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乃木坂46 25thシングル選抜メンバー発表エピソード~”しあわせの保護色”は白石麻衣卒業センター、在籍する1期生11名全員が福神入りの思い出選抜~

アイドル

25thシングル”しあわせの保護色”は、白石麻衣の卒業記念センター曲~1・2列目に1期生全員11名が並んで、白石麻衣の卒業を見送る”思い出選抜”となった~

25thシングル”しあわせの保護色”、2020年3月25日リリース。

累計売上げ111.8万枚(前昨比93.7%)で、16th以来の連続ミリオンセールス(10作連続)はかろうじて維持できたが、3作連続での前作割れが続いている。

選抜メンバー20名は、2月2日深夜放送の乃木坂工事中で発表された。

この曲をもって9年間にわたる乃木坂46メンバーとしての活動を終える不動のエース白石麻衣が順当にセンターに選ばれた。

ちなみにこの放送回の収録が行われたのは、2020年1月9日(乃木坂成人式の日)。

白石麻衣が卒業を発表したのが1月7日早朝のことなので、わずか2日後に白石麻衣の卒業ソングの選抜メンバーが発表の収録が行なわれている。

フォーメーションは5-6-11での22名選抜。

24thの18人選抜から4枠増えた。

作曲は 坂道グループへ初の楽曲提供となるMasanori Ura、編曲は武藤星児。

しあわせの保護色 MV

残念だが、”しあわせの保護色”のMVは、近年稀に見る駄作である。

極彩色にいろどられた中華のような世界観の中で、陳腐な振付、しかも練習不足が見え見えなダンスが展開される悪夢のようなMVだ。

橋本奈々未の卒業記念曲”サヨナラの意味”のMVも、”芸術もどき”の意味不明な物語でがっかりさせられたが、あれ以上である。

乃木坂46の最大の功労者である白石麻衣を送り出す記念すべきMVがこれだとは本当に泣けてくる。

なぜこんなMVを許したのか?

秋元康総合プロデューサーを膝詰めで小一時間は問い詰めたい。

しあわせの保護色 動画

25thシングル”しあわせの保護色” 収録曲

25thシングル”しあわせの保護色”の収録曲はこちらで

乃木坂46 25thシングル”しあわせの保護色”のカップリング曲~”じゃあね”・”毎日がBrand new day"・”サヨナラstay with me"・”アナスターシャ”・”I see ‥”・”ファンタスティック三色パン”~
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1期生11名の全員での選抜・福神入りは、白石麻衣の最初で最後のわがままを運営が受け入れたもの

卒業センターは白石麻衣で4人目

25thシングルのセンターには、卒業記念として順当に白石麻衣が選ばれた。

これまで乃木坂46の歴代メンバーで、卒業時シングル曲(アルバムも含む)でセンターを努めたのは、深川麻衣(14th・ハルジオンが咲く頃)、橋本奈々未(16th・サヨナラの意味)、西野七瀬(22nd・帰り道は遠回りしたくなる)の3人で、白石麻衣(25th・しあわせの保護色)で4人目となる。

白石麻衣コメント
やっぱり最後になるので寂しいですよね。最後のミュージックビデオの撮影とか、やっぱりみんなとの撮影も最後となるから、本当に一瞬一瞬を噛みしめてできたらなと思います
(Q:乃木坂工事中でやり残したことは?)
エッ、何でもいいんですか。
DJやりたい。

今すごい興味があるんです。
私何も趣味とかないから、そういうDJとかだったら、メンバーも誰もやったことないし、自分でやってみて”楽しいな!”って嵌ればって興味本位です。

白石は、乃木坂46の25枚すべての標題曲で選抜メンバーに選ばれ、福神にも選ばれ続けた。

白石のセンター回数は、今作で5回目。

西野七瀬の7回目、生駒里奈の6回目に次ぐ記録で、意外に少ないことがわかる。

白石は、6th”ガールズルール”で初のセンターに抜擢されたが、たった1回きりで7th”バレッタ”で2期生(当時は研究生)だった堀未央奈にセンターを奪われる。

その時口惜しさのあまり、桜井玲香に縋って号泣している。


それほどセンターに拘りがあった白石だが、ある時期から選抜のポジションにまったくこだわらなくなった。

それは、白石が乃木坂46の中で確固たる地位を築いたことを自覚したからである。

どのポジションでも自分はその役割を全うして、センターを盛り上げられる。

その中で必ず自分も輝けることを信じることができたからだ。

だからこそセンター回数は少なくても、白石麻衣は歴代メンバーの中で、誰もが認める、紛れもない乃木坂46のエースたりえたのである。

白石麻衣は、乃木坂46にとって非常に有能な、何でもできる貴重な戦力であったのだ。

そういう意味でも白石麻衣の卒業は運営にとっては本当に大きな損失である。

白石もそのことを十分に理解していたので、ここまで卒業を遅らせてきたのだ。

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25thシングルフォーメーション 5-6-11

24th選抜から外れたのは、卒業した桜井玲香と4期生筒井あやめの2人。

代わって25thの選抜入りしたのは、井上小百合(19回目)、樋口日奈(4回目)、中田花奈(8回目)、和田まあや(2回目)の1期生4人と、岩本蓮加(2期生・3回目)、大園桃子(3期生・6回目)の6人。

