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乃木坂46 8thシングル選抜発表エピソード~”気づいたら片想い” 西野七瀬初センターで乃木坂46新時代の幕開け、”真夏の全国ツアー”が始まり、初の”神宮球場ライブ”に3万人の観客を集めた~

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8thシングル”気づいたら片想い”選抜発表~西野七瀬初センターで新時代の幕開け、”真夏の全国ツアー”が始まり、初の”神宮球場ライブ”に3万人の観客を集めた

8thシングル”気づいたら片想い”2014年4月2日リリース
累計売上54.7万枚(前作”君の名は希望”51.6万枚比106%)

デビューシングルから2年、乃木坂46の一般層への認知が広がり、本格的ブレークの兆しが見えてきた。

2014年4月、この8thシングル”気づいたら片想い”で初めて”ミュージックステーション”出演を果たした。

2014年から”真夏の全国ツアー”が開始され、2014年8月30日に初の神宮球場ライブが開催され、3万人の観客を集めた。

4月13日の『気づいたら片思い』の全国握手会(幕張メッセ 国際展示場 9ホール)において、ミニライブ・握手会終了後、初となるアンダーメンバーによる”アンダーライブ”が行なわれた。

5月には、東京・TSUTAYA O-EASTと名古屋・ポートメッセなごやにおいて、8枚目シングル『気づいたら片思い』のスペシャルイベント(「スペシャルイベント応募券&全国イベント参加券」3枚で応募)として”アンダースペシャルライブ”も開催された。

”気づいたら片想い”のMusicVideo(Short Ver.)はこちら(Youtube)

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深川麻衣が初の2列目に、松村沙友里が初めて福神を外れる

8thシングル”気づいたら片想い”のフォーメーションと選抜メンバー発表は、いつもの通り”乃木坂って、どこ?”( 2014.01.26放送)で行われた。

スタジオにはMCのバナナマン、乃木坂メンバー1期生全員(市來玲奈学業で欠席、高山一実外仕事現場から移動中を除く)、2期生全員が揃っている。


●フォーメーションが7thの5-4-8から8thでは5-5-6(初めての形)に変わり、17人選抜から16人選抜に戻った。
福神は初めて5福神と最少人数に。

★最初に名前が呼ばれたのは深川麻衣、2列目⑩番ポジ。
3rdから選抜入りが続いているが、今回初めて2列目となった。
初めての2列目なので、ゼロから初心に返って頑張りたい

★2列目⑨番ポジは松村沙友里。これまで全選抜、全福神だったが今回初めて福神から外れた。
これまで甘えがあった。必要とされるように頑張りたい
と少し涙ぐみながら答えた。

★2列目センター(⑧番ポジ)は生田絵梨花
全作選抜は続いたが、2作連続で福神からは漏れた。
5福神には漏れてしまったけれど、2列目のセンターは初めてのポジションなのでもう一度気合を入れ直して頑張りたい
前作あたりから、生田は選抜のポジションに対するこだわりが少なくなっているように見える。
単独でのドラマ出演(ビブリア古書堂の事件手帖2013年2月11日、海の上の診療所2013年10月14日)や芸能界特技王決定戦 TEPPEN(2014年1月4日ピアノ部門)出演など、グループ外でのソロ仕事が増えていったことが、気持ちの余裕を生んでいったのだろう。

★2列目⑦番に呼ばれたのは若月佑美。5福神からは漏れたが、前作と同じ2列目となった。
前作で初めて2列目(8福神)となって新たな課題がたくさん見つかった。今回も2列目にいられることに感謝してまた頑張りたい
真面目な若月らしく、画面から消えてしまうほど深くお辞儀をする姿が印象に残った。

★2列目⑥番はキャプテン桜井玲香
連続選抜は続いたが、5福神からは漏れた。
桜井は成長を実感できずに悩む日々を送っている時期だった。
4作連続で同じポジションなので、成長していないのかな?って‥‥。(ファンから)キャプテンだから福神にしてもらえてると言われるのが‥‥悔しい。”とその苦しい胸の内を語った。

