”Plastic regret” 櫻坂46藤吉夏鈴センター曲は失恋ソング～今後が楽しみになる櫻坂46の1stシングルｃ/w曲のラインナップ～

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藤吉夏鈴は、櫻坂46の恋愛ソング担当になったのか？

櫻坂46の1stシングル”Nobody’s fault”のc/W曲の中で、藤吉夏鈴がセンターを努める曲の第2弾”Plastic regret”の音源が解禁された。

藤吉センター曲の第1弾”なぜ恋をしてこなかったんだろう？”は、恋に浮かれる女子をバカにしていた女の子が、恋に落ちて豹変する様子を描いた恋愛ソングだったが、第2弾はさらに物語が進んで、”失恋ソング”になった。

不器用だと思っていたボーイフレンドにまさかの新しい出会いが始まって、フラれてしまいあっけなく終ってしまった恋。

こんなことで自分は傷つかないと強がってみたものの、胸が痛んで、涙が落ちてくるいう辛い経験を歌っている。

Plasticとは、不自然なとか人工的だという意味だが、この歌の歌詞ではモノとしてのPlasticが持つ硬質的な強さの意味も含んでいる。

”Plastic regret”＝不自然な落ち込み（後悔）、強がって見せても辛い想いを引きずってしまうことの比喩として使われている。

今回のシングルでは、森田ひかる、藤吉夏鈴、山﨑天の3人が務めているが、藤吉が担当する2曲は両方とも恋愛ソングである。

櫻坂46では藤吉夏鈴が恋愛ソング担当ということになったのだろうか。

櫻坂46としてのデビューシングルである”Nobody’s fault”では、表題曲でもカップリング曲でも、多くのメンバーの声が聴き分けられる。

欅坂46時代の曲では、平手友梨奈の声をフィーチャーする場面が多く、結果として他のメンバーの声はモブキャラ扱いだった。

櫻坂46になって、（櫻エイト）メンバーにはそれぞれソロ歌唱パートがあり、歌唱力は置いておくとして、それぞれの声の個性が出ていて、曲全体がキラキラしているように聞こえる。

そのことが結果として楽曲に陰影やキャラクターを与えている。

そういう意味で、カップリング曲が解禁になるたびに楽曲を聴く楽しみが増えている。

平手友梨奈色を払拭すると言う意味でもその戦略は正しいだろう。

櫻坂46のダイバーシティ（多様性）が楽しみになってきた。

（2021年7月　W-KEYAKI FESより）

藤吉夏鈴（センター）、森田ひかる・渡邊理佐・小林由依・菅井友香・小池美波・山﨑天・田村保乃・原田葵、渡辺梨加、井上梨名、幸阪茉里乃、関有美子、増本綺良