怖い!”(土生)

”なんでアンタの楽しみに付き合わなきゃいけないの?”(ねる)

”でもさ、長濱さん、死体がきっかけで、毎日学校へ来るようになったよね。”(べりか)

”菅井さん、裏口入学の疑いが晴れたのも、死体のおかげでしょ!”(べりか)

”ほかのみんなも、いろいろあったじゃん。死体が出てきて、自分の殻を破れた気がしない?死体のおかげで、クラスが生き生きしたと思わない?”(べりか)

”思わねえよ!”

”アホか!”

”絶望しかなかったよ!”

”死体がなきゃ夢だってあったのに…。それなのに‥。”(今泉)

”そっか、そうだよね。”消え入りそうな声でつぶやくべりか。

”今までずっと、寂しかったんだ。わたしは、いつもみんなと話したいって、思ってたんだけど……、みんなからは、わたしのことが見えてないのかなって、そう思ってた。”

すすり泣くべりか。

”でも、やっと気づいてくれた。うれしかったよ!”

”この楽しい時間が、ずっと続けばいいって、思ってた。ゴメンね!”

”大丈夫、覚悟はできてる、わたしが一人で責任取るから。”

教室を出て行こうとするべりか。

”待って!大事なこと言い忘れてない?”(平手)

振りむくべりか。

”殺してないじゃん。”(平手)

”殺してないってどういうこと?”(菅井)

”べりかが刺す前に、徳山はすでに死んでいた。”(平手)

”ベりかが殺してないって証拠は?”(理佐)

”ここに。”と徳山の携帯を示す平手。

徳山の携帯に保存されていた映像を映写する平手。

”これはベりかがくる直前に、徳山自身がが撮った映像。”(平手)

亀を手に自分撮りをしている徳山に、異変が起こる。

持病の心臓病の発作が起こってしまったのだ。

苦しみながら床に倒れ込む徳山。

いつも携帯しているニトロを飲もうとするが、間に合わず絶命してしまった。

”徳山の死因は持病の発作だった。”(平手)

”確かに、ニトロは狭心症の発作を抑える薬だね。”(米谷)

”つまり、べりかが教室に来た時には、徳山は死んでいた。”(平手)

うなずくべりか。

”えっ?じゃあ死んでるところに刺したってこと?”(守屋)

”わかんない!わかんない!わかんない!”と頭を抱える土生。

”でもさあ、殺してなくても罪は罪でしょ?”(理佐)

”死体損壊罪かな?”(織田)

”それ。わたしも。”(今泉)

今泉は自分が徳山の死体からナイフを引き抜いてしまったことを言っているのだ。

”わたしたちだって全員、死体遺棄罪だよね。”(小林)

”出頭?”(菅井)

”自首?かな。”(米谷)

”どうする?”(ねる)

佐藤がべりかに駆け寄り、両肩を掴んで言った。

”悪いのはべりかだけじゃないよ。ここにいる全員の罪だと思う。”

”出たよ、偽善!”(志田)

”何よ!わたしは今心からそう思ったのっ!”(佐藤)

”ありがとう”(べりか)

うれしそうにうなずく佐藤。

”名前わかんないけど。”(べりか)

”佐藤だよっ!”

”取りあえず、片づけよう。”と声をかける平手。

”はあい。”と全員が素直に従った。

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7日目16時19分

キャンプファイヤーの開始を告げる校内放送。

”あれっ?徳山は?”

徳山の死体がなくなっていることに気付くねる。

”ねえ!徳山は?”

あわてて徳山の死体を探し始める生徒たち。

しかし見つからない。

廊下に出る平手。

台車を押しながら橋部が通りかかった。

汗を拭おうとする橋部。

飛び散る汗を防ごうと身構える平手。

でもそれは橋部のフェイントだった。

”グッドショータイム。”

橋部は、サムアップをしながらそう言い残して去って行ってしまった。

全てを理解して微笑む平手。

最後は橋部がなんとかしてくれるだろう。

教室の窓から校庭のキャンプファイヤーを眺める生徒たち。

”この1週間、短かったような、長かったような‥‥。”(上村)

”いやあ、長かったでしょう、普通に。”(石森)

”めっちゃ寿命縮んだもん。”(小池)

”いや、マジで。”(小林)

”この1週間はさあ、徳山なりの最後の授業だったのかなあ?”(守屋)

”そういうの要る?”(志田)

”違うか!”(守屋)

”徳山だってこんな風になるって思ってなかったよ。”(鈴本)

”でもさあ、なんか変わった気がしない?”(織田)

”いろいろわかったよね、お互い。”(尾関)

”だから、そういうの要る?”(志田)

”ねえ!みんな!先生にありがとうって言わない?ねえ、言わない?”(佐藤)

”おいおい、誰か止めろよ。”(志田)