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波乱を呼ぶ3列目

8thシングルの3列目は大幅に変わった。

前作から、衛藤美彩、齋藤飛鳥、伊藤万理華、中元日芽香、川後陽菜の5人が脱落、代わって和田まあや(初)、樋口日奈(初)、川村真洋(2回目)、そして2期生から2人目の選抜メンバーとして北野日奈子(初)が入った。

8thで選抜から漏れてしまった衛藤美彩と中元日芽香は、アンダー行きが確定したとわかると2人抱き合ってうずくまり、号泣してしまった。

その後、衛藤は9thで選抜に復帰し、選抜常連メンバーとなるが、中元は14thまでずっとアンダー暮らしが続き、15th・16thで選抜に復帰するがメンタルを病んでしまい、17thを休養して18thで卒業となり、二人の明暗がくっきりと分かれた。

★3列目⑯番に呼ばれたのは高山一実、このポジションは通算で4回目だ。
別の現場からスタジオへの移動中の高山には、電話で選抜入りが伝えられた。

★⑮番ポジションになったのは和田まあや
8作目にして初の選抜入りである。
▼名前を呼ばれて驚くまあや


”みんなの足を引っ張らないようにがんばりたい”とその想いを謙虚に語った。

★⑭番ポジで呼ばれたのは秋元真夏、4th以降5作連続の選抜入りだが今回も福神には選ばれなかった。
自分が目指していた場所はもっと上だったが、今に自分の実力ではそこには届かないみたいなので、たくさん努力して、でも、この⑭番のポジションでも自分の輝き方があるはずだから、それを見つけて、みなさんに笑顔になってもらえるアイドルになりたい。”と悔しさをにじませた。

★⑬番に呼ばれたのは樋口日奈、和田と同じく初選抜入りである。
アンダーだった時でもずっと応援してくださった”ひなちまファミリー”のみなさんに感謝したい。”とその想いを語った。
▼初選抜入りに驚く樋口日奈

★⑫番ポジに呼ばれたのは、2期生の北野日奈子、初選抜である。

いつも自分の努力が足りてなくて、全然(周囲の)期待に沿えてなくて、それがいつも悔しくて‥‥、ダンスも下手だし、自分で良い所ないなって‥‥、毎日がんばってもっと努力して、輝けていけたらと思います。

★⑬番でよばれたのは、1st以来7作ぶり、2度目の選抜となる川村真洋(かわむらまひろ)。

”選抜発表の度に、ファンのみなさんが一生懸命慰めてくれていたので、早く恩返ししたいなって思ってて、今回8枚目シングルの選抜メンバーに選ばれたので一生懸命頑張ります。”と力強く語った。

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西野七瀬初のセンター抜擢!~8thヒット祈願では地上223mからのバンジージャンプにも挑戦した~

★フロントの⑤番に呼ばれたのは生駒里奈
5作連続センターの後、6th・7thと2列目だったが8thでフロントに復帰した。
これまで、生駒はすべてを乃木坂46のために捧げてきた。
だが、そのことに少し疲れも感じ始めていた。
(8thで)1列目になって(ファンから)見えやすいポジションになったので、このチャンスを(自分のために)活かしたい”と涙交りで心境の変化を明かした。

★①番ポジに呼ばれたのは堀未央奈
7thでいきなりセンターに抜擢された2期生堀は、わずか1作でセンターから外れた。
▼涙で思いを語る堀未央奈

7thでセンターになって不安とか怖さとかいろいろな思いがあったが、先輩たちに支えてもらいながらなんとかやってこられた。これまでは前に出るような性格ではなかったが、これからは色々なことにも挑戦していきたいと思えるようになった。8thではこの場所で私らしく頑張りたい

