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”五月雨よ” 櫻坂46 4thシングルのセンターは山﨑天~櫻坂46が抱えている危機的状況!3期生オーディションオーディションが急務!~

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”五月雨よ” 櫻坂46 4thシングルのセンターは山﨑天~櫻坂46の未来は16歳の最年少メンバーに託された~

2022年4月6日(水)にリリース予定の櫻坂46の4thシングル『五月雨よ』のフォーメーションが明らかになった。

4thシングルで初のセンターに抜擢されたのは16歳の山﨑天。

櫻坂46の未来を担うと言われ続けた、グループ最年少メンバーが満を持して初の表題曲センターデビューを果たす。

4thシングルでも、3人のセンターによるマルチシステムは維持され、カップリング曲のセンターは、今作で卒業することが決まっている渡邉理佐と、森田ひかるが担当する。

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4thシングル”五月雨よ”選抜メンバーは1人増えて15人体制に!

1st以来14人体制だった表題曲の選抜メンバー人数が、4thで初めて3列目が1枠増えて15人体制となった。

1列目3人、2列目5人の形は維持されて、3-5-7のフォーメーションとなる。

1人増やした理由は定かではないが、

①営業上の理由:メンバーの人気に頼ってCDセールスを少しでも伸ばしたい
②パフォーマンスの強化:選抜14人体制はAKB坂道グループでは最も少なく、ライブでは個々のスキルの高さが求められるが、現状では残念ながら満足できる水準とはいえない。
平手友梨奈が抜けた穴は、余りにも大きい。
1枠増やして個々のメンバーの負担を相対的に減らすことと、欅坂46時代の圧倒的なパフォーマンスで観客をねじ伏せるような戦略から脱却することが狙い。

などが考えられる。

カップリング曲については、森田ひかると、このシングルで卒業する渡邊理佐がセンターを努める。

4thシングルで、キャプテン菅井友香が、櫻エイトからも、標題曲選抜メンバーからも外れたのは意外だった。(共通カップリング曲のみ参加)

”五月雨よ”は、櫻坂46の未来を占う重要な1曲になる

櫻坂46の4thシングル”五月雨よ”の作曲者は、温詞(あつし)。

近年、”ノイタミナ”を主戦場に、”センチミリメンタル”というソロプロジェクトで、多数のアニメ用楽曲を提供している注目のクリエイターだ。

曲名にもなっている〈五月雨よ〉のフレーズから始まるこの曲のサビは、高い音から徐々に階段状で下降していくラインを描いている。

しかも同じサビの中で似たメロディを何度も繰り返すため、サビ始まりの構成も相まって非常に中毒性が高い。

記憶に残り、脳内で繰り返し再生されやすいメロディとなっている。

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”五月雨よ” MV

MV冒頭の山﨑天のフライングは、欅坂46の5th”風に吹かれれも”のMVのエンディングでの平手友梨奈のフライングを思い起こさせる。

▼左:五月雨よ 右:風に吹かれても

”風に吹かれても” MVはこちら

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”五月雨よ” 歌詞

櫻坂46 五月雨よ 歌詞 -【歌詞リリ】
櫻坂46『五月雨よ』の歌詞ページです。『五月雨よ』の歌い出しは ※ 五月雨よ 教えてくれ 曇り空に叫んでた 止むつもりか 止まないのか 先のことはわからないまま 五月雨式に好きになってく 言葉にしてしまえば 楽かもしれないけれど 自分の方か...
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櫻坂46の最年少メンバー山﨑天が初めて表題シングルのセンターを努める4thシングル”五月雨よ”

山﨑天の力強いボーカルで始まる”五月雨よ”は、欅坂46から櫻坂46へと連なる”ダークな世界観”と訣別する壮大な青春のラブソングとなった。

振りつけられるダンスも、これまでの激しいだけの息苦しくなるようなパフォーマンスとは一線を画すものになるはずだ。

グループ最年少ながら、実生活では妹二人がいる長女である山﨑は、グループ内での”末っ子”という立ち位置に当初戸惑っていた。

だが天性の勘の良さと実直な性格から、次第に先輩メンバーに甘えることも覚えていった。

そしてグループの中での自分の立ち位置を安定させたうえで、本来の性格であるリーダー気質をもう一度覚醒させて、櫻坂46の未来を担うセンターとして覚悟を持ってセンターとして登場してきた。

このシングルが櫻坂46の未来を占う上で、重要な1曲となることは間違いない。

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櫻坂46が抱えている問題が、危機的状況になってきた

櫻坂46が現在抱えている問題は、欅坂46の結成まで遡る。

欅坂46の1期生オーディションの合格者は、わずか22名。(1名は活動開始前に脱退して21名で活動を開始)

