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セルフDocumentary of 日向坂46第1回~高本彩花・佐々木久美・東村芽衣~

アイドル

新たなフェイズに入った日向坂46が目指すべきもの

坂道グループの中で、今もっとも勢いがあると言われる日向坂46

欅坂46の誕生(2015年8月21日)から遅れること3か月、そのアンダーグループひらがな”けやき坂46”として2015年11月に発足したものの、欅坂46が全員選抜制を続けたため(長濱ねるを除く)メンバー11人は、欅坂の正規メンバーへ昇格するチャンスもなく、先が見えない暗闇の中に取り残されていた。

そんな中でも、折れそうになる心を鼓舞し続けて、11人は努力を重ね実力を蓄え、地道にファンを増やしていく。

2018年2月11日ひらがな”けやき坂46”から新生”日向坂46”に改名、3月5・6日には横浜アリーナで”デビューカウントダウンライブ”を敢行する。

そして3月27日、ついに1stシングル”キュン”にて念願の単独メジャーデビューを果たしたのだ。

発売初日に約36万枚、発売初週に約47.6万枚を売り上げ、女性アーティストの1stシングル初週売上として、欅坂46が保持していた記録を塗り替えた。
8月28日にリリースしたグループ初の写真集”立ち漕ぎ”は累計14万部超を売り上げ、今最も勢いがある坂道グループと呼ばれるまでに成長している。

ひとつ大きな目標を達成して、新たなフェイズに入った日向坂46のメンバーたちが今何を感じ、何を悩んでいるのか?

毎回日向坂メンバー3人が選ばれ、お互いにインタビュー取材をする形式のドキュメントバラエティ番組”セルフDocumentary of 日向坂46”。

この番組では、メンバー2人が取材対象者1人にインタビュー(制限時間各20分)を敢行、メンバー同士がドキュメンタリー取材する中で、それぞれのグループへの想いや、日向坂46が今目指すべき目標は何なのかを明らかにすることが狙いだ。

記念すべき第1回(2019年9月24日)放送のメンバーに選ばれたのは、キャプテン佐々木久美、高本彩花、東村芽衣の3人。
仕事でもプライベートでも一緒にいる時間が長い3人、一緒に旅行に行ったこともある仲良しである。
気心が知れた3人が、直球の質問をぶつけ合い、そこで初めてお互いの胸の内を知ることとなる。

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高本彩花が考える日向坂46の現在と未来~今感じている危機感の正体~


JJ専属モデル高本彩花、神奈川県出身、1998年11月2日生まれの21歳(2019年11月3日現在)
高校3年間は弓道部で活動した。

アイドルになりたいと思ったきっかけは、元SKE48松井玲奈の卒業コンサート(2015年8月)を見たこと

長濱ねるの大ファンだったこともあって、ひたがなけやきのオーディションに参加した。
ひらがなメンバーになって初めて長濱ねるに会った時は号泣してしまい、涙が止まらなかった。

Q1 アイドルにならなかったら何をしていた?
A. 看護師。高2の終わりにひらがなオーディションを知るまで、看護師の学校に進学して看護師になると決めていた。

Q2 ひらがなけやきのオーディションを受けた理由は?
A. 生まれて初めて受けたのが欅坂46のオーディションだった。2次審査に残って驚いた。
すぐにひらがなオーディションがあって、自分が欅の2次までいったことが、たまたまなのか確かめたかったので、受けることにした。
アイドル好きで、欅坂46というグループも大好きだったので、万が一入れたらいいなぐらいの気持ちだった。

Q3 匂いフェチで魚の匂いが一番好きだと言ってるが、メンバーで一番好きな匂いは誰?
A. めいめい(東村)のタオルの匂いが好き。一番好きなのは欅坂の守屋さんの匂い。
(これには久美も東村も共感)

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Q3 初めてのMステでキュンの時にフライングした言い訳をして!
A. キュンの本番前の"フリ固め“の時の音源のきっかけのカウントがbluetoohの関係でカチカチ音の最初の音が聞こえず、3回で始まっていた。本番では4回鳴るよ!と言われていたのを緊張で忘れてしまった。すぐに立ち直ったのは自分でも凄いと思っている。間違えても真面目な顔でいられるのは特技かもしれない。今となっては良い思い出だけど、あの時は号泣した。

Q4 グループに加入して嬉しかったこと、いやだったこと
A. 初めて嬉しいと思ったのは、けやき坂46としてのお披露目の場となった欅坂2nd“世界には愛しかない”の名古屋全国握手会。

