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乃木坂46 14thシングル選抜発表エピソード~”ハルジオンが咲く頃”は深川麻衣の最初で最後の卒業記念センター曲~

アイドル

ハルジオンが咲く頃は深川麻衣のための卒業センター曲、アイドルとして最も幸福な卒業であった

14thシングル”ハルジオンが咲く頃”、2016年3月23日リリース。
乃木坂46初の卒業シングルで、この曲を贈られた深川麻衣卒業は、アイドルとしてもっとも幸福な卒業だった。
累計売上83.4万枚(前作”命は美しい”74.1万枚比112.6%)で、セールスとしては大成功し、AKB48のようなミリオンセールスの背中が見えてきた。

13th”今、話したい誰かがいる”に引き続き、Akira Sunset&APAZZIのユニットによる作・編曲。

レトロテイストのサウンドの中に、ストリングス+EDMという斬新な手法が隠されている。

ハルジオンが咲く頃 MV Short Ver.

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ハルジオンが咲く頃 選抜メンバーとフォーメーション

12th、13thと今野方式での選抜メンバー発表が続いたが、14thシングルではスタジオに全メンバーが集結する従来の発表方式に戻った。

この収録は2016年1月に行われ、1月31日の”乃木坂工事中”で放送された。

14th選抜メンバーは17人(前作から1名増)で、5-5-7というフォーメーション(10福神)となった。

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3列目:1枠増え、堀未央奈が3作ぶりに選抜メンバー復帰を果たした。前作で消滅してしまった2期生枠が復活。

★⑪ 桜井玲香
14作連続の選抜入りだが、13th、14thと連続で福神から外れた。

一人目だからわぁって思いました
やっぱり紅白に出場させていただいたことによって 一気に注目度ってすごく上がってるなって思うので そういうことも意識して今年1年間は活動していきたいなって思います

★⑰ 堀未央奈
7th”バレッタ”でセンターに抜擢されたにもかかわらず、12・13thでは選抜メンバーから漏れてしまった堀未央奈が3作ぶりに選抜復帰した。2期生は堀一人である。

久しぶりに選抜に入れていただいて すごくうれしいなっていう気持ちが大きいんですけど 悔しいっていう気持ちもあって 少しずつ先輩の後ろ姿を見ながら 前に行けたらいいなって思ってます

★⑫ 若月佑美

12作連続での選抜メンバー入り、舞台など外仕事も増えて、すっかり選抜常連となった。

あの~前回も3列目で それでも舞台とか活動させていただいて 3列目っていうポジションになってても関係ないなとは思い始めてたんですけど やっぱり握手会とかで「もっと見つけやすいところにいこうね」って たぶん遠回しのやさしさで言ってくださってるんですけど まだそれには答えられなかったなっていう 申し訳なさもありつつ でも今年は乃木坂は勝負の年だと思うので頑張っていきたいと思います よろしくお願いします

★⑯ 井上小百合
3作連続、通算10度目の選抜入り。

去年乃木坂は個人個人大きくなっていって
すごいみんな乃木坂の看板を背負いながら頑張っていってたんで
私も自分の好きなお芝居とか演技とかを
役に立てるようにちゃんと乃木坂の看板を背負って外に出ていけるように
貢献していきたいと思います

★⑬ 松村沙友里
全作品での選抜メンバー入りを継続中。

ん~なんやろ なんか私自身これからやりたいことがいっぱいあるので なんかそれも頑張りたいなと思います
なんかお芝居とかもやりたいなって思って 全然なんかうまくないんですけど
やりたいことが自分の中でちょっとずつできてきたっていうか だからみんなで個人でも頑張ってそれを乃木坂にかえして 乃木坂のみんなでももっと大きいグループになれたらいいなって思います

★⑮ 伊藤万理華
4作連続、通算7度目の選抜メンバー入りである。
2015年6月、映画『アイズ』で初の主演を務めたり、2015年6月5日、グラフィックデザイン専門誌『月刊MdN』で「MARIKA MEETS CREATORS」という連載が始まるなど、独特の感性を認められて、乃木坂46の」多様性に大きな貢献をしていることが評価されている。

えっと私も去年個人の得意分野での面を伸ばしていくっていうのを目標にやってきたんですけど
それがグループの力になれてるなっていうのを
最近やっと素直に感じれるようになったので
もっとそれをそれぞれが伸ばしてって
前のメンバーだけじゃなくてみんながすごいんだって
思えるグループにたぶん今年はなれるぐらいに
自分も貢献したいと思います