先発グループ乃木坂46の1期生合格者36名と比べて圧倒的に少ない。

その理由は応募者のレベルが全体的に低かったからだ。

それを危惧した今野義雄氏は、わずか2名のSランク評価だった内の1人長濱ねるをどうしても欅坂46に入れたいと思った。

それが最終審査を受けなかった長濱を無理やり”裏口入学”のように加入させた真相である。

さらに欅坂46のアンダーグループとして、異例の速さでひらがな”けやき坂46”1期生メンバーの募集を開始したのも同じ理由である。

この追加オーディションで合格したひらがなけやきメンバーと欅坂46の1期生をシャッフルしてその中から選抜メンバーを選び、欅坂46の早急なレベルアップを図らなければならない。

今野氏はそう考えていた。

つまり運営は、欅坂46への選抜制の導入を、欅坂46結成当初から考えていたのである。

ところが、もう一人のSランク評価だった平手友梨奈をセンターに据えたデビューシングル”サイレントマジョリティ”が爆発的なヒットとなり、従来のアイドルファン以外の層にも刺さってしまう。

これはカリスマセンター平手友梨奈の力によるものであるのは明らかだった。

マスコミの注目は、一気にセンター平手友梨奈に集中してしまう。

これは望外の結果で、今野氏はすぐに欅坂46のプロモーション戦略を平手友梨奈1強体制へと舵を切る。

従来の笑顔で歌って踊るアイドルグループとは一線を画す欅坂46のダークな路線は、これまでのアイドルグループの地平を軽々と飛び超えてみせた。

欅坂46の勢いは凄まじく、AKB48と乃木坂46がデビュー5年目でようやく果たしたミリオンセールスを欅坂46は6thシングル”ガラスを割れ!”で、デビューからわずか3年で果たしてしまう。

一方で、その間アンダーグループのひらがなけやき坂46の1期生たちは放置され続け、出口の見えない闇の3年間を過ごすことになった。(この間の事情は日向坂46のドキュメンタリー”3年目のデビュー”で詳しく語られている)

快進撃の裏側で欅坂46の内部でも、平手友梨奈頼みの実情にひずみが生まれていた。

パフォーマンスを追求するあまり、平手は身体と心のバランスを崩し始めてしまったのだ。

体の不調を訴えてライブの欠席を繰り返すようになり、その度にスタッフやメンバーは右往左往し、振り回された。

平手友梨奈以外のメンバー達は、平手がいなければ欅坂46は何もできない、自分たちはグループにいる意味がないとまで思い詰めるようになっていくのである。

これを危惧した今野氏は、5thシングルで、ひらがなけやき坂46のメンバーを含めた選抜制の導入を強行するが、平手友梨奈に一蹴されて平手やメンバーたちの不信を買うことになってしまった。

ただ平手友梨奈1強体制の歪(ひずみ)は日増しに大きくなり、ついに欅坂46は内部崩壊を始める。

そんな危機的状況の中、早急なテコ入れが必要だと考えていた今野氏は、秋元康総合プロデューサーにも周到な根回しをしたうえで、9thシングルでの選抜制導入を強行し、冠番組内で初の選抜メンバーの発表をおこなう。

しかし、1期生の”21人の絆”を理由に9thシングルの制作に協力しないと決めた平手友梨奈、それに追随する1期生たちと運営・今野氏は決定的に対立する。

その信頼関係は無残に砕け散り、平手友梨奈を含む主要メンバーの脱退・卒業を経て、欅坂46は活動休止という悲劇的な結末を迎えることになったのである。

その間にひらがなけやき坂46は、日向坂46に改名し、ひらがな2期生を加えた20名は、全員選抜制を維持したままで急速に人気を得ていく。

欅坂46の崩壊と日向坂46の躍進との明暗は、ひどく示唆的である。

日向坂46の現在の成功を全員選抜制に帰する向きがあるがそれは間違いだ。

日向坂46の成功の理由は、個々のメンバーのポテンシャルの高さにある。

それはまさに”奇跡”と言ってよい。

闇の中に放置されたひらがなけやき1期生は、高いポテンシャルを秘めてはいたが、なかなかそれを発揮するチャンスに恵まれなかった。

それが何の屈託もない2期生たちがグループに加入したことて、1期生たちの意識が変わっていく。

”死ぬ気でやってみ!死ななないから!”の名言で知られる坂道歴代最高のキャプテン佐々木久美に率いられた日向坂46メンバーは、その個性を遺憾なく発揮し始めるのである。

これは”奇跡”というほかはない。

現在SONYにとっての稼ぎ頭は乃木坂46だが、最もコストパフォーマンスが良いのは日向坂46である。

翻って、改名した櫻坂46は、今でも欅坂46と同じ問題を抱えている。

欅坂2期生は、1期生よりは高いポテンシャルを秘めているものの、グループをブレークスルーさせるほどの爆発力は持ち合わせてはいない。

さらに”欅坂46の伝説”を背負わされた櫻坂46は、プロモーション戦略の選択の幅を狭められている。

欅坂の亡霊に、メンバーも、運営も、ファンも、いまだに囚われたままだ。

今野氏の念願だった櫻坂46の選抜制”櫻エイト”の導入は、期待したほど機能していないのが現状だ。

櫻坂46には緊急に”新しい血”が必要なことは間違いないのだが、世代交代を図らなければならない乃木坂46の5期生オーディションに先を越されてしまった。

それでも櫻坂46の3期生オーディションを早急に開催して、メンバー全体のレベルの底上げを図らなければならない。

今野義男氏の深い苦悩は今も続いている。

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4thシングル”五月雨よ”フォーメーション

3列目:関有美子上村莉奈が初の表題曲選抜メンバー入り

関有美子上村莉奈が初の表題曲選抜メンバー入りを果たし、井上梨名が2nd以来2度目の選抜メンバー入りとなった。

()内の数字は1stから4thまでの列

⑨:武元唯衣(3-落-3-3)

