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賀喜遥香が休養を発表!乃木坂46は”ブラック企業”になってしまったのか?~12年目を迎えた乃木坂46、今そこにある危機~

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賀喜遥香が休養を発表!12年目を迎えた乃木坂46が”ブラック企業”になってしまった?

乃木坂46のエースの1人としてグループを牽引してきた”鉄人”賀喜遥香が、体調を回復するためとして一定期間休養することを発表した。

これまでどんなに忙しくても、少し体調が悪くても、一言も不満や愚痴を言わずに、ファンの前では常に笑顔を絶やさず、ファンやメンバーを元気づけてきた”鉄人”賀喜遥香が、ついにダウンしてしまったのだ。

2013年7月に始まった”真夏の全国ツアー”は、今年で10回目(2020年はコロナ渦で休止)を迎えた。

乃木坂46のオリジナルメンバーだった1期生と2期生全員が卒業し、初めて3期・4期・5期生のみで行われた真夏の全国ツアー2023は、”乃木坂全ツ”史上最少人数である32名のメンバーで行われ、全国7地区16公演に約27万人の観客を集めて大成功を収めた。

一方で最少人数で行われたこのツアーでは、ひとりひとりのメンバーの心身への負担が予想以上に大きく、特にひどかった今年の猛暑の中でのライブパフォーマンスは過酷を極めた。

最終日のアンコールでキャプテンが振り絞るように叫んだ”私たちが乃木坂46です!”と言う言葉には、全ツに参加した全メンバーの万感の思いが込められていたと思う。

このツアーの座長を務めた5期生の井上和の頑張りは、誰しも認めるところだが、彼女をずっと支え続けた3期生・4期生の存在も忘れることはできない。

その中で”乃木坂46の好感度のシンボル”である4期生賀喜遥香の活躍は、決して派手ではないが常にグループを鼓舞し続けていて、多少体調が悪くても辛さを隠して笑顔で頑張り続ける賀喜遥香の姿はファンの心に深く刻まれただけでなく、メンバーの疲れた心も勇気づけたのだ。

そんな賀喜遥香がついに壊れてしまった。

苛酷だった”真夏の全ツ2023”を乗り切って、束の間の夏休みを謳歌して再び乃木坂46の活動に復帰すると思われていた賀喜遥香がついにSOSを発したのである。

ファンの間に衝撃が走った。

最近相次いでいる体調不良によるメンバーの休養の発表。

2023年9月10日現在、賀喜遥香を含めて5人のメンバーが活動を休止している。

12年目を迎えた乃木坂46は、世に言う”ブラック企業”になってしまったのだろうか?

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「おひとりさま天国」発売記念 forTUNE music限定「オンラインミート&グリート」賀喜遥香の欠席に関するお知らせ 2023.09.09

賀喜遥香ですが、 一定期間休養させていただくため、以下日程に開催する33rdシングル 「おひとりさま天国」 発売記念 forTUNE music限定「オンラインミート&グリート」を欠席させていただく事になりました。

9月10日(日)・9月17日(日)・9月24日 (日)・10月8日 (日)

楽しみにされていたお客様には、大変深くお詫び申し上げます。

該当する参加権利に関しましては、追って振替使用のご案内をさせていただきます。

皆さまのご理解を賜わります様、宜しくお願い申し上げます。

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賀喜遥香のブログ 2023.09.09  タイトル:花

(前半略)
そして、ツアーのお話の後に
みなさんにお伝えしたいことがありまして

全国ツアー中に体調が優れない日があり、お医者さんに行ったところ
体力が落ちているので、一定期間休息をとって体調を回復する期間が必要だとアドバイスをいただきました。

スタッフさんと相談して、全国ツアー後に約1ヶ月ほどの長めの夏休みをいただくことにしました。

いろんな方にご迷惑をおかけしてしまうと思います。
申し訳ないです、、。

応援してくださっている皆さんにも突然お伝えしてしまってすみません、、

今日のVenue101には参加させていただきますので、よかったら見てもらえれたら嬉しいです。

お休み後にまた元気にグループ活動を頑張れたらと思います。
少しの間、待っててもらえたら嬉しいです!