★⑭ 生駒里奈
堀と同様にセンター経験者でありながら3列目というのはやはり異例なことであろう、

どっちかっていうと太陽ノックのときから下がったって表現をされるんですが すごく個人的にとてもやりやすい場所でしてあそこが すっごい一杯いろんな事やらさせていただいて そこは力抜けないなって思うんですけど なんかちょっと興味がある人が増えたらいいなと‥‥

3列目は、堀未央奈の選抜復帰以外はまったく無風であった。

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2列目:生田絵梨花と橋本奈々未がフロントに上がり、衛藤美彩がフロントから2列目に下がった

★⑥ 齋藤飛鳥
4作連続、通算7度目、2作連続の福神入りで、運営が齋藤飛鳥を次世代エース候補の一人として期待をかけていることが明らかになった。
だが飛鳥本人は、自分が選抜メンバーにふさわしいとは思えないでいた。
▼選抜メンにえらばれても浮かない顔の齋藤飛鳥

ん~。。 前回初めて十福神に選んで頂いて ん~。。やっぱり初期から前で支えてくれてるメンバーとかお姉さんとかには あ~まだ叶わないなって思うことが多かったり アンダーメンバーが武道館でライブやったりとか 選抜メンバーも個々で活動する機会がどんどん増えっていって 私何もしてないなって思って‥‥

★⑩ 星野みなみ
7・8thでアンダー落ちした以外はすべて選抜メンバー入りし、13・14thと連続での福神入りで、

みんなさっきも言ってたけど 個々のお仕事というか個々の強みとかがあるんですけど 私はないんですね
こないだ握手会とかでも 「みなみちゃん強みないのにいれてラッキーだね」って言われて
でもやっぱ。。うん。。 比べられるのは当たり前だし 強みがないってのも事実だし だからなんで自分が選ばれてるのかていうのがわからないんですよ未だに なんか目に見えてこうわかる強みっていうのが自分の自信にもなるし欲しいっていうのあるし
(設楽統:そう?可愛さでいいんじゃない?)
そうやってファンの人も言うんですけど それしかやってけないじゃないですか もう18歳なんですよ 高校卒業なんですよ
(設楽統:いやわかる 変わった人じゃないといけないんじゃないかとか 何か突出してなきゃいけないんじゃないかってすげえ思うよね 俺とかも思うよ だからまあなぁ握手会とかで直撃でそんなこと言われたらむかつくよな)
でも自分もこう思ってることをやっぱ 自分でも思ってたことを言われたら あ~やっぱりな~
(設楽統:それいってるやつクズだから そいつの人生なんかカスだからさ そいつよりは絶対頑張ってるしね まあそこはニコニコしながらやってさ までも大丈夫じゃない なんか14枚目でこういう言い方あれかもしれないけど 選抜わりと経験している人がここにきてまた新たな悩みにぶつかるとか泣くとかっていうのが)
(日村勇紀:そういうとこなのかな今)
でも久しぶりじゃないですか 2作ぶりでバナナマンさんと話すのも なんかすごいパパみたな感じでこう
(設楽統:パパみたいな感じ? なんかね俺も自分でなんかすげえ熱くなってんなって思ったいま 今のトコ使ってほしくないなって)
(日村勇紀:お兄ちゃんでやってるつもりだったけど もうパパなんだね)
(設楽統:頑張ってくださいね)
頑張ります ありがとうございます

★⑦ 高山一実
全作品での選抜・3作連続・通算6度目の福神入り。

2015年すごい楽しく充実した年だったので 個人的にも2016年やりたい夢とかあるので それに向かってやって乃木坂をもっと大きくしたいなって思います
(設楽:なに?夢って)
あの乃木坂で歌番組で2曲とか3曲やりたくて なんかいつも1曲だとなんかこうやっぱり 短い時間なんで全員ぬかれなかったりとか そういうのすごい・・
あっすいません なんかこう何曲かある時はみんなにカメラが行ったりとかするから そしたらみんなが幸せになれるし そうなるために個々の力とかつけていくことは無駄じゃないし 頑張ろうと思います

★⑨ 秋元真夏
復帰以降11作全作品選抜、6作連続・通算8度目の福神入りで、完全に乃木坂の中心メンバーとなっている。

今年の目標として こんな私なんですけど ちょっとぐらい乃木坂を引っ張れる存在になれたらなって思ってるので いろんなところで頑張ってるメンバーがいるなかでも みんなが帰ってきたときに乃木坂がちゃんとどしっと構えていられるように そこにいられる人になりたいなって思います
(設楽統:そうね ホームは強くあるべきだと思いますし)
(日村勇紀:積極的にね 番組なんかでは本当に頼りになりますよね)
ちょっと出すぎかなとか うるさいかなとかよく思うんですけど
(設楽統:それはカットしちゃうから大丈夫)
カットするんですか
(日村勇紀:いいのよどんどんどんどん出ていっちゃって 自分たちの番組なんですから)
(設楽統:いいと思います 頑張ってください)
はい頑張ります ありがとうございます