高本:ステージで大勢のファンの前で歌ったり踊ったりするのが初めてで、自分はアイドルになったんだという実感が少し生まれた。漢字欅のパフォーマンスを裏側から見れたのもとてもうれしかった。嫌だったことは覚えていない。その時は嫌だと思っても後になると良い経験だったと思えるので、嫌だったということにならない。

Q5 ひらがなけやきが欅坂とは違うテイストのグループになったことについて?
A. 1期生12人で欅坂46の21人のようにはなれないと思っていたので‥‥(納得している)。

初めて参加した合同握手会(2016年8月)では、ファンが列をなす漢字欅メンバーのレーンに対して、過疎る“ひらがな”メンバーレーン

それでも”ひらがなけやき”はひたむきに精進を重ね、2017年には初めての単独公演を実施、地道に人気を拡大していく。
そして高本が大好きだった長濱ねるの突然の兼任解除
けやき坂46・ひらがな全国ツアー2017FINAL(幕張メッセ)を迎える。

高本:ねるちゃんの兼任解除、2期生の加入などがあり、幕張ツアーFINALあたりで、欅坂46とは違う方向に進むんだなと感じ始めた。
それまでは少し迷走してた感があった。(ツアー前半では)みんな迷いながらやっていた。
幕張ツアーFINALあたりから“自分たちの色“が見えてきた。

Q6 最近の日向坂46の空気感について
A.  常に変わってきてるなって思う。ずっと同じ空気ではないなって思う。一体感ていうのがわからなくなってきたかもしれない、自分は。
ひらがなクリスマス2018とか凄い楽しかった。楽しいなあと思いながらライブができた。
あの時の空気感は今はないって思う。
久美:(最近)変わったなって言われる。 目指すものがないから‥‥いま。
高本:昔は、全員が単独デビューに向かって一体で頑張っていたけど、デビューを果たしたいまは、メンバーそれぞれが目指すものが違ってきているのかもしれない。
何か一つの目標を決めて、全員でそれに向けて頑張れたらいいなって思う。

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単独デビューを果たし、人気も右肩あがり、専属モデルやラジオ番組レギュラーなど個人仕事も増えてきて、日向坂46は新たなステップに入っている。
だがメンバーは、今グループとしての目標を見失っているようにも見える。
これは、8thシングルまで全員選抜を続けた欅坂46が経験してきた道でもある。
日向坂46のハッピーオーラとかグループが持つ多幸感は、メンバーの善良なキャラクターによることが大きいが、全員選抜が続いていることで生まれている空気感であることも否めない。
しかし、その全員選抜制がぬるま湯となり、グループとしての緊張感を薄れさせる危険をはらんでいるのも事実だ。
日向坂のメンバーもスタッフも、そのことに十分留意すべきである。
高本のこの危機感は、そういうことに由来している。
高本のこの発言をキャプテン佐々木久美も真剣な表情で聞いていた。
久美もきっと同じように感じている。

高本:日向坂はまだ乃木坂や欅坂とはまだ遠い存在だと思うので、グループのカラーをもっとたくさんの人に知ってもらいたいと思う。
一つのことに向かって全員で努力して成し遂げた時の達成感、部活感みたいなものが日向坂46の良いところじゃないかと思う。
今の日向坂は、坂道グループとしてはすごく弱いと感じるから、もっと強くなりたい。
乃木坂や欅坂は、ファン以外の人にもグループのイメージが認知されているけど、まだ日向坂にはそういうものができてない。
(日向坂46は)まだ一般的な知名度はほとんど無いんじゃないかなって思うから、先輩たちに追いつきたい。

Q7 (最後の質問)日向坂が大きく飛躍するために自分が今できることは何?
A.  メンバーそれぞれ得意なところが違うから、自分はモデルという仕事を頑張って成長して、女の子のファンを増やして、日向坂に貢献できたらいいなって思う。

インタビューを終えて、佐々木久美と東村芽衣がが感じた高本彩花

by 佐々木久美


by 東村芽衣

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佐々木久美、自分には何も強みがないと悩んだ日々~キャプテンという役割を全うすることでグループに貢献したい~


向坂46のキャプテン佐々木久美。
千葉県出身、1996年1月22日生まれの23歳(2019年11月現在)

