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”ブルームーンキス” 櫻坂46 森田ひかるセンター曲第3弾!~恋する少年が念願の初キスを仕掛ける物語~

アイドル

櫻坂46の未来、ダイバーシティ(多様性)を占う楽曲”ブルームーンキス”

櫻坂46の1stシングル”Nobody’s fault”のカップリング曲で、森田ひかるセンター曲の第3弾、”ブルームーンキス”の音源が2020年12月7日深夜のレコメンで初解禁となった。

櫻坂46の1stシングルは、森田ひかる、藤吉夏鈴、山﨑天がそれぞれセンターを努める7つの楽曲で構成されている。

その中で、森田のセンター曲は、表題曲”Nobody’s fault”と”最終の地下鉄に乗って”で、2曲とも攻撃的で硬派な歌詞が当てられた楽曲だった。

だが3曲目の”ブルームーンキス”では一転して、恋する少年がデートの帰り道で、ずっと考え続けていた初めてのキスを敢行して、後悔半分とこれで良かったと思う気持ちの間で揺れる心情を描くという、いわゆる軟派な楽曲が与えられた。

タイトル中の、”ブルームーン”というワードは、“月が青くなるなんてありえない”“決してない”(never)という意味だったが、実際に1883年のインドネシアのクラカタウ火山の爆発で、日没に月が青く見えたことがあり、 “once in a blue moon” (めったにない)という熟語が生まれたという経緯がある。

さらに19世紀後半には、アメリカで淡い紫色が美しいカクテル“ブルームーン”が作られ、20世紀に入ると”ブルームーン”には悲しみや孤独というイメージが付き、さらに時代が進んで現代では、めったにないロマンティックな雰囲気や状況を表す象徴として小説やポピュラーソングの中で使われるようになっていく。

秋元康総合プロデューサーは、この”ブルームーンキス”のタイトルに、こういった2重・3重の意味を込めている。

余計な話だが、平手友梨奈には拒否されたであろう歌詞だというところか。

この楽曲の中では、多くの歌唱メンバーにソロパートがあり、それぞれのファンには楽しみが多い構成である。

敢えて森田ひかるを過剰にフィーチャーしなかったところも狙いなのだろう。

これで1stシングルに含まれる7曲すべてが解禁されたが、”櫻エイト”、”3人センター体制”は、おおむね高い評価を得ているし、標題曲センターの森田ひかるも、過剰なプレッシャーを感じず、伸び伸びとしているように見える。

櫻坂46のダイバーシティ(多様性)に光が射してきた。

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”ブルームーンキス” 歌唱メンバー&フォーメーション

”ブルームーンキス”ライブ動画 W-KEYAKI FES 2021.07.09より

森田ひかるソロダンスからの”ブルームーンキス”

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★歌唱メンバー(14人)&フォーメーション

1・2列目 櫻エイト:森田ひかる(センター)、渡邊理佐・小林由依・菅井友香・小池美波・藤吉夏鈴・山﨑天・田村保乃
3列目:  守屋茜・土生瑞穂・尾関梨香・松田里奈・武元唯衣・大園玲

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