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坂道グループ初の合同ドラマ 森田ひかる主演”ボーダレス”2021年3月配信開始~遠藤さくら・早川聖来(乃木坂46)、齊藤京子・濱岸ひより(日向坂46)、渡邊理佐・小林由依(櫻坂46)出演~

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乃木坂46・日向坂46・櫻坂46が初共演、誉田哲也による小説「ボーダレス」実写ドラマ化決定!!

乃木坂46、櫻坂46、日向坂46がグループの垣根を超えてドラマ初共演となる本格ミステリードラマ「ボーダレス」(誉田哲也原作)が、ひかりTVとdTVチャンネルで3月より独占配信されることが1月29日のプレス向けオンライン会見で発表された。

会見には、櫻坂46の森田ひかると渡邉理佐、日向坂46齊藤京子と濱岸ひよりが登場。

さらに、リモートで櫻坂46小林由依と乃木坂46の早川聖来、遠藤さくらが出演した。

同作は、誉田哲也氏が2018年に発表した同名小説が原作の本格ミステリ作品。

物語は4つパートに別れており、森田と齊藤がクラスメートとして、渡邉と濱岸は姉妹役、小林と早川も姉妹役、遠藤はソロで謎の美少女役でそれぞれ4つのパートのドラマが展開される。

張り巡らされていた伏線が、ある事件をきっかけに繋がっていく。
コロナ禍における社会の分断を予見したような絶望的な孤独を描く一方で、傷つきながら、それでも自由に生きよと痛烈なメッセージを突きつける本格派ドラマ。

▼ティーザー予告

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欅坂46とけやき坂46の合同ドラマとして企画されたドラマ”ボーダレス”

原作者誉田哲也のコメント

この『ボーダレス』という小説は、
企画段階から「欅坂46」のメンバーで映像化することを想定して書かれた作品です。
幸いなことに、私はこれまで作品の映像化に恵まれてきましたが、映像化を前提に執筆したことは
ただの一度もありませんでした。『ボーダレス』が初めてになります。
ただし、想定して書けば上手くいくわけでもありません。
執筆開始は2018年の2月。当初は「欅坂&けやき坂でドラマ選抜」というアイデアでしたが、
その後にけやき坂46は「日向坂46」として独立。さらに欅坂46は活動休止、改名。
メンバー数名も卒業し、さらに世界は感染症で膠着状態。
しかし、ここで『ボーダレス』の基本コンセプトである
「四つのペアを別々に撮影可能なストーリー」というのが、逆に活きてきます。
この「コンパクトな撮影現場」は感染症対策上も有効であると考えられ、企画が一気に進行。
さらに乃木坂46も加わり、3坂道の合同企画へとグレードアップ――というのが、ここまでの偽らざる経緯です。
結果、合同オーディションで加入したメンバーも入り、
実にフレッシュで、最高に充実したキャスティングになりました。もう、あとは観るだけ!期待しかない!
(ボーダレス公式サイト より引用)

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ドラマ「ボーダレス」 あらすじ

part1
自称“何もかもが普通”な人生を送る奈緒(森田ひかる)は、進路希望用紙が書けずにいた。
そんなとき、図書室でミステリアスなクラスメイトの希莉(齊藤京子)と急接近。
密かにノートに小説を書いている彼女に誘われ、近所で起きた殺人事件の現場に足を運ぶことに。

▼森奈緒役森田ひかる(右)と片山希莉役齊藤京子

part2
山荘で働く父親が何者かに暴行される現場を目撃した芭留(渡邉理佐)と圭(濱岸ひより)の姉妹は、犯人に追われ裸足のまま暗い山道を逃げている。
果たして、自分たちを追いかけているのは誰なのか。
▼八辻巴留役渡邉理佐(右)八辻圭役濱岸ひより(左)

part3
音大受験に失敗した琴音(小林由依)だが、父の経営する喫茶店で働きながら、コーヒー豆屋で幼なじみの和志ともいい雰囲気。
大学受験を控える妹の叶音(早川聖来)だけが気がかりだが、妹は反発してバンド活動に明け暮れる日々を送る。
▼市原叶音役早川聖来