佐々木久美は物心ついたころから熱中できるものを探していた。
幼いころはクラシックバレエ、小学校に入ってからは吹奏楽部でトランペットにのめり込んだ。


アイドルを志したのは20歳の時。
これが最初で最後の挑戦と決めてひらがなけやきのオーディションに臨んだ。

根っから明るい性格で面白いことが大好き、そして強い責任感の持ち主である。
グループで2番目の年長(最年長は井口眞緒)で、そういった性格を見込まれて2018年6月、けやき坂46のキャプテンを命じられた。

Q1 グループに加入して嬉しかったこと、いやだったこと
A. 小さい頃からバレエを習っていて、ステージで踊ることが好きだった。アイドルになって横浜アリーナや武道館のような大きな舞台でライブができることが嬉しかった。
応援してくれるファンが優しくて、”久美は何をしても可愛いよ”って甘やかしてくれるのも嬉しい。
嫌だったのは体型の維持。これまでは好きなものを食べて、好きな時に寝る生活だったが、アイドルはそうはいかない。ストレスで太ったり、肌荒れしたりするのを管理するのもアイドルの仕事だと思うようになった。

Q2 お嫁さんにしたいメンバー、旦那さんにしたいメンバー
A. お嫁さんにしたいメンバーはいない。何もできないメンバーが多い。料理もできないし、すべてママ任せの子も多い。(高本からみーぱんを勧められて)みーぱんは言葉を知らな過ぎるので話が通じない、言葉をたくさん知ったらお嫁さんにしたいかな。
旦那さんにしたいのはこのちゃん(松田好花)。正義感が強いし、言いたいことをハッキリ言う。そういうところが自分にはないからカッコいいなって思う。

佐々木久美が正義感が強い松田好花をリスペクトするのは、久美自身が正義感が大事だと考えているからだ。
素の自分は甘えん坊で、強くはないと思っている。
メンバーやスタッフの評価とは真逆であるのが面白い

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Q3 あなたにとって日向坂46とは?
A. 人生の一部。日向坂に入っていなかったら、こんな人生になっていなかったし、何よりみんなに会えていなかった。メンバーとは一生仲良くしていくんだろうなってすでに分かっている。悲しいことや辛いことがあっても、みんなと一緒(だから乗り越えられる)と思える。私にとっての日向坂は”みんながいる場所”。

(これを聴いてインタビュアーの東村が感極まって、早くも泣いてしまう。)

Q4 キャプテンという役割で辛かったこと、辞めたいと思ったこと

佐々木久美はキャプテンとしてこうありたいと頑張ってきた。
みんながちょっと元気がない時とかは、自分が先頭に立って、みんなに勢いがある時は、後ろから支えられたらいいかなって‥‥
2016年8月のTOKYO IDOL FESTIVALでのライブの後、久美はたった一度だけ感情をあらわにした。

久美:今までそういう役割として生きてこなかったから、素に戻った時に、なんで私だけ?って思っちゃったりすることはたまにあるし、大人の方から”今あなたたちこうだよ。”って言われることも多くて、”なんで私にだけ言うんだよ!”ってちょっと反抗期みたいになることもあるけど、そういう役割を任されてるということは有難いことだし、みんなが居心地が良い場所を作りたいって思うから、辛いっていうのはあんまりないかも‥‥。
みんなすごい支えてくれるし、自分の性格上キャプテンに向いてないなって思うことはあるけど、辛いって思ったことはない。キャプテンを辞めたいって思ったこともない。
実際、私キャプテンしてるなって思うこともあんまりない。

高本:(久美は)キャプテンになる前も、なってからもあまり変わっていない。

久美:ZEPPツアーの途中くらいから、キャプテンのような役割を任されるようになって、その時はすごい抵抗があった。
MCとかも全部私が考えて、(全体の)流れを覚えて、演出家の方も全部”久美っ!”て私に言ってくるから、それが最初嫌だった。もっとみんなに役割分担すればいいのにってすごい思ってた。だけど、それは、私がそういうことをできると信頼して任せてくれるんだと思えた時に、私がこのグループの中でできることがこれなんだって思って‥‥。おたさん(高本)はスタイルが良くてモデル向きで、笑顔も可愛いし、めいめいも笑顔がキラキラしてて、ダンスが上手だっていう役割があるのに、私だけないって思ってて(久美の目に涙が溢れる)、全然人気もないし、自分だけそういう強みがないって思ってたから、そういう風に期待してもらってるっていうのがわかった時に、私はこの役割をちゃんと最後まで全うしようと思った。
だからキャプテンが嫌だとは思わないし、みんなのために、このグループに貢献できるように頑張りたいなって‥‥。
(メンバーみんなに)それぞれ強みや役割があって、たまたま私の役割りがキャプテンだったんだって思ってる。
みんなすごい支えてくれるし、不安に思った時も”大丈夫だよ”ってほめてくれるから、私はキャプテンになれてすごくよかったなって思ってる。

