“I want tomorrow to come” (櫻坂46)　10thシングルのセンターは2作連続で山下瞳月（やましたしづき）、9th”自業自得”での乃木坂46超えは本物なのか？真価が問われる10thシングル！

インデックス

“I want tomorrow to come”　櫻坂46の10thシングルは、初めて乃木坂46を超えた9thシングルに続くことはできるのか？
1. ”I want to tomorrow to come”　MV・歌唱メンバー＆フォーメーション・歌詞

“I want tomorrow to come”　櫻坂46の10thシングルは、初めて乃木坂46を超えた9thシングルに続くことはできるのか？

2024年10月23日リリースの櫻坂46 10枚目シングル”I want tomorrow to come”の先行配信が9月25日に開始された。

作・編曲は、欅坂46・櫻坂46と乃木坂46に多数のヒット曲を提供しているナスカ。

漠然とした不安の中で生きている若者が夜の闇を恐れ、明日が来ることを痛切に願う気持ちを描いた歌詞が、ナスカの作曲・mellowの編曲によるメロディとオーケストレーションに載せられて、壮大な叙事詩のような楽曲として結実した。

非常に演劇的で、チャレンジングな作品で、櫻坂46のファンにどう受け止められるか興味深い。

センターは2作連続で三期生の山下瞳月（やましたしづき）が務める。

10thシングルの選抜メンバーは3作連続で14名。

そのうち6人が10代(2024年9月現在)で、3坂道の選抜で最も10代の比率が高い。

そのことを象徴するように、グループの最年少メンバーである的野美青が初のフロント入り、的野に次ぐ年少メンバーである向井純葉が初選抜入りを果たし、櫻坂46の世代交代を強く印象づける布陣となった。

同一メンバーが2作連続でセンターを務めるのは、デビューシングル”Nobodys fault”と2nd”BAN”での森田ひかる以来2度目のこと。

山下が初のセンターに抜擢された9thシングル”自業自得”(2024年6月26日リリース)は、初日売り上げで51.5万枚（前作比145.5％）を記録、2か月後の8月21日リリースの乃木坂46 36thシングル”チートデイ”の37.5万枚を大きく上回る快挙を達成している。

運営は、2023年から櫻坂46をパフォーマンスに特化したアイドルグループとして位置付ける戦略を明確にし、ライブでのオーディエンスの熱狂を呼ぶなど、大きな成果を挙げつつある。

CDセールスで乃木坂46を上回ったことは櫻坂46にとって大きな自信につながっている。

海外での活動も細々ながら継続していて、2024年11月30日には香港の音楽イベント”香港Clockenflap 2024”への参加も決まっている。

10thシングル”I want tomorrow to come”のセールスが、9thシングル”自業自得”並みかそれを上回る数字を叩き出せるか？櫻坂46の真価が問われるシングルになりそうだ。

”I want to tomorrow to come”　MV・歌唱メンバー＆フォーメーション・歌詞

”I want tomorrow to come”　MV

Director : 中村浩紀
Choreographer : TAKAHIRO
Stylist:Remi Takenouchi
Producer : 中村卓郎: 祭

“I want tomorrow to come”のMVは、TAKAHIROによる振付、RemiTakeniuchiによる衣装デザイン、一切の過剰さを削ぎ落したスタジオセットなどのすべてが楽曲の世界観に収斂して、最高の映像作品として結実した。

”I want tomorrow to come”　歌唱メンバー＆フォーメーション

★歌唱メンバー(10th選抜メンバー14名)：山下瞳月(センター)、田村保乃、松田里奈、森田ひかる、藤吉夏鈴、武元唯衣、山﨑天、守屋麗奈、大園玲、中嶋優月、村山美羽、谷口愛季、向井純葉、的野美青

★フォーメーション

1列目のトピック：山下瞳月連続センター、的野美青初フロント

2匹目のどじょうを狙って、山下瞳月の連続センターとなった。
パフォーマンス面での進境著しい的野美青が初のフロント抜擢

➀　的野美青　　不→3→2→1
➁　山下瞳月　　1→2→©→©
③　森田ひかる　©→1→2→1

（数字は7th・8th・9th・10thでの列、©はセンター）

★山下瞳月
(9thでは)私は自分自身に1回も満足することはなかったので、前回うまくいかなかったこと、自分の中で感じたことを、10枚目シングルで全力で活かせる、すごくありがたい機会を頂いたと思うので、Buddiesのみなさんと盛り上げられる楽しいシングルにしたいなっていう思いが一番強いので、楽しみに待って頂けたらなって思います。

★的野美青ブログ(20240922抜粋)
今回、表題曲で初めてフロントメンバーを担当させていただきます。
フロントで名前を呼んでいただいたとき
1番に胸に広がったのはやっぱり、周りの皆さんへの感謝の気持ちです。
本当にいつも温かい応援、ありがとうございます。
センターの隣のポジションで皆さんの目により多く触れる場所だからこそ
これまで以上の強い覚悟を持ち
そして何よりこのありがたい環境に感謝し
一瞬一瞬を大切にして全力で頑張っていきたいと思います。
ですが、そのたびに皆さんの応援を思い出して
周りの皆さん、いただいた環境に感謝して
自分を奮い立たせて進んでいきます！
皆さんからの愛は、言葉では表せないほど大きくて
どれだけ感謝しても足りないくらいです。
皆さんの笑顔や声援が、私にとってどれだけ力になっているか
伝えきれないくらい大きな存在なんです。
でも、ただその応援に甘えるだけじゃなくて
もっともっと大好きな皆さんに恩返しできるよう
精一杯、パフォーマンス、曲をお届けできるよう
克己し自分を磨き続け成長していきたいと強く思っています。
今回のシングルを通して
私にとってどんな道のりが待っていたとしても
皆さんと一緒なら、その先に見える景色へ前を向いて進んでいけます。
今回の10thシングルも、皆さんと一緒にたくさん楽しんでいきたいです！
そして、これからも変わらぬ応援をどうぞよろしくお願いいたします。

★森田ひかるコメント
10th選抜にも3期ちゃんがすごく多く入っていて、グループとしても個人としても成長していく姿をこの1年でたくさん見て来たので、（センターの山下瞳月や）初めてフロントを務める的野美青ちゃんもそうですけど、支えていけるように頑張れたらいいなと思っています。

2列目のトピック：全員がセンター経験者という手堅い布陣

3列目のトピック：井上梨名と村井優がアンダーへ、武元唯衣が選抜復帰、向井純葉が初選抜

⑨　向井純葉　　不→不→不→3
⑩　大園玲　　　2→3→2→3
⑪　村山美羽　　不→不→3→3
⑫　中嶋優月　　3→3→3→3
⑬　松田里奈　　3→3→3→3
⑭　武元唯衣　　3→不→不→3

★初選抜の向井純葉がブログを更新(2024.09.24)、ファンへの感謝を綴った。
今回の10thシングルは選抜メンバーとして活動させていただきます。
いつも応援してくださる皆様、ありがとうございます。
自分と向き合うことが出来たのも1歩踏み出そうと思えたのも諦めたくないと思えたのも
全部全部応援してくださる皆さんがいたからで
嬉しいことがあったら皆さんに一番に伝えたいし、挫けそうな時は皆さんを一番に思い出すし、
もし貴方に苦しいことがあったならば私が直接何かできるわけでは無いかもしれないけどそばにいたい
そう思っています

皆さんは私の人生の中でかけがえのない存在なんです。

たくさんの愛をありがとう。