2015年8月23日、乃木坂46「真夏の全国ツアー2015 福岡 夜公演」のオープニング映像で秋元の父親から乃木坂で活動している娘へ
いつも笑顔でいられる環境が見つかってよかったね。ずっと言えなかったけど、もう反対はしてない。今は常に真夏の味方だよ
と、芸能活動に反対していた父親から3年の月日を経て秋元の活動を認めて、これからは応援していくというメッセージが読まれた。
父親・母親・弟の家族全員が初めて揃ってライブに応援に来てくれたのはこの公演が初めてであった。
父親が娘には「元気に育って、平凡でいいからちゃんと就職をして一人前の大人になること」を望んでいたことを知っていたため、父親からの「もう反対していない」という言葉に泣き崩れた。
秋元の父親が芸能活動に反対していたことを知っていた他のメンバーも「よかったねぇ~!!」と大泣きした。
秋元真夏は「今まで歯向かうことがなかった私が、反対を押し切って勝手に平凡とはかけ離れた芸能界に飛び込んでしまってごめんなさい。でも。たくさん心配かけた分、これからは私がパパを笑顔にする番です。私が娘で良かった!そう自慢できるような人になります。大好きです
と父親への想いを語った。
このライブには秋元と同じく家族が娘の芸能活動に反対していた長濱ねるの両親も運営から招待されていた。
秋元の父親が、いろんな葛藤をしながらも娘の夢を応援しているんだということを知り、映像を観ながら長濱ねるの両親も泣いていた。
「娘の人生を応援しよう」と、長濱の両親の気持ちも変わり、欅坂46の長濱ねるとして活動するきっかけの一つとなった。

★⑧ 衛藤美彩
6作連続の選抜、2作連続の2列目・福神いりである。
▼2列目のセンターに選ばれて満面の笑みを浮かべる衛藤美彩

前回のシングルで1列目に立たせていただいて 列で見たら下がってしまったんですけど これで私アンダーも選抜も含めて 全部の列を経験したことになるって今自分で気づいたんですけど ん~自分の強みはよくわからないけど そのアンダーの最後尾・2列目・1列目 で選抜でもそれを全部経験したっていうのは ちょっとだけどチームにプラスに働いてくれたらいいかなって今思いました

1枠減った2列目、生田と橋本が1列目にまわり、衛藤が2列目に下がった。

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フロント(1名増の5名):卒業を発表した深川麻衣が最初で最後のセンターに抜擢され、衛藤が2列目に下がり、橋本と生田が2列目からフロントに上がった

★⑤ 生田絵梨花
2015年11月に東京、12月に大阪で上演された『なかよし60周年記念公演 ミュージカル「リボンの騎士」』では、主人公・サファイア役を務め、2016年1月21日に初のソロ写真集『転調』が発売されるなど、話題も多い生田絵梨花。
乃木坂46の多様性に大きく貢献するメンバーとなってきた。

今みんなの話を聞いてて 1人1人強い意志を持っているし いろんな思いを抱えているので その中の1列目っていうのを 自分も妥協しないで日々過ごしたいなって思います でも自分の場合は あんまりこう考えこみすぎたりとか プレッシャーを感じすぎたりすると 本当にちっちゃくなっちゃうので いい意味で自分を解放させて いろんなことに興味のアンテナはって またいろんな自分を発信できたらいいなって
そうですね それを本当に真正面からぶつかると だめなんですよ 何にもできなくなっちゃうので あえてそれを感じないバリアみたいなの自分で作って やることが多いので だからこのシングルも いい意味で自由に動けるようになったらいいなと思います

★① 橋本奈々未
2015年3月23日、ファッション誌『CanCam』の専属モデルに就任。
2015年4月、『World Baseballエンタテイメント たまッチ!』(フジテレビ)の5代目アシスタントに抜擢された。
2015年8月28日、初のソロ写真集『やさしい棘』をリリースするなど、個人での仕事も充実してきたが、慢性的な体調不良も抱えていた。