高本:久美がいてくれると安心するし、いないと不安になる。久美がキャプテンになってくれたから、こういうグループになれたと思うし、何でもできる人だなって思う。久美がキャプテンで本当に良かった。
東村:(久美には)いつも助けてもらってます。

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高本が言う通り、佐々木久美はAKBグループだけでなく、全アイドルグループの中でも群を抜く秀逸なキャプテンである。
AKB48の高橋みなみも名総監督だったが、佐々木久美もたかみなに匹敵する。
面白いのは、久美が言う通り、私生活では末っ子の甘えん坊であることだ。
久美がしきりに性格的には(キャプテンに)向いていないというのはそういうことだ。
グループの中で久美が一番弱さを見せる相手は加藤史帆である。
加藤は、久美の素の性格をよく知っているのだ。
NMB48の初代キャプテン山本彩も同じく私生活では末っ子の甘えん坊であったが、NMB48ではしっかり者のキャプテンとしてグループを牽引していた。
それぞれの家族からすると不思議に見えるようだ。
佐々木久美が日向坂46のキャプテンになったのは運命のような気がする。

Q5 (最後の質問)キャプテンが思う日向坂46の強みと弱み
A.  強みというか強みにしたいと思っているのは、”前向きなところ”、なんでもとりあえずがむしゃらに頑張るのが日向坂46で、他の坂道グループはそういうところを見せない。

乃木坂は綺麗で華やか、欅坂はカッコいいイメージ、それに対して私たちはがむしゃらに頑張る、そういうところがファンの応援したいという気持ちにつながってると思ってるし、みんな最後まで笑顔を絶やさない。なんか辛いことがあった時もこのメンバーなら乗り越えられる気がするってみんなが思ってるし、終わったあとに笑ってない人がいない。そういうところが強みかなって思う。それをもっと世の中の人に広めていきたいし、それをすることでグループのカラーが出来ていくと思う。
弱みは、みんな流されやすいところ。ひとりが綻ぶと、それが伝染して流されやすくて、目標を見失いがちになるところ。
でも完璧な人間はいないし、完璧なグループもあえりえない。そういう弱みがあってもいいと思う。それを誰かが補って、メンバーで助け合っていければそれでいいと思っているから、弱みではあるけど、そんなに深く考えなくてもいいかなって思ってる。

佐々木久美が考える組織論は、強豪吹奏楽部での経験から生まれたものだ。
全国レベルで競い合うグループでの様々な経験からグループのありかたや、メンバーの役割りといったものを学んだのだろう。
そういう背景があって、佐々木久美はグループ全体を俯瞰で見ることができる。
運営は佐々木久美というキャプテンを得たことを幸運に思うべきである。

高本:キャプテンはグループの目標は何だと思う?

久美:目標っていうと”紅白に出たい”とか”東京ドームに立ちたい”とかが浮かぶけど、日向坂はまだそういうことを胸を張って言えるところまで行きついていない。もちろん紅白には出たいし、東京ドームでやりたいけど、今の目標はそういうことを胸を張って言えるところまで行きつくことだと思ってる。ただそこに行くまでに、一人一人に壁があるだろうし、グループにも壁があると思う。そういうことで誰かが脱落してしまうのは嫌だから、今いるみんなでそこに行きつけるようにするのが今の目標。

キャプテンの言葉に東村は涙が止まらない。

高本と東村が感じた佐々木久美

by 高本彩花

by 東村芽衣

日向坂46は本当に良いキャプテンを得たと思う。

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東村芽衣、想いを言葉にすることが苦手なアスリートアイドル


東村芽衣、奈良県出身、1998年8月23日生まれの21歳(2019年11月現在)
抜群の身体能力で、グループ屈指のダンススキルを誇るが、メンバーからはメンタルは5歳児といじられている。
フニャフニャした話し方とキレッキレのダンスのギャップがすごい。
そして喜怒哀楽をすべて泣くことで表現する不思議ちゃん。

日向坂46の2つ目の冠番組HINABINGOのMCが、子供の頃から大好きだった吉本新喜劇の小薮一豊だとわかって、嬉しくて号泣し、小薮をドン引きさせた。
その後東村のキャラからは想像できないほど小薮と打ち解けて、番組では小薮イジリを連発するほど距離を詰めている。

