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欅坂46 9thシングルで初の選抜制導入、センターは平手友梨奈~2期生7名の大量抜擢で鈴本美愉がまさかの選抜落ち~

アイドル

今年の冬にリリース予定の欅坂46の9thシングル。(正式な発売日は未定)

兼ねてからの予告通り、初めて選抜メンバー制が導入され、9月8日深夜の”欅って書けない?”の中で初めての選抜メンバー17名が発表された。

フォーメーションも8thシングル”黒い羊”と同じ、後列7名、中列5名、前列5名である。

 

センターに選ばれたのは9作品連続で平手友梨奈

左手の負傷がまだ癒えない状況でのセンター継続の発表だ。

1期生全17名の内、選抜メンバーに選ばれたのは10名、実に7名も選抜落ちとなったのは驚きである。

入れ替わりで、2期生9名から7名が選抜入りした。

キャプテンの菅井友香が今回の選抜制導入について語ったように、8th”黒い羊”以降半年以上もシングルのリリースができずに、現状では”停滞している”欅坂46には、選抜制という劇薬が必要であるのかもしれない。

新戦力となるはずの2期生7人を加えた、欅坂46初の17名の選抜メンバーは、どんな輝きを見せてくれるのだろうか。

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選抜制導入の狙いと9thシングルフォーメーションの解説

運営委員長の今野義男からメンバーへは選抜制の導入について次のような説明がなされた。

初めての経験なのでみなさんも色々戸惑ったりするかもしれませんが、これからの欅坂にとっては必要なステップだと我々は思っています。

今回の初選抜に2期生が7人も抜擢されたことから、運営が全員選抜を続けてきた欅坂46の現状に強い危機感を持っていたことがわかる。

カリスマセンター平手友梨奈を得て、パフォーマンスに特化したアイドルグループという分野でのパイオニアとなり、アイドルの地平に新たな分野を開拓した欅坂46。

その演劇的なライブに熱狂するコアなファンは多数いるのだが、AKB48や乃木坂46に比べて、一般層でのグループの認知度は極めて低い。

平手友梨奈に次いで外仕事が多かった長濱ねるが卒業した現在、平手友梨奈以外のメンバーは、一般層でほとんど認知されていない。

平手友梨奈に次ぐ人材が育たなかったことがそのことの一番の原因である。

負傷によって満足な活動ができない中でも、アリーナツアーで、たった1曲だけ平手友梨奈が出演するだけで、観客は熱狂し、やはり平手はすごいとSNSに発信される。

9月7日のTGC2019 A/Wにシークレットゲストとしてランウェイに登場すると、他の名だたる人気モデルを押しのけて、たった一人でランウェイを独占、そのことはすぐにSNSで拡散しトレンド入りしている。

モデルの分野で渡邊理佐土生瑞穂が頑張っているのを除けば、平手友梨奈以外のメンバーは、グループタイアップCM以外に、目立った活動はしていない。

有り体に言えば外仕事のオファーがないのだ。

それを突破するべくフレッシュな2期生を大量に選抜メンバー入りさせたのである。

鈴本美愉、小池美波、石森虹花、齊藤冬優花というパフォーマンススキルが高いとファンから評価されていた1期生メンバーが揃って選抜落ちしたのはそういう背景がある。

これまで平手不在のライブを牽引してきた功労者とされてきた鈴本美愉の選抜落ちが一番の驚きあった。

パフォーマンス面では一歩抜きん出ている鈴本だが、冠番組などでしばしば見せる無気力とも投げやりとも見える態度が一部のファンの間では問題になっていた。

そのことも関係しているのかもしれない。

ソロ写真集を出している(小池は9月下旬リリース予定)現役メンバーは、菅井友香、渡辺梨加、小林由依、渡邊理佐、守屋茜、小池美波の6人だが、小池美波一人だけが選抜から漏れた。