自分の一番の課題は 人より体調崩すことが多いので 体調管理でそれはもう本当に人としてできなければいけないことなので そこは今後もちゃんとやっていきたいというのと 一人でいろんなお仕事を任されていくにつれて その責任と責任イコール周りの人が気にかけてくれている期待っていうところもあると思うので そこにいい形で答えていけるように体調管理をして頑張っていけたらいいなと思います

★④ 白石麻衣

8月にはもう結成5年目になるので そう考えたら本当に早いなって思うんですけど でもまだこれからだと思って乃木坂も で自分もそうなんですけど紅白でれたから満足で終わりじゃなくて 出れたからこそまだこの先新たな道もたくさんあるし もっとこう切り開いていかなければならないこともたくさんあると思うから そこは私個人もそうですけど グループとしてもみんなで今年も頑張っていかなきゃなって思いました

★② 西野七瀬

ここ何枚目かはずっと1列目のところに選んでいただいているんですけど いまだに何で自分がそこにいるのかって すごい悩むことも多いんですけど そんな自分をみて 「頑張れます」とか「憧れです」とか言ってくださる方もどんどん増えてくださっているので どんどんそういう人を増やしていきたいなというのもありますし だんだんとこうなりたいなっていう理想像みたいなものが 自分の中でできてきたというかあるので頑張りたいと思います

★③ 深川麻衣
1st、2ndとアンダーを経験したが、3rd以降はずっと選抜メンバーに選ばれ続け、9thからは福神に定着して、押しも押されもせぬ中心メンバーの一人になった深川麻衣が、卒業を発表した14thシングルで、”最初で最後のセンター”を努めることとなった。
▼卒業シングルでセンターに指名され、涙を流す深川麻衣

すごく素直に喜びたい気持ちもあるんですけど でも怖いっていう気持ちの方が強くて でもみんなの言葉とかを聞いていて 新年1枚目のシングルだし どういう理由で選んでもらったとしても ここで私が足を引っ張ったらいけないなって思います

乃木坂46のメンバーの精神的支柱であり、”乃木坂46の聖母”と呼ばれて、ファンからもメンバーからも、スタッフからも愛されていた深川麻衣が、2016年1月7日のブログで、乃木坂46から卒業することを発表した。
14thシングル”ハルジオンが咲く頃”は、秋元康総合プロデューサーが深川麻衣に寄せて、当て書きした卒業曲である。
2015年2月22日の『乃木坂46 3rd YEAR BIRTHDAY LIVE』の頃から卒業について考え始め、乃木坂46の13thシングル「今、話したい誰かがいる」の制作終了後、スタッフに意思を伝え、決心したという。
乃木坂46は恵まれた環境で不満もなく、深川にとって学生生活と同じ第二の青春であったが、これから過ぎ去っていく時間をどのように使うべきかを考えた際、乃木坂46以外の活動へ費やすべきだと考えるようになったから
と卒業の理由を語った。

14thシングル「ハルジオンが咲く頃」の収録曲「強がる蕾」で初のソロ曲を与えられる。
2016年6月4日、乃木坂46として最後の握手会を終え、桜井玲香から卒業証書が授与された。
2016年6月9日、初のソロ写真集『ずっと、そばにいたい』(幻冬舎)が発売された。
2016年6月16日、静岡県のエコパアリーナで開催されたコンサートをもって乃木坂46を卒業した。

”聖母”と呼ばれ、ファンと乃木坂メンバー、そしてスタッフからも愛された深川麻衣は、最高の手厚い待遇で乃木坂46から送りだされたのである。

卒業後は女優として、堅実にキャリアを重ねていて、今や深川麻衣は乃木坂46卒業生の中で、女優として最も成功していると言っても良いだろう。

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2016年3月20日、永島聖羅(1期生)卒業

深川麻衣の華々しい卒業の陰で、アンダーの中心メンバーだった永島聖羅も卒業をしていることも記しておきたい。

白石麻衣の親友だった永島聖羅は、5thシングルでたった1度だけ選抜メンバーに選ばれたが、その後はずっとアンダーに甘んじた。

軽妙なトークで、ラジオ番組のレギュラー出演などでコアなファンを獲得したが、選抜の厚い壁を超えることができなかった。

ファンの間でチケット争奪戦になった2016年3月20日の名古屋国際会議場センチュリーホールの「乃木坂46アンダーライブ全国ツアー2016〜永島聖羅卒業コンサート〜」をもってグループを卒業した。

現在はホリプロに所属し、女優・タレントとして活動をしている。
Going!Sports&News日曜版(日本テレビ)に、気象情報担当キャスターとしてレギュラー出演している。(2020年3月現在)

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