part4
雨の降りしきるなか、堅牢な屋敷のバルコニーに佇む謎の少女(遠藤さくら)。
彼女が眺める庭門の先にあるものとは?
▼謎の少女役遠藤さくら

やがて、4つの平行した物語は、次第に交錯していく‥‥。

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ドラマ”ボーダレス”の見どころ

演技初挑戦の森田ひかる(櫻坂46)、女優としてのポテンシャルを示せるか?

3坂道グループから7名のメンバーが出演するこのドラマ、一番目に名前がクレジットされているのは櫻坂46の森田ひかるである。
当然森田が主演格ということになる。

▼森奈緒役の森田ひかる

森田が本格的演技に取り組むのはこのドラマが初めてである。
櫻坂46のデビューシングルでセンターに抜擢されたのは、小さな身体を大きく見せる表現力や鋭い目力に光るものがあったからだ。
森田の主役抜擢は、オーディションではなく運営からの抜擢であろう。
森田への期待の大きさがうかがえるが、その分だけ森田にとっては大きなプレッシャーとなるだろう。

▼森田ひかるコメント
ドラマや演技に挑戦するのが初めてだったので、台本をいただいた時に『これが台本なんだ!』って思いました。
さまざまなパートでどんな物語が繰り広げられていくのか楽しみです。
“3坂”でそれぞれグループの雰囲気とか、カラーとか全て違うので、そういうところがおもしろいのかな、って思います。私も、櫻坂のカラーをお見せできたり、他のグループのカラーを吸収したりできたらいいなって思います。

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櫻坂46 小林由依と渡邉理佐

小林由依は、今回の7名の中で、演技についての実績で言えば齊藤京子に次ぐキャリアである。
手堅い演技が持ち味だが、ヒロインを張れるほどの華がないのが惜しい。
演技力をさらに磨いて、キラッと光るバイプレーヤーになることが目標だろう。

▼市原琴音役小林由依

渡邉理佐は、ファッション誌non-noの人気モデルとして若い女性の人気を博している。
その一方で、生来の前に出たがらない性格から、演技の仕事はずっと敬遠してきた。
だが、乃木坂46や欅坂46を卒業した多くの人気メンバーが、アイドル以外の分野で活躍していることに刺激を受け、”自分もこれまでは苦手としてきた演技の仕事にも積極的に取り組もうと決心した”(2020年12月インタビューでの発言)タイミングでのこのドラマへの出演である。
原作者の誉田哲也は、渡邉理佐に当て書きした作品をいくつか書いているとインタビューで語るほどの筋金入りの渡邉理佐ファンとして知られている。
今回の出演が、原作者からの推薦か、運営の抜擢か、村内オーディションの結果なのかは定かでないが、理佐にとって大きな試金石になることは間違いない。
▼渡邉理佐コメント
ひよりちゃんは本当にいい子で、本当にかわいくて、4つ下なんですけど、本当に妹になってほしいと思うくらいかわいいな、って思いながら撮影していました。

日向坂46 齊藤京子と濱岸ひより

ひらがなけやきの時代から、グループとして積極的にTVドラマや舞台に取り組んできたおかげで、齊藤京子は商業演劇”サザエさん”(藤原紀香主演)で10年後のワカメちゃん役(秋元真夏・乃木坂46とのWキャスト)に抜擢されるなど、演技の実績面では抜きん出ている。
持ち味である思い切りの良い演技が見せられるかが見どころだ。
▼齊藤京子コメント
3坂道合同のドラマは初めてということで、意外に、いつもは乃木坂さんや櫻坂さんの皆さんになかなかお会いできないので、うれしいです。
今回を機に、ファンの方々もあまりみたことのないような絡みが見られると思うので、楽しみにしていただければと思います。ファンの方も、『櫻坂さんと日向坂が好き』とか『3坂道みんな好き』って方も多いと思うので、一緒に写真を撮ったりして、エピソードトークも話せるくらい思い出つくりたいです。

