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日向坂46 大量4人のメンバーの卒業を発表!今、日向坂46で何が起きているのか?~崖っぷちに立たされている日向坂46

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2024年8月6日、日向坂46の公式サイトが加藤史帆・東村芽衣・丹生明里・濱岸ひよりの卒業を発表

加藤史帆・東村芽依・丹生明里・濱岸ひより 卒業のお知らせ
2024.08.06
加藤史帆・東村芽依・丹生明里・濱岸ひよりですが、先ほど本人のブログにて発表させていただいた通り、9月18日(水)リリースの12thシングル「絶対的第六感」の活動をもって日向坂46から卒業することになりました。
具体的な卒業時期等に関しましては、決まり次第ご報告させていただきます。

今後とも、加藤史帆・東村芽依・丹生明里・濱岸ひより、日向坂46の応援のほど宜しくお願い致します。

人Seed & Flower合同会社

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4人はそれぞれのブログで卒業発表に至った経緯とファンへの感謝を綴った

“お伝えしたいこと” 加藤史帆ブログ 2024.08.06

”ありがとう” 東村芽衣ブログ 2024.08.06

“わたしの気持ち” 丹生明里ブログ 2924.08.06

“最近の濱岸ひより” 濱岸ひよりブログ 2024.08.06

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失われてしまった運営とメンバー間の信頼関係~卒業時期をコントロールできない運営

2024年8月6日、日向坂46の公式サイトが、加藤史帆・東村芽衣・丹生明里・濱岸ひよりの4人のメンバーが12thシングル(2024年9月18日リリース)の活動をもって、グループから卒業することを発表した。

大量4人の同時卒業発表は坂道グループでは異例の事態だ。

さらに、4人のうち3人が11thシングルの選抜メンバーで、加藤史帆(5th“君しか勝たん“のセンター)と丹生明里(9th”One choice“のセンター)の2人は表題曲のセンター経験者である。

当然ファンからの人気も高い。

8月6日現在、日向坂46の在籍メンバーは27名で、12thで4名が卒業するとその後は23名になってしまう。

8月5日にアナウンスされた新メンバーオーディションで選ばれる予定の日向坂五期生がグループに合流するのはどんなに早くても2025年の年明け以降になるだろう。

それまでは23人という少人数体制で行くほかはない。

11thシングル(2024年4月10日リリース)で初めて導入した選抜制を13th以降も継続することも難しくなるかもしれない。

初めて開催したアンダーメンバーによるライブ(=11thSGひなた坂46ライブ)も13thシングルでは開催が危ぶまれる。

乃木坂46ではでは、卒業希望者が続出した時に、運営はメンバーを説得して主要メンバーの卒業を順送りに先延ばしし、グループの活動が円滑に進むよう卒業時期を管理してきた。

その結果白石麻衣の卒業は2年以上先延ばしにされたと言われている。

日向坂46では乃木坂46と同じように、メンバーの卒業時期をずらして、メンバーの卒業がグループに与える衝撃を緩和することはできなかったのか?

できなかったとすればその理由は何なのだろう。

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停滞する日向坂46の活動~外仕事で無双するキャプテン佐々木久美

その理由のひとつは、日向坂46の活動の停滞にある。

2022年3月30日・31日、念願の東京ドーム公演を成功させて以降、日向坂46は新たな目標設定をできずにいた。

世代交代を着々と成功させ、進化を続ける乃木坂46に対して、日向坂46も櫻坂46も劇的な世代交代を成し遂げられずにいる。

日向坂46よりも早く危機を迎えた櫻坂46は、海外ライブへの参加や、パフォーマス重視の戦略を強化することによって低迷を脱出、2023年末には紅白歌合戦への復活出場を果たした。

遅れて危機を迎えた日向坂46は危機を脱出する糸口を見い出せず、2023年末の紅白歌合戦出場を逃し、連続出場記録が途切れてしまった。

そんな中で、メンバーと運営との間の信頼関係にも溝ができてしまう。

だから運営は、メンバーを説得して卒業時期をコントロールすることができない。

現在の日向坂メンバーで最も輝いているのはキャプテンの佐々木久美であり、誤解を恐れずに言えば佐々木久美の独り勝ち状態になってしまっている。

4人の主要メンバーの卒業発表というグループの危機に、キャプテンの佐々木久美は、テレビ東京のパリ五輪レポーターとしてフランスに滞在中で、その対比は悪い意味で際立っている。

古い言い回しを引っ張りだせば、“一将功成りて万骨枯る”という言葉が今の日向坂46の状態を表しているだろう。

金村美玖、松田好花、富田鈴花らの二期生の一部が頑張ってはいるが、戦力にならない三期生を抱え、四期生のブレークもままならず、現在の佐々木久美の独り勝ち状態から脱することは容易ではない。

この状態では、メンバーのグループへのロイヤリティ(忠誠心)を高めることは至難の技だ。

だから運営はメンバーを説得することができない。

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現状を打開するには“ひなたフェス2024”を成功させるほかに方法はない

この危機を回避し、日向坂46が輝かしい未来を手に入れるためには、9月7・8日に開催される“ひなたフェス2024”(@宮崎サンマリンスタジアム)を何としてでも成功させることが必要だ。

それによってグループとしての一体感を取り戻すのだ。

これに成功すれば日向坂46は一体感を取り戻し、日向坂46のパブリックイメージは大幅に好転し、五期生の合流まで希望を繋ぐことができる。

いま日向坂46は崖っぷちに立たされている。

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