”思い出が止まらなくなる”乃木坂46の34thアンダー楽曲センターは中西アルノ～中西アルノが本当に許された日～

インデックス

”思い出が止まらなくなる” 異色の34thアンダー楽曲～明るくポップな青春ソング～
1. 中西アルノの闇落ちからアンダーセンターでの復活までの道のり
  1. 中西アルノは、”自分にはこの曲”Actually…”を歌う権利がない”と思っていた
  2. 中西アルノが本当に許された日
2. 思い出が止まらなくなる　MV・歌唱メンバー＆フォーメーション・歌詞

”思い出が止まらなくなる” 異色の34thアンダー楽曲～明るくポップな青春ソング～

“思い出が止まらなくなる”は、乃木坂46の34thシングル”Monopoly”に収録されているアンダー楽曲。

センターは中西アルノ。

乃木坂46の長い歴史の中で、表題曲のセンターとアンダー楽曲のセンターの両方を経験しているのはこれまで齋藤飛鳥と堀未央奈の2人だけだった。

中西アルノは、29thシングル”Actually…”で表題曲センターを経験しているので、飛鳥・堀に続く3人目となる。

★齋藤飛鳥
6thアンダー楽曲”扇風機”アンダーセンター（2013.07.03）
15th”裸足でSummer”表題センター(2016.07.27)

★堀未央奈
7th”バレッタ”表題センター(2013.11.27)
12thアンダー楽曲”別れ際、もっと好きになる”アンダーセンター（2015.07.22）

★中西アルノ
29th”Actually…”表題センター(2022.03.23)
34thアンダー”思い出が止まらなくなる”アンダーセンター（2023.12.06）

“思い出が止まらなくなる”の作曲は、”I see‥”、”Out of the blue”、”君に叱られた”などのyouth case。

アンダー楽曲としては異色で、底抜けに明るく爽やかな青春ソングだ。

MVでは、ホワイトとブルーのツートンのノースリーブワンピでアンダーメンバーたち14名が実に屈託なく笑顔でパフォーマンスしている。

乃木坂メンバーとしては俯くことの方が多かった中西アルノだったが、この楽曲のセンターで笑顔全開で歌うのを見るのは感慨深い。

中西アルノの闇落ちからアンダーセンターでの復活までの道のり

運営は2022年2月、乃木坂46時間TV2022の中で、正規メンバーとしての活動実績がまったくない中西アルノを、いきなり29thシングル”Actually…”のセンターに抜擢したことを発表してファンを驚愕させた。

これは、スタジオ見学に来ていた研究生の堀未央奈が、いきなり7thシングル”バレッタ”のセンターに抜擢された状況と良く似ている。

その後の堀未央奈の苦難はこちらの記事でお読みください。

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しかし、この楽曲の初披露に際して、過剰に中西をフィーチャーし、他のメンバーをバックダンサー扱いした演出が乃木坂46ファンの反発を呼び、ネットはそれに対する批判の声で溢れてしまう。

さらに中西の過去のSNSでの不適切発言なども掘り起こされ、ついにはセンター中西アルノは3月3日に活動休止に追い込まれる。

さらにアルノセンターで撮影を終えていたMVは、一般公開が見送られ、齋藤飛鳥・山下美月をＷセンターとしたMVを撮り直す事態にまで追い込まれる。

当時のキャプテンだった秋元真夏は、当時の状況について”乃木坂46結成以来の危機”だったと後に証言している。

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中西アルノは、”自分にはこの曲”Actually…”を歌う権利がない”と思っていた

活動休止から1カ月半たった頃、運営は4月27日の第2回五期生お見立て会へ中西アルノを出演させ、活動を再開させると発表する。

しかしアルノへのバッシングは止むことはなく、アルノは俯いたままでの活動を強いられることになった。

背負いきれない重荷を背負ったまま中西アルノのアンダーメンバー暮らしが続いていく。

およそ1年たった2023年4月29日の乃木坂46 11thYear Birthday Live Day1で、中西アルノは涙ながらにその想いを語った。

#29th #Actually…のセンターだった #中西アルノ。背負いきれない重荷を背負ったままアンダーメンバー暮らしが続いている。11thバスラでの涙の曲紹介が心に痛い。彼女が許されたと思う日は来るのだろうか？ #乃木坂46　#11thYearBirthdayLiveDay1 pic.twitter.com/9ke2IxmBK2

— 平進 (@susumutaira2009) February 22, 2023

中西アルノが本当に許された日

五期生の中では1・2を争う歌唱力を持ち、独特な表現力でそのポテンシャルを高く評価されている中西アルノ。

スキャンダルさえなければ、選抜メンバーの常連になっていてもおかしくない。

今回運営は、34thシングルのアンダー楽曲”思い出が止まらなくなる”のセンターに中西アルノを指名した。

このことは、”中西アルノが”34thアンダーメンバーの顔”になり、2024年1月25～27日にぴあアリーナMMで開催される”34thSGアンダーライブ”３Daysの座長を務めることを意味している。

あの日から1年10カ月、中西アルノはようやく許されたのである。

思い出が止まらなくなる　MV・歌唱メンバー＆フォーメーション・歌詞

思い出が止まらなくなる　MV

監督：東市篤憲（”ごめんねFingers crossed”、”歳月の轍”、”価値あるもの”、”心にもないこと” etc.）
ロケ地：海の森水上競技場（東京オリンピック

Music Videoを監督させていただきました。メンバーの皆さんの表情とダンスのチームワークがいきいきとしています。
ぜひご覧くださいませ。https://t.co/OQIPUbL0Ys #乃木坂46 #思い出が止まらなくなる pic.twitter.com/CFLsc7lmsH

— 東市篤憲TOS (@___blank) December 4, 2023