長沢が窓際に駈け寄って、みんなを押しのけて叫んだ。

”おしょうしなあっ!”(山形弁で”ありがとう”という意味)

”ありがとう!”米谷も叫んだ。

”ねえ、校庭行ってみない?”ねるが理佐に言う。

”行ってみようか。”

”ウチラも行こうか。”守屋が言う。

”わたしたちも行く?”菅井もいう。

“行こっ!”菅井がベりかを誘った。

平手だけが教室に残った。

翌日・再び1日目の朝が始まる

3年C組の教室に、新しい死体(田中要次)が現れた。

思わずべりかを見る平手。

首を横に振って否定するべりか。

他の生徒も自分ではないとアピールしている。

平手が耳を近づけて呼吸を確認する。

”死んでる。”(平手)

”またナイフ!”(平手)

徳山の時と同じようにモップの柄で死体を突っつく尾関。

倒れかかる死体を支えて元に戻す男前な斉藤。

1日目の08:16

新しい死体との1週間が始まろうとしていた。

平手が言う

”どうする?”

END

第12話(最終回)”しょっ引きタイ”の感想

衝撃の最終回。

フィーチャーされたのはなんとべりかだった。

まず徳山と神崎の不倫が暴かれ、神崎が徳山殺しを自白する。

しかし神崎の自白を否定する、監視カメラ映像があったのだ。

廊下に仕掛けられたカメラは、誰にも気づかれることなく事実を記録していた。

それに気づいた平手が徳山殺しの真相を発見する。

神崎のウソの自白は、べりかを庇ったためだった。

不倫相手の徳山のいい加減さに絶望した神崎が、手首を切って自殺しようとした現場をべりかに見られ、ナイフを取り上げられてしまう。

そして事件の朝、持病の心臓病の発作で死んでしまった徳山の死体を発見したべりかが、すでに息絶えている徳山の背中を、神崎から奪ったナイフで刺したのだ。

ベりかの後に教室に入っ神崎は、自分のためにべりかが徳山を刺したと勘違いしてしまう。

そこでベりかを救おうと決心したのだ。

しかしべりかの本当の動機は違っていた。

ナイフが刺さった死体が教室に現れるという異常事態に、クラス中が大騒ぎになることを望んでいたのだ。

いつもクラスの中でいないものとして扱われていたベりかは、死体騒ぎを大きくし、天然を装って、行方不明になった徳山を探す大人たちに、徳山の死体を見つけさせるような危ない橋を渡って自分の存在感をクラスメートたちに示していたのだ。。

死体の処置を巡って右往左往するクラスメートを面白がり、天然を装って、みんなと接触し、騒ぎを楽しんでいたのだ。

寂しさからの犯罪。

あまりに大き過ぎる代償だと思うのが普通の感覚だが、傷ついたべりかの魂は、それほど乾いていて、バランスを失ってしまっていたのだろう。

べりかの犯行と知ったクラスメートたちも、最初はベりかの気持ちが理解できなかったものの、次第に考えさせられてしまう。

自然死だった徳山の死体を傷つけて、殺人事件を偽装するべりかの行動は常軌を逸しているが、少しは理解できなくもないというところか。

いずれにしても、殺人が行われていなかったという結末は歓迎できるものだ。

徳山が病死というのは、第11話で当ブログの管理人が推理した通りだった。

しかし死体にナイフを刺したのがべりかだというのは全くノーマークだった。

その天然さで、この物語の狂言廻し的な役割を当てられていると勝手に思い込んでしまった。

まさかの犯人だったとは‥‥‥。

さらに渡辺梨加の天然さ、素のべりかの”当て書き”だと思い込んでいたのだが、あの天然さがホントに演技だったとは恐れ入った。

最終回のべりかの覚醒っぷりには目を見張るものがある。

女優渡辺梨加の才能の片鱗を見た思いだ。

全篇を通して平手の成長が素晴らしい。

ねるの表情の不気味さも光っていた。

理佐の声がこれほど耳に心地よいというのも、うれしい発見だった。

謎の警備員や、それに殺されたエセジャーナリストなど、最後まで解決しなかったエピソードもたくさんあり、ツッコみどころは満載だが、12回を通して楽しませてもらったから、野暮は言うまい。

いずれにしても、脚本、演出、音楽、そして手堅い共演陣にも恵まれ、AKBグループの数あるドラマの中で、最高の出来であったことは間違いない。

欅のメンバーは、デビュー間もない時期に、こんな機会に恵まれたことを感謝すべきだろう。

個人的には、アイドルの枠を超えた、平手の主演ドラマを見てみたいと思う。

理佐も女優としてはばたいてほしいと思う。

2人には女優としての未来が開けそうだ。

しばらくは”徳山ロス”に陥りそうである。

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