“Love yourself！”(日向坂46)の14thシングルは10thシングル”Am I ready?”以来の全員選抜、センターは前作と同じ小坂菜緒

インデックス

“Love yourself！”(日向坂46)　14thシングルのセンターは小坂菜緒～世代交代が進まない日向坂46の苦しい現状の象徴～
1. ”Love yourself！”　MV・歌唱メンバー＆フォーメーション・歌詞

“Love yourself！”(日向坂46)　14thシングルのセンターは小坂菜緒～世代交代が進まない日向坂46の苦しい現状の象徴～

1期生全員が卒業して新たなステップを踏み出した日向坂46。

2025年5月21日リリース、日向坂46の14枚目シングル”Love yourself！”は、10thシングル”Am I ready?”以来の全員選抜となった。

誰もがSNSなどで意見を表明する現代、他人の言葉や視線を気にし過ぎて病んでしまう若者に、秋元康は”もっと自分を好きになれ‼君が思ってるより君はイケてる！”、”Give it All you’ve got ! “＝(考え込まずに)全力を出せ！と伝えようとしている。

作曲は、川口進/草川瞬/佐原康太の共作。

3人とも人ともJ系のアーティストに多数の楽曲を提供している。

川口は日向坂46へは”Instead of you”に続く2作目の楽曲提供、草川と佐原は初めてである。

編曲はおなじみのAPAZZI。

初期の日向坂46の路線に回帰したような爽やかな楽曲。

王道のアイドル曲である。

センターは前作と同じ小坂菜緒。

”苦しい時の小坂頼み”は、無駄にエースのHPを削ってしまうリスクをはらんでいる。

フロントにはずらりと表題曲のセンター経験者5人が並んだが、目新しさは感じられない。

戦力にならない３期生、期待ほどの伸びがみられない次世代エース候補の正源寺陽子・藤嶌果歩と4期生たち。

世代交代が進まない日向坂46の厳しい現状がうかがえる布陣である。

ここで全員選抜を採用したのも、1期生不在でグループの戦闘能力が落ちてしまったためであろう。

新戦力として期待されている5期生10名が15thシングルから参加すれば再び”選抜制”に戻る可能性が高い。

そういう意味では、14thの全員選抜は、”思い出選抜”という意味も含んでいる。

いずれにしても、14thシングルでの日向坂46の現状打破は期待できない。

3つの坂道グループの最下位が定位置になってしまった。

”Love yourself！”　MV・歌唱メンバー＆フォーメーション・歌詞

”Love yourself！”　MV

Director : スミス
Choreographer : CRE8BOY
Producer : 中村卓郎
Production : 祭 6e project

”Love yourself！”　歌唱メンバー＆フォーメーション

★歌唱メンバー(2025年4月現在で在籍している全メンバー20名)：小坂菜緒(センター)、松田好花、富田鈴花、河田陽菜、金村美玖(以上2期生5名)、上村ひなの、高橋未来虹、山口陽世、森本茉莉(以上3期生4名)、平岡海月、山下葉留花、平尾帆夏、石塚瑶季、小西夏菜実、清水理央、宮地すみれ、竹内希来里、藤嶌果歩、正源寺陽子、渡辺莉奈（以上4期生11名)

★フォーメーション

★金村美玖が1期生がいないシングルでフロントに立つことへの想いを語った。

一期さんがいなくなって、グループの雰囲気だったり、仕切る人だったりというのが変わっていく部分があると思うので、自ら率先してそういうのを出来たらいいなと思いますし、”今もすごいんだぞ！”っていうのを見せられるシングルにしたいです。

★小坂菜緒が7度目のセンターにかける想いを語る

1番上の代として、後輩に背中を見せていかないといけないし、導いていかな先輩のきゃいけない立場になるので、先輩の立場として学びの期間になるのかな‥‥と思いますし、新しい日向坂46っていうのを、よりたくさんの方に知っていただきたくっていうのと、これからこのメンバーでやっていきますよっていう証明ができたらいいなって思います。
新しくなった日向坂46として一歩踏み出すための大事なシングルになると思いますので、今の日向坂46をたくさんの方に知っていただくというのと、より大好きになっていただけるように、五期生も含め全員で頑張っていきますので、是非よろしくお願いいたします。