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“桜月” 桜坂46 5thシングルのセンターは守屋麗奈~遅れて来たエース候補は”坂道研修生の星”!~

アイドル

櫻坂46 5thシングル”桜月”(2023年2月15日リリース)のセンターは守屋麗奈~遅れて来たエース候補は坂道研修生出身~

渡邊理佐や菅井友香らの1期生人気メンバーの卒業や、CD売り上げの低迷、ライブチケットの売れ残りなど問題が山積している櫻坂46。

2022年7月に締め切った新メンバーオーディションによる3期生の陣容の発表も2023年に持ち越しになってしまった。

コロナ渦でCDリリースの間隔も開きがちな中、櫻坂46の5thシングル”桜月”が4th”五月雨よ”のリリ―スからから10カ月たった2023年2月15日にようやくリリースされることとなった。

そしてそのセンターとフォーメーションが2022年12月25日深夜の”そこ曲がったら櫻坂?”の放送で発表された。

5thシングルのセンターに抜擢されたのは、坂道合同オーディションに合格し、”坂道研修生”として1年あまりの研修を経て、ようやく櫻坂46の新2期生となった守屋麗奈(もりやれな)。

すべての坂道グループを通じて、坂道研修生出身のメンバーが表題曲のセンターに選ばれるのは始めてのことだ。

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守屋麗奈 5thシングル”桜月”センターまでの道のり

アイドル史上最大の応募者12万9,182人を集めた坂道合同オーディションでは、39名が最終審査合格者として発表された。

ところが最終審査後に当初の予定にはなかった”セレクション”という追加審査が行なわれ、39名の最終審査合格者の中から、それに合格した21名だけが3つの坂道グループに配属されることになる。

つまり残りの18名は最終審査に合格したにもかかわらず、坂道グループのメンバーにはなれなかったのである。

この仕打ちに18人の父兄が猛反発、一時は訴訟騒ぎに発展するとの情報も流れた。

これに慌てた坂道グループの運営は、18人を”坂道研修生”として、正規メンバーになるためのレッスンを受けさせることにして騒動を収めたのである。

守屋麗奈はこの”坂道研修生”の1人なのだ。

2018年11月29日坂道合同オーディションのセレクションに合格した21名の中から、9名が櫻坂46の2期生として配属されていたが、”坂道研修生”となった守屋麗奈はそれから遅れること1年2カ月の2020年2月26日に、追加の2期生6人の1人としてようやく櫻坂46のメンバーになったのである。

正式に配属が決まったお披露目のSHOWROOM配信で、守屋が感極まって涙を流したのにはこういう背景があったからだ。

当初18名いた”坂道研修生”は、最終配属時には15人に減っていた。

15人は、乃木坂46の新4期生、日向坂46の新3期生、櫻坂46の新2期生として配属されたのだが、”坂道研修生”出身のメンバーは、それぞれのグループではなかなか輝くことができず、苦難の道を歩んでいる。

その中で守屋麗奈は、ただ一人選抜メンバーの常連となり、ついに櫻坂46のセンターというグループの頂点に立ったのだ。

守屋麗奈は、まさに”坂道研修生の星”となったのである。

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絶対的エース不在の櫻坂46 守屋麗奈にかかる期待は大きい

櫻坂46の歴代センターは、森田ひかる、田村保乃、山﨑天に続き、守屋麗奈で4人目となる。

表題シングル5作品、アルバム1作品で4人のセンターがいるということは櫻坂46に絶対的エースが不在であることを示している。

2021年1月の櫻坂46 ”BACKS LIVE!!”を契機に、表現力の高さで注目され、同年8月TBSの”ラヴィット!”のシーズンレギュラーとして出演し、”れなあ”の愛称で広く名前を知られるようになった守屋麗奈。

遅れて来たエース候補守屋麗奈にかかる期待は大きい。

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櫻坂46 5thシングル”桜月” MV・歌唱メンバー&フォーメーション・歌詞

フェミニンに全振りした”桜月”のMV


Lyrics:秋元康
Music:ナスカ(避雷針・黒い羊(欅坂46)、ジコチューでいこう・ここにはないもの(乃木坂46))
Arrangement:the Third
Director : 金野恵利香(僕のジレンマ)
Choreographer : TAKAHIRO
Producer : 中村卓郎
Production : 祭
衣装デザイン:田中大資(tanajadaisuke)
スタイリスト:Remi Takenouchi