濱岸ひよりは、隠れた演技派である。
舞台”あゆみ”で見せた、表情だけで観客を魅了する演技は圧巻だった。
今回”目が見えない少女”という難しい役を与えられて、女優としてのポテンシャルをどれだけ示せるかが興味深い。
▼濱岸ひよりコメント
坂道という名に恥じないように気を付けました。あいさつだったり、行動だったり。
理佐さんが本当にお姉ちゃんみたいで、お話ししたりしました。
理佐さんと呼ばせていただいているんですけど、本当は『理佐お姉ちゃん』みたいに呼びたいです。

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乃木坂46 遠藤さくらと早川聖来

乃木坂46からは、現エースと目される齋藤飛鳥や山下美月ではなく、次期エース候補の4期生コンビ、遠藤さくらと早川聖来の2人が抜擢された。

4期生は、2018年11月にグループに参加してまだ2年と少しだが、運営の方針で実践の場を多く与えられている。

乃木坂46にとって世代交代が喫緊の課題であることをうかがわせる。

早川聖来は、エチュード”3人のプリンシパル”で賀喜遥香と並んで、全16公演中1回の2幕最多出場を達成、西加奈子原作の”サムのこと”、”猿に会う”の実写化ドラマでも演技での高いポテンシャルを示している。

▼早川聖来コメント(2021.01.29ブログより)
私は小さい頃からお芝居に興味を持ち、乃木坂46に入ってからはずっとドラ マのお仕事をもっと挑戦してみたいと思っていたので今回、こうして参加さ せていただけることが本当に嬉しくて、幸せな気持ちでいっぱいです。
今回のドラマ期間でたくさんのことを吸収し、成長できたらなと思っています。
今日も明け方から撮影をさせていただいていたのですが、監督さんや、スタッフのみなさん、お姉ちゃんである市原琴音役を演じる欅坂46の小林由依さんをはじめキャストのみなさんが本当に優しく温かい方ばかりで、たくさん助けられています。
みなさんと一緒にすてきなドラマを作れることが本当に楽しみなので精一杯自分ができることを頑張りたいです。

もう一人の4期生・遠藤さくらは、エチュード”3人のプリンシパル”では全く目立たない存在だったが、24thシングル「夜明けまで強がらなくてもいい」ではいきなりセンターに抜擢され、運営からの期待が高いことが明らかになった。
ドラマ”サムのこと”では、主役のサム役に抜擢され、演技面でも非凡な才能を持っていることを示した。
今回は古いお屋敷に住む謎の美少女役で、言葉ではなく表情での演技が期待されている。

市原姉妹の父親役 宮川一朗太(喫茶店のマスター)

ひらがなけやきのドラマ”Re:Mind”で、林先生役を演じ、その後筋金入りの”おひさま”になった名バイプレイヤー宮川一朗太さんが、今回は小林由依と早川聖来の父親役で出演している。

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ドラマ”ボーダレス”出演者と配役

森田ひかる/森奈緒(櫻坂46)

齊藤京子/片山希莉(日向坂46)

渡邉理佐/八辻巴留(櫻坂46)

濱岸ひより/八辻圭(日向坂46)

小林由依/市原琴音(櫻坂46)

早川聖来/市原叶音(乃木坂46)

遠藤さくら/謎の少女(乃木坂46)

宮川一朗太/市原姉妹の父親で喫茶店のマスター

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スタッフ

◆タイトル
ボーダレス
◆原作
誉田哲也「ボーダレス」(光文社文庫)
◆総合演出
金井紘(「HERO」「グッド・ドクター」、「 コンフィデンスマンJP」他)
◆脚本
伊達さん(大人のカフェ)、森田剛行、桑島憲司
◆主題歌
Thinking Dogs 「はじまりのピリオド」
◆特設サイト
ドラマ”ボーダレス”特設サイト