直近でソロ写真集の発売を控えている小池にとっては辛い選抜落ちであろう。

率直に言って、2期生のポテンシャルの方が1期生よりも高いと運営は考えている。

パフォーマンス面では、武元唯衣藤吉夏鈴、ビジュアル面では関有美子らが選抜メンバー全体のレベルを引き上げている。

今回の選抜メンバー17名の戦闘力は、黒い羊の1期生全員選抜メンバーよりもはるかに高い。

今回導入された選抜制導入によって色々な面でメンバー間格差が広がることは間違いない。

選抜落ちしたメンバーはレッスン以外に仕事がないという悲惨な状況になる可能性が高い。

そういう中で、運営は選抜落ちしたメンバーたちのモチベーションの維持を図らなくてはならないし、乃木坂46のように選抜メンバーとアンダーメンバー間の確執が起こらないように注意を払う必要も出てくる。

運営には、乃木坂46でのアンダー対応の失敗を繰り返さないことを祈るばかりである。

今回選抜漏れした1期生は7人、2期生は2人で合計9人である。

ただ、わずか9人ではアンダーライブもできない。

おそらくごく近い時期に、坂道研修生から欅坂に少なくとも7~8名が加入し、選抜落ちした9名と合流し、アンダーグループとして活動することになるのだろう。

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9thシングル選抜メンバーの戦闘力は前作メンバーより数段高い

 

今作のフォーメーションは、前作”黒い羊”と同様の、5(前列)-7(中列)-7(後列)。

後列7人の両端には、ダンススキルの評価が高く、代理センターの経験もある土生瑞穂と2期生の藤吉夏鈴が起用された。

元々女性人気が高く、最近ではパフォーマンスでも進境著しい上村莉菜が抜擢されている。

渡辺梨加関有美子は明らかにビジュアル担当だ。
鈴本美愉を落とし、渡辺と関を起用したことで、運営が欅坂46を単なるニッチなパフォーマンス集団にしたくないという意図が見える。

大学生となって美しく成長した原田葵と、ビジュアルも身体能力も高い2期生の井上梨名が後列に配された。

中列のセンターには、150㎝に満たない身長にもかかわらず、ダイナミックなパフォーマンスと愛らしいビジュアルでファンを沸かす、人気No.1の2期生森田ひかるが抜擢された。

その両隣には、キャプテン菅井友香と副キャプテン守屋茜が、手堅く配された。

中列の両端は、得意のクラシックバレエを武器に、しなやかなソロダンスを披露する佐藤詩織と、12万人超の坂道研修生の中で、”ダンスエリート”としてリスペクトされた2期生武元唯衣が起用された。

注目のフロントでは、センターには9作品連続の平手友梨奈が起用された。

目の前のパフォーマンスに全身全霊を傾け、”これで終わってしまってもいい”という覚悟でライブに臨む平手友梨奈。

リミッターを外したパフォーマンスが怪我に繋がり、結果としてその後のライブを欠場してファンの期待を裏切るということを繰り返している。

今回選抜メンバーを発表したのに、9thシングルのリリース日をアナウンスできないのは、いつ平手の負傷が完治するかを現時点では決められず、9thシングルの制作スケジュールを確定することができないからだ。

平手の体調不良が原因で、2019年は2月以降シングルをリリースできていない。

18歳となった平手友梨奈には、プロフェッショナルとしての自覚を持たせるべきである。

運営委員長の今野義男らは、そのことをしっかりと教育しなければならない。

平手に関わり、平手の才能で禄(ろく)を食(は)んでいる大人たちには、平手とファンの両方に対してその責任があることを肝に銘じてもらいたい。

平手の両隣りには、2期生の田村保乃松田里奈が大抜擢された。

バレーボール推薦で大学入学を果たすほどの身体能力が高い田村と、高い歌唱力を持つ松田が、平手をサポートする。

二人が平手の隣で、どんな化学反応を起こすのか、楽しみである。

フロントの両端には、1期生のモデルメンバーが配されている。

ライブでエモーショナルなパフォーマンスと強烈な煽りでライブを盛り上げる小林由依と、女性人気抜群で、ライブで手堅いパフォーマンスを披露する渡邊理佐の二人である。

初めての選抜メンバーとして選ばれた欅坂46の精鋭17人が、9thシングルでどんなパフォーマンスを見せてくれるのか、今から楽しみである。

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9th選抜に選ばれたメンバーの意気込みコメント

(名前の前の数字はポジション)