冒頭から守屋麗奈の魅力を全開にしたシーンの連続である。
肩出しのキャミソールライクな衣装にもフェミニンさが溢れている。

桜月は、欅坂46の呪縛から完全に解き放たれた。

桜坂46の運営は、守屋麗奈を櫻坂46の新たなアイコンとして勝負を賭けたのだ。

欅坂46からのオールドファンには受け入れにくい路線かもしれないが、閉塞感が漂っている現在の櫻坂46には目に見える”変化”が必要なのだと運営は考えている。

5thシングルに秋元康総合プロデューサーが仕掛けたギミックは”桜月”

それは時の経過と共に移ろっていく僕や君の気持ちの象徴である。
潔く散るからこそ美しい。
やせ我慢といわれても、強がりといわれても良い、卒業と共に故郷を旅立つ君を笑顔で送り出す。
それが僕の出した結論なのだ。
たとえ未来がどうなっても、それは毎年咲いては散る桜のように美しい思い出になる。

そう信じている。

ナスカの楽曲の特徴は、一瞬でリスナーの関心を引き寄せるインパクトの作り方と、何度もリピートしたくなる中毒性のあるメロディーのバランスだ。

抒情的な歌詞に、ナスカの抒情的でストーリー性があるメロディが重なって、実にエモーショナルな楽曲が誕生した。

守屋麗奈センター楽曲”桜月”がもたらす櫻坂46の新たな方向性は、停滞する櫻坂46の現状を打ち破る契機になるのか、注目したい。

5thシングル”桜月” 歌唱メンバー&フォーメーション(3-5-5)

5thシングルの歌唱メンバーは13人。
4thシングル1stアルバムでは15人だったので2人減となった。

その狙いはおそらく、表題曲のパフォーマンスのクオリティを上げることなのだろう。
守屋センターの両脇にダンススキルが髙い小林由依と小池美波を配したのも同じ文脈である。
櫻坂46の強みをダンスパフォーマンスに置くという決意表明なのだ。

★5thシングル選抜メンバー(13名)
3列目:武元唯衣、松田里奈、土生瑞穂、増本綺良、井上梨名
2列目:山﨑天、大園玲、森田ひかる、田村保乃、藤吉夏鈴
1列目:小林由依、守屋麗奈(センター)、小池美波
(※1・2列目の8人が5thシングルの櫻エイト)

★5thフォーメーション 3-5-5


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1列目のトピック

2021年からの活躍が目覚ましく、進境著しい守屋麗奈が初のセンターに抜擢された。
守屋の両脇に並ぶのは1期生の実力者、小林由依と小池美波。
小林は久々のフロント返り咲き、小池は櫻坂46になってから初めてのフロント入りである。

()内の数字は1st/2nd/3rd/4th/1stAlbum/5thでの列
★小林由依(1-1-2-2-2-1)
★守屋麗奈(落-3-3-2-2-©
★小池美波(2-2-3-2-2-1)

2列目のトピック(櫻エイト)

歴代センター3人が並ぶ強力な布陣となった。
守屋と同じく坂道研修生出身の大園玲が初めて櫻エイトに選ばれた。

★山﨑天(2-2-1-©-2)
★大園玲(3-3-3-3-3-2)初の櫻エイト
★森田ひかる(©©-1-1--2)
★田村保乃(2-2-©-1-1-2)
★藤吉夏鈴(2-2-3-2-1-2)

3列目のトピック(櫻エイト)

これまでキワモノ扱いされていた増本綺良が本格化して初めて表題曲の選抜メンバーに選ばれた。
1stアルバムリード曲”摩擦係数”では選抜から漏れた武元唯衣が、5thで選抜メンバーに復帰した。

★武元唯衣(3-落-3-3-落-3)
★松田里奈(3-3-3-3-3-3)
★土生瑞穂(3-3-2-3-3-3)
★増本綺良(落-落-落-落-落-3)
★井上梨名(落-3-落-3-3-3)

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守屋麗奈 櫻坂46の5代目センターまでの道

苦戦する坂道研修生の中で、ただ一人輝きを増し続ける”坂道研修生の星”

守屋麗奈は、大学1年(順調ならば2022年3月に大学卒業予定)の時に、オーディション史上空前の129,182人の応募者を集めることになった”坂道合同新規メンバー募集オーディション”(通称”坂道合同オーディション”)に応募、難関を潜り抜けて2018年8月19日に発表された39名の合格者の1人となった。

ところがオーディションはこれで終了ではなく、当初の予定にはなかった“セレクション”なる審査が再び行われ、39名の合格者はさらに選別されたのだ。

セレクションの合格者は21名で、守屋麗奈はその21名からは漏れてしまった。

2018年11月、セレクション合格者21名の配属が決定し、それぞれのグループに加入したが、守屋麗奈を含むセレクション落ちしてしまった18名のメンバーはグループに配属されず、その後の約1年間を坂道研修生として活動することになったのである。