 

1・2列目に1期生全員(11名)が並んだ

1列目

白石麻衣:センター(5回目)、全25作品で選抜メンバー入りしたままでの卒業となる。

生田絵梨花:休養中だった9th以外の全作品で選抜入り、16作連続・通算22回目の福神入り。

松村沙友里:全25作で選抜入り、15th以降11作連続・通算20回目の福神入り。

齋藤飛鳥:11th以降15作品連続・通算18回目の選抜入り、13th以降連続13作(通算13作)での福神入り

星野みなみ:9th以降17作連続・通算23回目の選抜入り、23rd以来で通算10回目の福神入り。

2列目

高山一実:全25作品選抜入り継続、23rd以来通算12回目の福神入り。

秋元真夏:4th以降22作連続の選抜入り、23rd以来通算17回目の福神入り

井上小百合・樋口日奈・中田花奈・和田まあやの選抜・福神入りは、は白石送別のための”思い出作り”である。

すでに井上小百合も2020年春ごろを目途に、乃木坂46を卒業することを発表している。

結成から9年目で、現在まで残っている1期生は11人で、その全員が選抜メンバーで11福神となったのだが、この人選は白石麻衣が希望したものだろう。

”1期生は乃木坂結成初期のまだ人気がない苦しい時期を一緒に過ごした戦友”であるという白石の想いを汲んだ運営が、11名の1期生全員を選抜メンバーに選んだのだ。

実に白石麻衣らしいエンディングである。

中田花奈は、19th以来、通算8度目で、これが最後の選抜入りとなった。

中田花奈コメント
まいやんを送り出す形として1番良い形にするために、きっと選んでいただいたと思うので、(中略)(白石は)乃木坂46のことを考えて支えてきてくれたから、逆に恩返しできたらと思います。

樋口日奈は、20th以来・通算4度目の選抜入り。

樋口日奈コメント
(涙をこらえながら)やっぱり選抜メンバーとして名前を呼んでもらえるのはすっごく嬉しくて、9年間やってきて、毎回この瞬間がドキドキするし、呼んでもらえた時はすっごく嬉しくて、今まで乃木坂で頑張ってきてよかったなって、素直に本当に思いました。

まいやんの卒業シングルっていうことで、ずっと乃木坂を引っ張ってくれて、カッコいい背中を見せてくれたまいやんの卒業ソングに、こうやって自分も素敵な場所に選んでもらえてありがたいなって、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

●樋口日奈2020・02・04ブログ(抜粋)
25thまいやん卒業シングル、
選抜メンバーとして、最後まで1期生みんなと活動できること、凄く嬉しく思います。
感謝の気持ちでいっぱいです。
ありがとうございます!!!
この8年間何度も悲しい涙を流したけれど、
あの瞬間名前を呼んでもらえて、
「今日まで乃木坂46として頑張ってきて
本当に、本当に良かった…(´;ω;`)
選抜の2列目という夢のポジションに立たせてもらえるなんて…」
そう強く感じ、嬉し涙が流れました。
今までの出来事が走馬灯の様に浮かんだよ。
お話ししたいことが沢山あるのに、
先に涙が溢れちゃう。
言葉にしたいのに…
決して一言では言い表せないこの気持ち。
今日まで味わってきた様々な感情が、
一気に胸に溢れます。
選抜発表後、
まいやんが抱きしめてくれました。
もう、涙が止まらなかったです(´;ω;`)
まいやん、ありがとう(´;ω;`)♡
25thシングル、大好きなメンバーのみんな、
乃木坂を応援して下さるみなさん、
いつも支えて下さるスタッフのみなさん、
全ての方と沢山の思い出を作りたいです♡

樋口は、大好きな西野七瀬の卒業シングルとなった22nd”帰り道は遠回りしたくなる”では、自分が選抜メンバーになれなかったことをとても悔しく思い、悲しんでいた。
今回白石の卒業ソングで一緒に活動できることを心から喜んでいるのだ。

和田まあやは、8th以来・通算2度目の選抜入り。

▼和田まあやコメント
久しぶりに選抜メンバー発表で名前を呼ばれて、すごくうれしかったのと、まいやんが今回最後で、それを近くで見送れるっていうのが凄くうれしくて、大好きなメンバーが周りにいて嬉しいです。

白石麻衣の卒業ソングがどんな曲調になるかはまだわからないが、ハルジオンが咲く頃サヨナラの意味をしのぐ名曲であってほしいと切に願う。

3列目11名:2期生3名、3期生6名、4期生2名

2期生からは、堀未央奈(12作連続・通算17回目)、新内眞衣(10作連続・通算11回目)、北野日奈子(3作連続・通算8回目)の3人が選ばれた。

3期生からは、山下美月(2作連続・通算5回目)、与田祐希(連続6作・通算7回目)、大園桃子(23rd以来・通算6回目)、久保史緒里(3作連続・通算4回目)、梅澤美波(連続5作・通算5回目)、岩本蓮加の6名。

4期生からは、遠藤さくら(2作連続・通算2回目)と賀喜遥香(2作連続・通算2回目)が選ばれ、筒井あやめ一人が24thから選抜落ちした。

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