12thシングル”太陽ノック”で生駒里奈センターが復活!
12thシングル”太陽ノック”、2015年7月22日リリース。
累計売68.0上万枚(前作”命は美しい”62.2万枚比109.3%)で、松村スキャンダルを脱して、順調なセールスを記録した。
2015年4月某日、都内某所に緊急招集をかけられた乃木坂メンバーたち。
運営委員長の今野義雄が、”ここで12thシングル””の選抜メンバーを発表する。”と告げる。
3列目:センター経験者の堀未央奈がまさかの選抜落ち、OL兼任アイドル新内眞衣が初選抜入り
今回は通常に戻って、3列目から発表である。
選抜人数は18人、5-5-8のフォーメーションで、いずれも前回と同じとなった。
★⑱ 衛藤美彩
4作連続、通算5回目の選抜だが、そのいずれも3列目である。
★⑰ 新内眞衣
深川麻衣に次いで、グループで2番目の年長メンバーで、OL兼任アイドルの新内眞衣(23歳)が初の選抜入りを果たした。
2期生では、堀未央奈・北野日奈子・相良伊織に次いで4人目の選抜メンバーである。
11th選抜メンバーだった2期生の堀未央奈と相良伊織の二人が、今回(12th)は選抜落ちしてしまったため、初選抜の新内眞衣が、2期生ではたった一人だけの12th選抜メンバーとなってしまった。
2015年3月22日から、OL兼任アイドル 新内眞衣のまいちゅんカフェ(bayfm)のパーソナリティに抜擢されたことや、”乃木坂46 カフェ2015~命は美しい~”(2015年3月27日~5月10日)でカフェマネージャー(ドリンクメニューやフードメニューをプロデュース)を務めるなどの多彩な活動が評価されたもの。
OLやってるから選抜は無理だろうっていわれてたのを
いわれてた声に負けないように頑張ってきたつもりではあるんですけど
いざ選抜ってなってみるとやっぱり
そういうのの両立ってやっぱり大変そうかなって思ってて
会社の人には今まで以上に迷惑をかけてしまうこととか
沢山あると思いますしつらいことでしょぼんってしてたらアイスおごってください
後に、新内は初選抜に選ばれた喜びを、”もうこれでいつ乃木坂46を辞めても良いと思った”と表現している。(新内眞衣卒業セレモニーVTRでのコメント)
★⑯ 井上小百合
9th以来3作ぶり、通算8回目の選抜メンバー入りである。
アンダーになってグループを客観的に見るようになったから
なんかその自分がどういうポジションなのかとか
必要性とかすごい考えるようになったので
アンダーで学んできたものを出さなきゃいけないなと思います
★⑮ 伊藤万理華
独特の個性を発揮してグループ内での存在感を増している伊藤万理華、2作連続、通算5回目の選抜入りを果たした。
★⑭ 齋藤飛鳥
伊藤万理華と同じく、2作連続、通算5回目の選抜入り。
2015年3月号よりファッション誌CUTIEの専属モデル第1号となるなど、2015年は齋藤飛鳥にとって飛躍の年となっていく。
★⑬ 星野みなみ
4作連続、10回目の選抜入りである。
★⑫ 斉藤優里
3作ぶり、6度目の選抜メンバー入り。アンダーでの頑張りが評価された。
私が選抜にはいるのが”夏のFree&Easy”ぶりで
ファンの人の間でもすごい夏女って言われるようになってて
どんな事があってもみんなのことを
前向きに雰囲気とかを持っていけるように頑張っていきたい
★⑪ 松村沙友里
不倫・路チュースキャンダル発覚で、紅白出場取り消しの張本人として、ファンからのバッシングを浴び続けている崖っぷちアイドルだが、今回も選抜入りを死守した。
ポジションは11thと同じ。
今回の選抜発表での最大のサプライズは、7th”バレッタ”でセンターを努めた堀未央奈が前代未聞の選抜落ちしてしまったことだ。
2列目:高山一実の福神復帰、一方で生駒・堀というセンター経験者の名前がまだ呼ばれていない。
★⑩ 深川麻衣
10作連続での選抜、4作連続での福神入りと、乃木坂の中枢メンバーに定着したといえるだろう。
★⑨ 秋元真夏
9作連続選抜、4作連続の福神入りを継続中。
★⑧ 桜井玲香
全作での選抜継続で、4作連続の福神入り。
★⑦ 若月佑美
10作連続の選抜、2作連続の福神入り。
二科展連続入選や舞台主演(ヴァンパイア騎士・2015年1月・博品館劇場)など、単独での活躍が目立っている。
★⑥ 高山一実
全作選抜は継続中、なんと6作ぶりの福神入りである。
千葉県南房総市の観光大使
文才を活かしてのダ・ヴィンチ(KADOKAWA)での連載や、ネット配信番組でのレギュラーMC、千葉県南房総市の観光大使など多方面での活躍が目立っている。
このところ2列目の常連であった生駒里奈が呼ばれなかった。
さらにこの時点で、堀未央奈もまだ呼ばれていない。
部屋の空気が次第にひりついていく。
センターは生駒里奈(6度目)、堀未央奈がまさかの選抜落ちという衝撃!