3.平手友梨奈(1期生・センター)

私もちょっとファンの方が、ついてきてくれるか不安なんですけど、でも、いい作品になったらいいなって思ってます。

2.松田里奈(2期生)

一つの目標として、いつかは選抜制になったら選抜に入りたいっていうのもあったし、いつかフロントメンバーになりたいとも思っていたので、素直に嬉しいです。まだまだ未熟なんですけど、一生懸命がんばるので、見守ってほしいなと思います。

4.田村保乃(2期生)

(泣きながら)ダンスも苦手だし、自分の現状に何も自信が持てないので、欅坂を壊さないように、そこに選んで頂いた意味を考えて頑張りたいです。

1.小林由依(1期生)

歌とかダンスとか、色々な表現の仕方で、見てくださってる方に、色んなことを伝えてきたのが欅坂46だと思っているので、(これからもそれを)やり遂げなきゃいけないっていう責任感はすごくあります。

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5.渡邊理佐(1期生)

ずっと今まで全員で選抜でやってきて、それで有難い部分もたくさんあったけど‥‥(やだ!絶対泣かない!)、忘れかけてた気持ちとか、(こらえきれずに椅子から立ち上がってしまうが、””やだやだ”とつぶやきながら、ハンカチを目に当ててすぐに戻ってきた)。(震え声で)ファンのみなさんが、きっと一番びっくりするんじゃないかなと思う選抜発表だと思うし、(それでも)ずっと応援してくれたら嬉しいなと思います。

6.武元唯衣(1期生)

選んで頂いたことはすごい有難いなって素直にその時は思ったんですけど、2期生がこれだけ入ったことに、色んな意見があると思うので、それを私たち2期生の力で、ちゃんと認めてもらえるように一生懸命頑張るので、よろしくお願いします。

7.菅井友香(1期生)

欅が変わるためには、もうこれしかないのかなって思いました。グループとして停滞していたのはずっと感じていたので、何かきっかけが必要なこともあるのかなとは思ってました。自分というよりみんなのために何ができるかを考えて、冷静に取り組む作品にしたいです。

8.森田ひかる(2期生)

今まで自分のポジションというものがなかったので、まだまったく未知なんですけど、頑張りたいです。

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9.守屋茜(1期生)

今回初めて(選抜に)入る2期生ちゃんたちに、気を使わせてしまう訳にはいかないので、私たちがしっかりしなくてはいけないと思うので、サポートしつつ力になれたらいいなって思います。

10.佐藤詩織(1期生)

フォーメーションが17人で今までで一番少ないので、新しい欅坂46が始まるんだろうなって思いました。グループとして新たな1枚になると思うので、今までをぶつけるじゃないけど、できればいいなと思います。

11.土生瑞穂(1期生)

とうとう選抜という時が来たんだなと思いました。(このポジションをどう思うか?)悔しいですねやっぱり。次に目指すべき目標が、自分の中で立てられたので、それに向けてこのシングルも精一杯頑張りたいと思います。
(目指すべき目標とは?)えっ!それは、お楽しみって感じ!

12.渡辺梨加(1期生)

自分は入らないと思っていたので、びっくりしました。頑張らないとなって思いました。

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13.井上梨名(2期生)

まだ何が(グループに)貢献できるのかわからないですけど、とりあえず一生懸命やってみて、そこで自分が貢献できることを見つけていきたいなって思います。

14.原田葵(1期生)


久々なのに自分が入っていいのかなっていう怖い部分があるけど、迷惑かけた分を取り戻せるように頑張らなくちゃなって思いました。

15.関有美子(2期生)

嬉しいんですけど、同じくらい戸惑っています。ちょっとだけチャンスをいただけたのかなと思います。がっかりさせないように頑張るので、よろしくお願いします。

16.上村莉菜(1期生)

17人て言われた時に、もう(選抜には)入れないと思って、だからびっくりしました。長くいられるように頑張りたいです。

17.藤吉夏鈴(2期生)

(名前を呼ばれた時の心境は?)よくわからないです。
3列目の端は、ダンスの上手い人が選ばれてきたというイメージがあるので、与えてもらったポジションで(期待に応えられるように)頑張ります。

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