山田孝之カンヌ映画祭を目指す第1話あらすじと感想 主演の殺人鬼役は芦田愛菜?

実力派俳優として誰もが認める山田孝之。アイドルとしてデビューして、ようやく自分の望むスタイルで仕事ができるようになりました。最近では3年がかりでエッセイを出版したり、ミュージックビデオを監督したりと活動の分野を広げています。そんな山田孝之が盟友山下敦弘監督を強引に巻き込んで、壮大なプロジェクトを立ち上げました。山田と山下が2人で目指すものは映画人の憧れであるパルムドール(カンヌ国際映画祭のコンペティション部門の最高賞)。二人の珍道中は始まったばかりです。

スポンサードリンク

山田孝之がカンヌ映画祭を目指す理由第1話のあらすじ

オープニング

2016年夏フランス南部カンヌにある赤じゅうたんの階段にタキシード姿の俳優山田孝之と映画監督山下敦弘が立っている。

カンヌの街並みを歩く山田の映像にフジファブリックfeat.山田孝之のオープニング曲”カンヌの休日”がかぶさる。

ヴォーカルは山田孝之、カンヌ映画祭でパルムドール(最高賞)を取った作品名を並べた歌詞が意味ありげですでにワクワクしてしまう。

テレビ東京の深夜番組でフランスロケなんて(予算的に)ありえない。

おそらく山田の持ち出しなんだろう。

山田の本気具合が垣間見える。

スポンサードリンク

東京・成城の東宝スタジオ

(ナレーション)

全ては山下監督が撮影中の山田孝之に呼び出されたことから始まりました。

何とナレーションの声は女優長澤まさみ、豪華すぎるぞテレビ東京

勇者ヨシヒコと導かれし7人(テレビ東京)を撮影中の山田の楽屋を訪ねる山下監督。

撮影の合間の休憩で楽屋に戻ってくる山田。

全力で演技をしてきたせいか息が上がっている。

カメラを回しているのは山下監督本人だ。

カメラマンの手配が間に合わないほどの急な呼び出しだったのだ。

息を切らせながら山田が話始める。

この(勇者ヨシヒコ)の撮影がおわったらすぐに次の作品にとりかかりたい

2~3年前から新しいことに挑戦したいと考えていた

いくつかは実現している

2016年3月に3年前から撮影の合間をぬって執筆した”実録山田”を出版した

友人のミュージシャンTEEからのオファーで新曲”恋のはじまり”ミュージックビデオを初監督した

今一番考えているのは賞が欲しいということ

突然のカミングアウトに戸惑う山下監督。

過去にいくつかのマイナーな(ごめんなさい)映画賞は獲ったことはあるが日本アカデミー賞には一度も呼ばれたことすらないのだ。

しかし山田の野望はそんな小さなものではなかった。

それは米国アカデミー賞ですらなく、山田が獲りたいのは全映画人の憧れ”カンヌ映画祭”の最高の賞だった。

山下の困惑はさらに深まる。

今何故自分が呼ばれ、カメラを回しているのかを山田に問う山下。

山田は山下にカンヌで賞を獲るための映画の監督をしてほしいと告げる。

カンヌに行ったことがあるかと尋ねる山田。

カンヌには行ってないがナント映画祭には行ったことあると答える山下。

なんすかそれ?”と鼻で笑う山田。

少し憮然とする山下が可愛い。

山下が説明する他の映画祭を”そんな半端なやつじゃなく…”と一刀両断に切り捨てる山田。

行きたいですよねカンヌ!獲りたいですよねカンヌ!

と畳みかける山田。

いままで山下の作品がカンヌに縁がなかったのは、カンヌを意識してこなかったからだ、カンヌを目指す作品を作ればとれますと断言する山田。

この根拠のない自身は一体どこから来るのだ。

本気ですから

それはわかった。

これからカンヌで受賞した作品や監督のことを勉強していくつもりらしい

ここまで語ったタイミングで山田の出番の時間になり、山田は”また連絡します”と言って楽屋を出て行った。

山田が出て行って何故かホッとしている山下。

スポンサードリンク

横浜元町

再び山田に呼び出された山下、今度はカメラマンと録音さんも一緒のロケ仕様だ。

山下公園にほど近い交差点の近く、横浜らしい瀟洒なビルのエレベーターに乗り山田が指定した階を目指す。

エレベーターを降り、ガラス扉を開けるとガランとした広い部屋の中に机がポツンと置かれていて山田が座っていた。

そこは山田がこのプロジェクトのために借りた部屋だった。

さらに山田は会社を立ち上げたと言い名刺を山下に示した。

合同会社カンヌ、マークがパルムドールのトロフィーのパルム(シュロの葉)そのままです。

大丈夫か、商標権?

どこかの映画製作会社と組んでやるのではなく、自前の会社でゼロからやるつもりなのだ。

山田は確かに本気だ。

山下にもこの会社に参加して欲しいらしい。

山田が今の時点で考えていることについて話し始める。

元ネタは実在の人物、身長が2mを超える大男で連続殺人の末母親までも手にかけて終身刑となり現在も服役中のエドモンド・エミール・ケンパー三世(通称エド・ケンパー)。

実の母を手にかけるというのはスゴイ話、そこに行きつく過程に物語を紡ぐ余白があると思う、家族の物語として考えたいのだと熱く語る山田。

確かにギリシャ悲劇オイディプス王では父殺しが題材になっている、母殺しも普遍的なテーマになりうるかもしれない。

エド・ケンパーを題材にした映画を山田孝之主演で撮るんだね?と確認する山下に山田が衝撃的な発言をする。

今回は出ないです。僕は!