★⑤ 橋本奈々未
全作での選抜・福神を継続中
★① 白石麻衣
橋本と同じく、全作での選抜・福神を継続中
★④ 生田絵梨花
11回目の選抜、8回目の福神入りである。
舞台主演(虹のプレリュード・2014年10月)や、フジテレビゴールデンの連続ドラマ”残念な夫”にレギュラー出演を果たすなど、幅広い活躍が目立っている。
★② 西野七瀬
3度のセンターをt努めるなど、乃木坂46の中心メンバーとして十分な活躍を示している。
★①センター 生駒里奈
AKB48との交換留学(2015年3月まで)を終えた生駒里奈が、7作ぶりにセンターに復帰した。
久しぶりに頭が真っ白になりました。
あの兼任になって乃木坂のために 兼任で学んだこととかを活かすっていう面では すごく良いチャンスをいただいたなって思ってて。
でも正直乃木坂を作っていく段階でのセンターしか経験してなくて
まいやんとか未央奈とかなーちゃんとか生ちゃんは 乃木坂が大きくなってからの勢いを保ちつづけたままの 乃木坂を引っ張っていったセンターなので、教えてもらいながら自分なりに。
本当にこの夏が勝負 。
これで年末(紅白歌合戦出場)が決まるといっても過言でないので。
乃木坂46選抜史上最大の謎:センター経験者堀未央奈は、なぜ選抜から外されたのか?~堀未央奈は”孤高の人”~
12th選抜発表での最大のサプライズは、7thシングル”バレッタ”でセンターを努めた2期生の堀未央奈が選抜メンバーから漏れたことである。
▼選抜落ちが確定して目に涙を貯める堀未央奈
堀未央奈は乃木坂46の2期生のオーディション合格した日の翌日(2013年3月29日)に地元岐阜の高校を中退している。(『乃木坂46物語』鈴木634著より)
乃木坂46のためにすべてを岐阜に置いてきた(『BUBUKA』インタビューより、2015年8月号101頁)のである。
運営(=今野義雄)は、そんな堀に無情の選抜落ちを告げたのである。
なんで運営は、退路を断って乃木坂46に飛び込んだ堀未央奈にこんな過酷な試練を強いたのだろうか?
堀未央奈とは乃木坂46の未来であるとまで秋元康総合プロデューサーに言わしめた逸材は、なぜアンダー落ちしなければならなかったのか?
7thバレッタでいきなりセンターに抜擢されて、天狗になってしまったから。
堀のセンター抜擢で、1期と2期の関係がギクシャクしてしまったので、1期生のガス抜きのためにアンダーに落とした。
などもっともらしい理由が取り沙汰されたが、現在にいたるまではっきりとした理由は謎のままである。
乃木坂46の2期生オーディションで、その透明感や存在感で秋元康総合プロデューサーの目に留まった堀未央奈。
しかしそれまで堀は、ダンスや歌の正式なレッスンを受けたことがなかった。
乃木坂46に研究生として加入してレッスンに励む日々の中で、ダンスや歌が決して得意ではないこと、他の研究生より劣っていることを思い知らされていく。
そんな中での7thシングルでのセンター抜擢であり、堀にとっての苦難の道の始まりでもあった。
2016年5月28日放送のNHK”乃木坂46SHOW”の中のコーナー”桜井キャプテンのお説教部屋”で、当時のことをこう振り返っている。
バレッタ以降ずっと自分に自信が持てなくて、10th、11thの頃には乃木坂を辞めようとまで思い詰めていました。
その気持ちを吹っ切るために髪を切りました。
そうしたらアンダーに落ちてしまった。
でも私は大丈夫、髪も切ったし決意も新たにしたから大丈夫だって思って、ここでちゃんと自分に自信を持てるようになって、また選抜に行きたいなと思って、気持ちを切り替えました。
しかし、この経験は堀にとっては過酷過ぎるものだったようだ。
それは、トラウマとなって堀の乃木坂メンバー人生に影を落とし続けた。
これ以降、堀の乃木坂46への想いは微妙に屈折していく。
自分だけでなく、冷遇され続ける同期の2期生を守るのが自分の使命だという想いが日増しに強くなっていくのである。
2020年11月27日の夜、堀は26thシングルのc/w曲で、初のソロ曲”冷たい水の中”のMVで、乃木坂46からの卒業を発表するのだが、その2カ月前の9月18日の755でこんな風に語っている。
後悔するのが人生だし
