”どんな幸せな時間も永遠ではない”という日常のリアルを真っ青な空に突然現れる”飛行機雲”に気付かされるナイーブな感性が瑞々しい
長らく休養していた小坂菜緒の復帰作品となった日向坂46の7thシングル”僕なんか”に収録されている、カップリング曲のひとつである”飛行機雲ができる理由”のMVが、2022年4月19日にプレミア解禁された。
7thシングル”僕なんか”は、5月1日にリリース予定とアナウンスされていたが、3月30・31日に行われた”3回目のひな誕祭”(東京ドーム)終了から1週間足らず経過した4月5日、日向坂46メンバー16名に新型コロナ感染が確認されたことで、7thシングルの製作スケジュールが大幅に遅れることとなってしまう。
運営は、あらためて7thシングル”僕なんか”を6月1日にリリースすると発表した。
そんな中、すでに完成していたカップリング曲”飛行機雲ができる理由”のプレミア先行公開が決まったもの。
飛行機雲ができる理由を僕に聞いて、僕が答えられずにいると、”飛行機雲は飛行機が流した涙なのかな?”と君がつぶやく
真っ青な空に現れた飛行雲に、哀しみの芽生えを感じ、どんな幸せな時間も決して永遠ではないと気づいてしまう。
小坂菜緒が復帰して、22名で活動できる幸せを感じる間もなく、渡邉美穂がグループからの卒業を発表する。
”飛行機雲ができる理由”は、そんな日向坂46のリアルに秋元康総合プロデューサーがインスパイアされて書きおろした歌詞に、小網準が紡いだシンプルでメロディが響き合う良曲となった。
”飛行機雲ができる理由”MV
Lyrics:秋元康
Music:小網準
Arrangement:若田部誠
Director : 松本壮史
Choreographer : 木下菜津子
Planner:外川敬太
Producer : 橋本寛人
Production : AOI Pro.
MVでは、センターやフロントメンバーが特別にフィーチャーされることはなく、ンメンバー全員が均等にフォーカスされ、日向坂46メンバーのハッピーオーラ溢れる日常が描かれている。
時代設定は1970年代、セットもメンバーのメイクもファッションも70年代へのオマージュとなっている。
松田好花のヘアスタイルはツイッギーへのオマージュである。
▼左:ツイッギー、右:松田好花
22名が一緒に暮らしている”陽だまり寮”が近々取り壊されるという掲示版が映されて、22名の暮らしが間もなく終わりを告げることがわかり、渡邉美穂の卒業が近い日向坂46のリアルと重なってファンの胸を打つ。
”飛行機雲ができる理由” 歌唱メンバー
センター:小坂菜緒
3列目:潮紗理菜、山口陽世、高瀬愛奈、影山優佳、渡邉美穂、高本彩花、宮田愛萌、森本茉莉、髙橋未来虹
2列目:濱岸ひより、東村芽依、河田陽菜、加藤史帆、齊藤京子、丹生明里、松田好花、富田鈴花
1列目:上村ひなの、佐々木久美、小坂菜緒、佐々木美玲、金村美玖
飛行機雲ができる理由 フォーメーション
”飛行機雲ができる理由” 歌詞


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