元気に帰ってきます!
(後半略)

相次ぐメンバーの休養

2023年9月10日現在、乃木坂46に所属しているメンバーは36名である。

1期生:全員卒業
2期生:全員卒業
3期生11名:伊藤理々杏/岩本蓮加/梅澤美波/久保史緒里/阪口珠美/佐藤楓/中村麗乃/向井葉月/山下美月/吉田綾乃クリスティー/与田祐希
4期生14名:遠藤さくら/賀喜遥香/掛橋沙耶香/金川紗耶/黒見明香/佐藤璃果/柴田柚菜/清宮レイ/田村真佑/
筒井あやめ/林瑠奈/松尾美佑/矢久保美緒/弓木奈於
5期生11名:五百城茉央 / 池田瑛紗 / 一ノ瀬美空 / 井上和 /岡本姫奈 /小川彩 / 奥田いろは / 川﨑桜 / 菅原咲月 / 冨里奈央 /中西アルノ 

しかし36名の中で、掛橋紗耶香・林瑠奈・岡本姫奈・川﨑桜の4人が戦線を離脱中で、これに賀喜遥香の休養が加わり、2023年9月10日現在、乃木坂46はわずか31名での活動になってしまった。

これは12年にわたる乃木坂46史上でも極めて異例の事態である。

掛橋紗耶香は、2022年8月29日の”真夏の全ツ2022@神宮”での転落事故から1年以上経過しているが未だに復帰の目途が立っていない。

5期生の岡本姫奈は、2023年3月31日体調の回復に専念するとして”当面の間”の活動休止を発表、4期生の林瑠奈については2023年6月10日付で、一定期間グループ活動と個人活動を休止し学業に専念することが発表されている。

5期生の川﨑桜は、”真夏の全ツ2023@神宮”の数日前、リハーサル中に足首の骨折してしまい、神宮4Daysを欠席することとなった。

そして今回の賀喜遥香の休養発表である。

乃木坂46の12年の歴史の中でも31名での活動は前代未聞であり、メンバーひとりひとりの負担はますます大きくなった。

空前の売り上げを達成する一方で、メンバーの休養が相次ぐ乃木坂46は、世に言うブラック企業になってしまったのではないか?

そんな声も聞こえてくるのだ。

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乃木坂46の今そこにある危機

転機を迎えている4期生たち

36名のオーディション合格者で2011年8月に結成された乃木坂46。

2013年5月に2期生13名がお披露目されて46名体制となった以降は、ほぼ40名前後のメンバーで活動してきた。

今やライブで80億円超のチケットを売り、年間20億円以上のCDセールスを売り上げる乃木坂46は、関連事業を含めれば年間100億超、200億も視野に入る一大エンタメビジネスとなっている。

そのビッグビジネスを今支えているのは16歳から28歳までの36人の若い女性メンバーたちだ。

この世代の女性たちは色々な意味で繊細であり、センシティブである。

気候によっても体調が変化するし、人間関係によっても、さらにグループの中での競争にさらされているアイドルとしての立ち位置によっても身心に影響を受けてしまう。

現在の5期生のようなニューカマーは、先輩メンバーに追いつこうとただがむしゃらに頑張ることができる。

それが3年経ち、5年が経過したころに転機を迎える。

ある者はアイドルとしての自分の未来に悩み、ある者は自分に課された責任の重さに押し潰されそうになり、女性としての成長による体調の変化にも見舞われる。

3期生では、久保史緒里や山下美月が一定期間の休養を経てうまくグループに復帰したが、大園桃子はアイドルとしての自分との折り合いがつけられず卒業してしまった。

現在転機を迎えているのは、2018年の坂道合同オーディションを経て乃木坂46に加入した4期生たちである。

遠藤さくら・賀喜遥香のWエースと、ファンからの絶大な人気を誇る田村真佑。

さらに選抜常連の筒井あやめや、特異な才能を発揮し始めた奇才弓木奈於。

厳しい選抜メンバー争いの中で、不安な日々を過ごしているその他のメンバーたち。

ミーグリで急激に人気を落としてしまった清宮レイや柴田柚菜は休養予備軍とも言えそうだ。

置かれている境遇は違うが、4期生のそれぞれが自身の体調やメンタルの安定に苦労している。

運営に求められるメンバーのヘルスケア&メンタルケアの管理

2023年9月現在、31名という史上最少メンバーでの活動を余儀なくされている乃木坂46。

関係者によれば、6期生のオーディオションが2024年中に実施される予定だという。

それまではこの30名前後のメンバーで切り抜けるほかはない。

運営はこれまで以上に、メンバーひとりひとりの日常に目配りと気配りを行って、グループ活動からの離脱者を最小限に食い止めなければならない。

そのためには専門のカウンセリングスタッフなどの常駐も考える必要があるだろう。

メンバーの最も近くにいるマネージャーたちにかかる責任も大きい。

女性アイドルグループとして奇跡の世代交代を成し遂げた乃木坂46という唯一無二のトップブランドを守るために。

そして、乃木坂46が”ブラック企業”になってしまわないように!

乃木坂46の、”今そこにある危機”はいよいよ現実味を増しつつあるのだから。

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