思い通りにいかないのが人生
だからこそ何度も立ち上がって
諦めないぞ負けないぞって
頑張れるんですよね
要は考え方
人間はみな誰かのおもちゃじゃないし
じぶんの足でじぶんらしく
生きていく権利があります
私は私の人生を謳歌していく
(自分を評価してくれる場所で行きたいね)というファンの声にに対して
評価されなくてもいいよ
じぶんでじぶんを褒めてあげられれば
どこにいたって頑張れる
堀のこの発言を見て、彼女が抱えていた孤独と闇の深さに震える。
堀未央奈は”孤高の人”であった。

”堀未央奈は、選抜落ちしたから髪を切った”という誤解は何故生まれたのか
乃木坂46加入以来ずっとロングヘアだった堀だが、12thシングルの時期に突然髪を切った。
多くの乃木坂ファンが、堀未央奈は12thシングルで選抜落ちしたから髪を切ったのだと思っている。
もっともらしい解釈だし、さらにそれを裏付けるような映像もある。
それは、乃木坂46のドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方』のラストのシーンだ。
乃木坂46のドキュメンタリー映画『悲しみの忘れ方』のラストシーン
堀の映像に、堀の母親のモノローグが被る。
二年前。私の娘は二期生として乃木坂に入り、いきなりセンターとして活動を始めた
最初だけセンターで、あとは落ちていく一方だった
ファンからのイメージは、『謎めいた感じ』『孤独』
本当の娘は真逆だ
落ちていく自分
自分ではない自分
葛藤していた
12枚目の選抜発表後。
泣き崩れ、床に崩れ落ちる。
未央奈に駆け寄る仲間たち。
乃木坂を辞めるか、髪を切るか
そして娘は ・・・ 髪を切った
そして、主題歌の「悲しみの忘れ方」が流れ出しエンドロールが流れていく。
『悲しみの忘れ方』のラストシーンはフィクションであって、事実ではない
映画”悲しみの忘れ方”では、12thシングルの選抜メンバーの発表後に、堀はグループを辞めるか、髪を切るかに葛藤して髪の毛を切ったように描かれている。
これは丸山健志監督の、映画的な、あるいは過剰な、もっと言えば確信犯的な演出である。
堀が髪を切ったのは、12th選抜発表の前であって、12thで選抜落ちしたから髪を切ったわけではない。
その証拠に、12th選抜発表時のスタジオでは、堀はすでにショートヘアになっている。
▼12th選抜発表を聞く堀未央奈
”髪を切る前は、モヤモヤしていたというか、これからどう頑張っていけばいいのかずっと考えていました。それで『ここからが勝負だ!』と思って、その決意として髪を切ったんです。その直後の選抜発表だったので・・・・・・。”(『BUBUKA』2015年8月号)
丸山氏は15thシングル『裸足でSummer』のMVの中でメンバーを茶色い泥の海で躍らせると言う謎の演出をするほどの迷演出家なので、この程度の映画的な嘘や脚色は許されると思っているのだろう。
堀の名誉のために訂正しておきたい。

2期生は自分が守る!と決めた堀未央奈の覚悟
アンダーに落ちた堀は、その後2期生中心のアンダーメンバーを引っ張る存在になっていく。
14thシングルで選抜復帰した堀は、折に触れて”私が2期生を守る”と発言している。
そのことが堀が乃木坂46に居続けるレゾンデートル(存在意義)となっているように見える。
2020年3月7日に行われる予定だった2期生の単独公演「『乃木坂46のオールナイトニッポン』presents 乃木坂46 2期生ライブ」。
コロナウイルスの感染拡大防止のため中止となり、その代替として行われた2期生によるSHOWROOM生配信。
この2期生単独ライブ用に、秋元康が新曲”ゆっくりと咲く花”を書き下ろした。
その歌詞は、1期生の活躍の陰でアンダーメンバーとして辛い思いを続けてきた多くの2期生の心を語っているようだった。
この歌を生披露したあと、堀は涙で言葉を詰まらせた。
たとえ、運営から推されなくても、選抜メンバーになれなくても、自分というものさえしっかり持っていれば、私たちはどこにいても輝ける。
きっと堀はそんな風に考えているのだろう。



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