この期間で坂道研修生からは4人が脱落したが、最終的には守屋を含む残りの14人が、乃木坂46の新4期生(5名)、日向坂46の新3期生(3名)、欅坂46の新2期生(守屋麗奈を含む6名)として配属され、坂道合同オーディションはようやく完結したのである。

遅れて配属になった坂道研修生たちは、各グループでも総じて苦戦を強いられている。

世代交代が進んでいる乃木坂46では、3期生・4期生が選抜メンバーの主力になっているが、31thシングルにおける4期生選抜メンバー9名中で、坂道研修生出身者はわずか2名(弓木奈於・林瑠奈)にとどまっている。

全員選抜を続けている日向坂46では、新3期生3人は全員がずっと3列目に置かれたままである。

櫻坂46でも同じような状況が続いていたが、その中で守屋麗奈だけが別格扱いで、2ndシングルから表題曲メンバーに選ばれ、4thシングルと1stアルバムでは櫻エイトになり、5thシングルではついにセンターに抜擢されたのである。

守屋麗奈はまさに”坂道研修生の星”として輝いている、

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可憐なビジュアルの内側に秘めた表現への熱い情熱

2021年8月TBSの朝のバラエティ番組”ラヴィット!”のシーズンレギュラーに抜擢され、その可憐なビジュアルと天然さで愛された守屋麗奈。

”れなあ”の愛称でその親しみやすさやカワイイビジュアルばかりに注目が集まっているが、守屋の内側にはパフォーマンスの表現に対する熱い情熱が隠されている。

高校時代は強豪校のダンス部に所属、青春をダンスに打ち込み、全国大会にも出場している。

坂道合同オーディションでは最終審査には合格したものの、その後の予期せぬセレクションで落とされ、1年余り坂道研修生として遠回りをしてきた。

欅坂46の新2期生6人の1人として配属され、すぐに頭角を現す。

2ndシングルで表題曲の選抜メンバーに抜擢され、4thでは櫻エイトに選ばれた。

そしてついに5thシングルではセンターに抜擢されたのである。

5thシングル”桜月”歌詞

櫻坂46 桜月 歌詞 -【歌詞リリ】
櫻坂46『桜月』の歌詞ページです。『桜月』の歌い出しは ※ こんなに誰かを好きになったこと 今までなかった そんな気がするんだ 自分が傷つくことより 君を傷つけたくないって 思い込んでしまった 最終のバスを待ってる間 そのタイミングは何度あ...
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守屋麗奈が初のセンターにかける想いをブログに綴った

2022年12月26日、守屋麗奈のブログ

タイトル:5thシングル

こんにちは
守屋麗奈です
昨日、 そこさくにて
2月15日に発売されます5thシングルの
フォーメーション発表がありました。
今回、表題曲の
センターを務めさせていただく
ことになりました。
驚かれた方もたくさんいらっしゃった
のではないでしょうか。
フォーメーション発表のとき
名前を呼ばれて
一瞬なにが起きたのかわからなくて
現実なのか夢なのかわからない
そんな感覚でした。
正直不安しかなかったです。
でも、いつも私たちの背中を押して
支えてくださる
Buddiesの皆さまのことを思うと
そんな事言ってられないなと思います。
どんな時も
支えや応援が本当に心強いです。
ありがとうございます。
これからも変わらず
櫻坂を愛して、見守って
いただけたら嬉しいです。
それと。
不安そうにしてる私に
メンバーが声をかけてくれたんです。
大丈夫!! 支えるから。
左右みて! 頼もしい先輩いるでしょ!
後ろみて! 私たちがいるんだよ!
って。
なんて心強い言葉を
かけてくれるんでしょう。
私の周りにはこんなにたくさんの
力強いメンバーがいたんだと
改めて再確認できました。
その言葉が胸に沁みて
涙がとまらなかったです…
そんな素敵なメンバーとこうして
作品を創れることが本当に嬉しいです。
櫻坂全員で5thシングルを素敵な作品にします。
また新たな櫻坂を発見していただけたら
嬉しく思います。
皆さまと一緒に坂を登りたいです。
どうぞよろしくお願いします。
これからも変わらず
応援していただけたら嬉しいです。
ぜひ楽しみに待っていてください。

守屋麗奈

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5thシングル”桜月”収録c/w曲リスト&リンク

“Cool”

”夏の近道”

”無念”

“魂のLiar”

”もしかしたら真実”

”その日まで”

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