⑩:松田里奈(3-3-3-3)

⑪:井上梨名(落-3-落-3)

⑫:土生瑞穂(3-3-2-3)

⑬:関有美子(落-落-落-3)

⑭:上村莉奈(落-落-落-3)

⑮:大園玲(3-3-3-3)

関有美子は、初めて表題シングルの選抜メンバーに選ばれた喜びを2022年2月16日のブログに綴った。

”諦めなくてよかったです。(中略)この4枚目の期間、たくさんの方に感謝を伝えられる時間を過ごしていけたらと思います。
そして満足することなく次に繋げられるようにしたいです。”

関有美子 2022年2月16日のブログのリンク

1列目と2列目:4thシングルの櫻エイト

4thシングルでの櫻エイトは、山﨑天・森田ひかる・田村保乃・渡邉理佐・小林由依・藤吉夏鈴・小池美波・守屋麗奈の8人

3rdの櫻エイトから、卒業した渡辺梨加、キャプテン菅井友香と土生瑞穂が外れた。

入れ代わりで、守屋麗奈が初の櫻エイト入りを果たし、藤吉夏鈴と小池美波が復帰した。

キャプテンの菅井友香も今回”櫻エイト”から外れた。

その理由は、4thシングルのプロモーション期間と、初出演となるミュージカル”カーテンズ”(城田優主演・演出)の稽古と公演スケジュール(2月26日から3月27日まで・東京、大阪、名古屋)が”まる被り”になってしまったからだ。

菅井の卒業後を見据えて、カーテンズの稽古と公演に専念させたいという運営の親心である。

★2列目

④:守屋麗奈(落-3-3-2) 初の櫻エイト

⑤:小池美波(2-2-3-2)

⑥:渡邊理佐(1-1-2-2)

⑦:小林由依(1-1-2-2)

⑧:藤吉夏鈴(2-2-3-2)

★1列目©はセンター)

①:森田ひかる(©©-1-1)

③:田村保乃(2-2-©-1)

②センター:山﨑天(2-2-1-©)


★山﨑天のコメント
(櫻坂46結成から)2年目なので、力を合わせていかなきゃならない年になるんじゃないかなと思ってたので、そういうシングルにしたいなと思いますし、このメンバーでできる最後のシングルになるので、大切に大切に作っていけたらなと思いますね。

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4thシングルの活動を持って櫻坂46を卒業する渡邊理佐と原田葵

4thシングルで卒業する渡邊理佐は、4thシングル”五月雨よ”と、自身がセンターを努める共通カップリング曲(23名のメンバー全員参加)の2曲のみの参加となった。

菅井友香は、4th活動期間中は、ミュージカル”カーテンズ”に専念するため、4thシングルではメンバー全員参加の共通カップリング曲のみの参加となった。

★渡邊理佐コメント
(最後のシングルとなる)4枚目を楽しい期間で終えられるように、悔いなく全力で制作に参加できたらいいなと思いますし、他に挑戦してみたいことだったりっていうのも摸索したり、さらに成長できる期間にしたいなと思います。

★原田葵コメント
思い残すことのないように、最後までやり切りたいなっていうのはあります。
武元唯衣ちゃんが、”思ったより早い!”って泣いてくれて、そうやって言ってくれるのはすごく嬉しいなって思ったし、残せるものはたくさん残してから卒業したいなと思いました。

欅坂46から改名したものの、思ったように人気が伸びない桜坂46。

現行メンバーの外仕事が少なすぎて、新たなファンを獲得するチャンスがないというのが大きな課題となっている。

平手友梨奈時代の欅坂46は、ライブフォーマンスだけで新規のファンを取り込めたのだが、今の櫻坂46にそんな力はない。

欅坂46のイメージを追いかける今の表題曲の戦略はもはや限界に来ている。

4thシングル”五月雨よ”に、どんな仕掛があるのか秋元康総合プロデューサーのお手並み拝見である。

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コメント

  1. Xu Chonglin より:

    『五月雨よ』の選抜メンバーは15人で、3列目は7人です。3列目の上手端は大園玲さんで、上村莉菜さんの隣です。この記事で大園玲さんにまつわる内容が抜けております。
    3列目(下手から順に):武元→松田→井上→土生→関→上村→大園

    • susumutaira より:

      Xu Chonglin様
      ご指摘の通りです。
      早速記事を訂正いたしました。
      ありがとうございます。
      管理人