今回山田はプロデューサーに徹して、映画作りをゼロからやりたいらしい。

プロデューサーとしてまず最初に映画監督山下敦弘にオファーをしたのだと言う。

山下が引き受け手くれれば一緒にキャストを考え、プロデューサーとして資金集めをしたいと言う山田。

俳優としてではなく、プロデューサーとしてパルムドールを獲りたいらしい。

山田が俳優として参加しないと聞いて慌てる山下。

山田の演技に辛うじてパルムドールへの道への可能性を見ていた山下の目論見は見事に打ち砕かれてしまった。

山田が演じれば資金も集めやすいと言う山下に、お金を持っている人はたくさんいるから、資金集めはなんとかなる。

この映画で儲けようとは思っていないし、カンヌで評価を得れば少しは回収できるだろうと言う山田。

役者にとってこの役をやるのはリスクがあると言う山下。

否、役者にとってこの役は魅力的に思えるはずと返す山田。

どっちも間違ってはいない。

ただ結果はどちらかの一方的なものになる可能性が高い。

主演俳優の候補にはすでに接触していると言い始める山田。

エッ?山田がおもわず聞き返した。

すでにその俳優の事務所とも話をしていて、好感触を得ているらしい。

山下が名前を聞いても山田は頑として口を割らない。

楽しみにしていてください、ビビリますよ、マジで。

と言って不敵に笑った。

山田が作品のプロデュースに興味を持ったのは、いままで自分が経験してきた現場での想いがあったからだという。

もっとアイディアを出し合えば、従来のしきたり?を打ち破れば、もっといい作品が作れるのにと何度も思ったからだ。

ゼロから作品作りに携わればそういう想いを実現できるかもしれない、あるいはいままでの原場でできなかった理由がわかるのではないか、そんな思いに突き動かされているのだ。

主演俳優(候補)との待ち合わせは日比谷公園の中のいオープンカフェ日比谷サロー

山下と一緒に待っていた山田の元に着信。

近くまで来ているらしい。

主演俳優を迎えに行く山田、遠くに二人連れの人影が見え始めた。

なんとひとりはランドセルを背負った子供、しかも女の子のように見える。

子どもを連れてくる俳優も珍しいと山下が目で追っていると、近くまできて男の方が去って行った。

山田がランドセルの少女を連れて戻ってきた。

その少女は天才子役芦田愛菜だった。

芦田愛菜もまた山田孝之や大竹しのぶらと同じ憑依型の俳優である。

どの役を演じてもその役にしか見えなくなる稀有な才能の持ち主だ。

どの役をやっても高倉健になってしまう存在感で勝負する名俳優とは対極の役者である。

関連記事:芦田愛菜主演明日ママがいないに、赤ちゃんポストから放送中止要請

山田と芦田が山下の待つ席に来た。

さっき歩き去った男は俳優ではなく、芦田のマネージャーだったのだ。

芦田さんですと山下に紹介する山田。

山下です。とぎこちなく挨拶を返す山下。

山下は狼狽を隠せない。

この事態を呑み込めないでいる。

一つ一つ確認を始める山下。

山田が言っていた主演俳優が芦田愛菜であること。

確かにビビる。

作品のモチーフが親殺しであることを知っているのか、事務所は了解しているのか。

全然そこには不安はないと言い切る山田。

それでも山下の不安は消えるはずがない。

天才女優とはいえ芦田愛菜はまだ12歳、小学校6年生でランドセルをしょって通学している子供なのだ。

そんな芦田にシリアルキラー役をやらせようとする山田の感覚はまさにぶっとんでいるとしか思えない。

山本の動揺は隠せない。

次回予告

第2話山田孝之 カンヌを学ぶ

エンディングテーマはスカート澤部渡が山下監督とこの番組の監督松江哲明の熱烈オファーによってつくられたランプトン

こちらも素晴らしい楽曲に仕上がっている。

第1話の感想

兎に角面白い。

山田の強引ともいえる一途な思いと垣間見せる天然さが見る者を引き付ける。

何も知らずに壮大なプロジェクトに引きずり込まれた山下敦弘監督のガチな狼狽ぶりと、それでも心の底の方で山田を信頼している感じが見ていてよくわかる。

番組制作費が少ないテレビ東京で、フランスカンヌでの撮影や、ナレーションに一流女優長澤まさみを起用するなど、一体どうなっているのかといぶかってしまう。

一見荒唐無稽に思える山田の野望が本当に叶いそうに思えてしまうのが怖い。

この番組を通して、映画作りの一部始終や、日本での映画作りの難しさや問題点も見えてくるだろう。

主人公のシリアルキラー役に天才子役芦田愛菜(まだ小学生)を起用するアイディアは秀逸だと思う。

これを了解した芦田の事務所の決断も見事なものだ。

ただ子供の人権に敏感なフランスや欧州諸国では受け入れてもらえない可能性もある。

この番組といい、”バイプレイヤーズ”といい、チャレンジングな番組を作り続けるテレビ東京はたいしたものだ。

フジテレビも少し見習った方がよい。

第2話の放送が待ち遠しい。

関連記事:山田孝之のジョージアのCMが凄い。天才俳優の私生活は謎だらけ
山田孝之カンヌ映画祭を目指す第2話のあらすじと感想 芦田愛菜とカンヌを学ぶ
:山田孝之のカンヌ映画祭第3話パイロットフィルムを…あらすじと感想


コメントをどうぞ

メールアドレス (必須・公開されません)
コメント本文

  • 投稿いただいたコメントは、管理者のチェック後掲載しておりますので、即時には反映されません。