★④番は橋本奈々未
全作品での選抜・福神を継続、6th以降は連続で1列目である。
グループ以外の仕事が忙しくなってきた橋本は、この年(2014年)ついに美術大学を中退することとなってしまう。年
橋本のアイドル生活は、一見順調そうに見えてはいたが、体調不良にもしばしば陥り、2014年は橋本にとってトラブル続きの年であった。

★②番に呼ばれたのは白石麻衣。
橋本と同じく全作品での選抜・福神を継続、6th(センター)以降は連続で1列目である。
自分自身で頑張ると同時に、周りのメンバーも支えていきたい”と思いを語った。

★③番のセンターポジションに呼ばれたのは西野七瀬

デビューシングルで3列目、3rdで2列目、4thでは秋元真夏復帰で3列目に下げられ悔しい想いも経験した。
6thで2列目に復帰、7thでは初のフロントになった西野が、ついに乃木坂46の4代目センターに登り詰めた。
私は昔から、真ん中に来るような人じゃなかったので、何も実感が湧いてないんですけど、センターになるような人は、周りの子たちの良さを引き出してあげられるような子っていうのを聞いたことがあって、自分もそういう風になれるようにこの機会に頑張りたい。

西野の初センターに賭ける思いには並々ならぬものがあり、それは”乃木坂ってどこ?”8thヒット祈願での地上223mのマカオタワーからのバンジージャンプ挑戦へと繋がった。

マカオタワーからのバンジージャンプに挑む西野七瀬の動画

後に西野は”今、見ても私涙出そうになるんですよ。自分で見ても。怖かったですね。でもあれやってから180度変わったので、(バンジージャンプは)割とオススメかなとは思います。変わりたいって人にはオススメかもしれない”と語っている。

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西野七瀬センターが乃木坂46のブランドイメージである”清楚”・”儚さ”を明確な形にして、グループの方向性が決まった

8thシングル選抜メンバーのセンターには西野七瀬が選ばれた。

生駒里奈、白石麻衣、堀未央奈に続く4代目のセンターである。

西野のセンターは、乃木坂46の新たなパブリックイメージを作り出すことに成功する。

AKB48やハロプロなどのガールズグループと違う色、”清楚”・”儚さ”といった乃木坂46固有のブランドイメージは、西野七瀬センターで明確な形となった。

それは乃木坂46の新たな時代の幕開けでもあった。

初の”アンダーライブ開催” 乃木坂アンダーライブの原点

楽天カードの新規プロモーションのために開催されたのが最初の”アンダーライブ”だった。

2014/04/13 (日)19:30、8枚目シングル『気づいたら片思い』の全国握手会(幕張メッセ 国際展示場 9ホール)が開かれた日の夜、「ミニライブ」、「握手会」の後に、「アンダーライブ」が初めて開催された。

いわゆる楽天カードの新規会員獲得のためのプロモーションのために行われたこの企画が「アンダーライブ」の出発点である。

アンダースペシャルライブ 『気づいたら片思い』発売記念スペシャルイベント

その後、8枚目シングル『気づいたら片思い』のスペシャルイベント(「スペシャルイベント応募券&全国イベント参加券」3枚で応募)として「アンダースペシャルライブ」が東京TSUTAYA O-EASTと名古屋ポートメッセなごやで開催されている。

8thシングル・アンダーメンバー

これらのアンダーライブには8枚目シングル『気づいたら片想い』のアンダーメンバー17名が出演した。

アンダー曲”生まれたままで”センター伊藤万理華がアンダーライブの座長を務めた。

他の参加メンバーは、市來玲奈、伊藤寧々、井上小百合、衛藤美彩、川後陽菜、齋藤飛鳥、斎藤ちはる、斉藤優里、新内眞衣、中田花奈、中元日芽香、永島聖羅、能條愛未、畠中清羅、星野みなみ、大和里菜。

2期生から、正規メンバーに昇格した新内眞衣ただ一人が参加している。

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