久美:めいって、一番不思議なメンバー。自分のことをほとんど語らないよね。メンバーの話を聴く方がずっと多い。だから気になる

Q1 アイドルにならなかったら何をしていたか
A. 歯科衛生士になろうと思ってた。(東村の答えが意外過ぎて久美と高本が、ヒャーッと奇声を発した。)特に理由はなかったけど歯科衛生士になろうと思ってた。

Q2 自分が思う一番の魅力は何ですか?
A. マイペースなところ。悪いところでもあるんだけれど、自分のペースがあるから人に流されない。マイペース過ぎて、他の人より遅いのはまずいと想ってる。

久美:めいのそういうところが、みんなの”癒し”になってると思う。ちょっとカリカリしてたら、めいのところに行って癒やされる。
高本:めいの隣にいると、時間の流れ方が違う気がする。
久美:めいの半径1mの中に入るとふわっとして、めいをハグすると元気が出る。

Q3 日向坂に加入して嬉しかったこと、嫌だったこと
A. 仙台のライブ(2017年8月)の時が19歳のお誕生日で、みんなにお祝いしてもらったことがめっちゃ嬉しかった。

東村:嫌だったことは思いつかない。嫌なことはすぐ忘れるタイプ。一晩寝たら忘れる。

Q4 人見知りだけど、アイドルの仕事をして大変だったことは?
A. 握手会は最初めっちゃ緊張したけど、今は結構しゃべれるようになった。

東村は一人の仕事の場所ではどうしているのか?

スタッフ:東村さんはグループにとってどんな存在ですか?
東村:えーッ?うーん‥‥‥。

人見知りだが、仕事に対する情熱は人一倍である東村。

高本:仕事だと一人でも頑張れる。プライベートは一人が全然ダメ。

Q5 番組でお世話になっている芸人さんたちに伝えたいことは?
A. えーっ!めい(東村の1人称)がこういうしゃべれない人だから、それをいじってくれるのは有難い。理解してもらってるからやりやすい。

久美:しゃべれないことで悩んだりしたことはある?
東村:そんなに悩まんけど‥‥。
久美・高本:悩まんのかーい!(笑)

高本:本当に私たちは恵まれてる。
久美:小藪さんとかオードリーさんとかいなかったら、私たちこんなにすごいよって言われることなかったと思う。
高本:自分たちが何をしても、全部面白くしてくれるという安心感がすごくある。

久美:めいって”夢”あるの?
東村:これといって特定のものはまだない。
久美:めいには身体能力を活かした新しいジャンルのアイドルを開拓してほしい。感情を言葉でなく、アクロバットで表現するみたいな。
東村:やりたい。

Q6 日向坂46が大きく飛躍するために東村が今できることは?
A. ‥‥‥、一生懸命頑張ることです。

久美と高本が感じた東村芽衣

by 高本彩花

by 佐々木久美

やはり東村はほとんど自分を語らない。
想いを言葉にするのがひどく苦手なのだ。
いつも笑顔でいるのは、嫌なことはすぐに忘れるようにしているから。
そのことがメンバーにとっては”癒し”になっている。
日向坂には”聖母”と呼ばれる”癒やし”のメンバー潮紗理菜がいるが、タイプは違えど、東村芽衣も日向坂の”聖母”だと言える。
極度の人見知りで、自分を表現するのが上手くない東村だが、キャプテンや高本らに愛されて、心折れることなくアイドルでいられるのは、彼女にとって得難い幸運なことである。

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第1回のオンエアを見て感じた日向坂46の未来

キャプテンであることが運命だった佐々木久美、モデルという外仕事で日向坂に貢献している高本彩花、日向坂にいるからこそ輝いていられて、みんなの”癒し”の存在となっている東村芽衣。
三者三様のキャラだが、それらが混ざり合ってハッピーオーラという日向坂46のハーモニーを奏でている。
単独メジャーデビューを果たし、埼玉スーパーアリーナという大箱でのワンマンライブも成功させた日向坂46は、今新たなステップに踏み出そうとしている。
グループが今、目標を見失っているように感じている高本彩花の皮膚感覚はとても貴重だ。
その発言を真剣に受けとめるキャプテン佐々木久美は、やはり名キャプテンである。
こういうメンバーがいて、彼女たちを癒やしてくれる東村芽衣のような存在がいる限り、日向坂46の未来は明るい。

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